みやこのこのみ

ライター&ライフスタイルコーディネーター、前川みやこのブログです。
日々の生活の中で、心にピピッと響いたもの、こと、ひと、ことばなどを
つれづれなるままに書き綴ります。


テーマ:
台風9号台風の関東地方上陸により
私の住む東京の多摩地区は、水浸しになった。
西武線西武9000系が全部運休してしまったお陰で
まったく身動きが取れず、
意を決して外に出れば、暴風雨で、危うく遭難……
いやはや、参りました。あせる

そもそも日本という国は、春夏秋冬の四季があり、
春と夏の間に梅雨が、
8月から9月夏から秋にかけての時期には
必ず台風が来ることになっている。

最近では、異常気象の影響で、
梅雨の時期にも台風が来たりもするが、
それにしても
日本にばかり、何で毎年台風が来るのだろうか?
台風っていったいなにものだっけ?

遠い昔、学校で習った記憶があるが
ちょっと思い出してみよう。

新しい気象衛星ひまわり8号により、
巨大な渦を巻いた台風がグルグルと回転しながら
日本列島に接近する衛星からのリアルな映像
当たり前に見ることができる時代である。

台風

この白い渦巻きを見ると、
台風は、意思を持った巨大な宇宙生物みたいだが
あくまでもでっかい雲の固まりで、
もともとは普通の低気圧なのだそうだ。

湿った空気が暖められると膨張して軽くなり、
気圧(空気の圧力)が低くなる。
軽くなった空気は上に向かうので上昇気流が起こり、
湿り気=水蒸気が上空で冷やされて水滴になってができる。

この上昇気流が活発になると、
どんどん雲が発達して
お馴染みの“夏のいたずら小僧”積乱雲になるわけだ。
ここまでは、理科のお勉強レベルの話。

地球で常に気温が高く水分が多い場所といえば、
もちろん赤道付近の熱帯の海
このあたりでは
常に海の水が蒸発して低気圧となって上空に溜まり、
積乱雲だらけの状態なのだ。
その積乱雲がひとつの大きな固まりになって渦を巻き、
だんだん渦の中心の気圧が下がって
熱帯の海で発生した低気圧
その名も『熱帯低気圧』になる。

その熱帯低気圧が発達して、
中心の風の強さが風速毎秒17mを越えたもの
『台風』と呼ぶのだそうだ。
あくまでも風速が基準、気圧は関係ない。

ちなみに、『台風』の仲間に
『ハリケーン』『サイクロン』というのもあるが
日本の南東の海上、
北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)
または東シナ海で発生し、
低気圧内の最大風速が17m/s以上のものが『台風』

北大西洋カリブ海メキシコ湾北東太平洋で発生し、
風速が33m/s以上になった熱帯低気圧が『ハリケーン』

ベンガル湾アラビア海などの北インド洋で発生し、
風速が17m/sを越えた熱帯低気圧が『サイクロン』
というように、発生したエリアの違いだった。

台風の仲間
台風の仲間(日本気象協会tenki.jpより)

では、ここで本題。
台風はどうして毎年日本に来るのか?

日本のはるか南東の海上で、
積乱雲は当たり前に生まれ、台風は1年中発生している
台風は、自力で動くのではなく上空の風に流されて動くので
そのままだったら、日本には全く関係ない話だ。

ところが、低緯度の赤道に近い熱帯地域では
いつも「貿易風」と呼ばれる東風が吹いおり、
北半球は地球の自転の関係で北に向かう対流が流れているため、
そこで生まれた台風は西に流されながら北上
つまり北西に流されながら進み始める。

そのまま進めば行き先は中国大陸なので、ぎりぎりセーフビックリマーク
日本の春や秋、冬の頃は、貿易風にそのまま乗って、
フィリピン中国南部だとか、
ヴェトナムの方向に行ってしまうことが多いので、
あまり日本には来ない

ところが、途中で貿易風の力が弱まると、
台風はそのまま真っ直ぐ北上し始める。
おまけに、日本列島のある中緯度のあたりに来ると、
今度はそこに吹く「偏西風」と呼ばれる強い西風の影響を受けて、
急速に進路を東向きに変え急カーブする。

まさに、日本の真上を通ることになるのだ。爆弾

経路
台風の月別の経路(気象庁HPより)

気温の高い夏は
南の海でもいちばん台風が多く発生するのだが、
その時期は日本の上空に太平洋高気圧が勢力を伸ばしているので、
それが壁となって日本には近づくことができない。

夏の終わりにかけて、太平洋高気圧が弱まると、
太平洋高気圧の北側の縁に沿って北東に進むので
図のように日本に接近するというわけだ。

そして、冬になると今度は日本を覆う寒気によって、
台風は再び近づけなくなる。
つまり、熱帯地方で生まれた台風は
偏西風によって日本列島付近を通るコースを進み、
太平洋高気圧や寒気団の力が弱い8月末から9月に、
日本にいちばん接近する
そして、偏西風と太平洋高気圧の勢力のバランス次第で、
日本への影響が大きく左右されるということなのだ。

今回は、久々に関東地方に上陸したので、
そのパワーを実感した。
我が家の近くを走る西武多摩湖線などは、
土砂崩れで線路が埋まってしまい、
ちょうどそこを通りかかった電車が土砂に乗り上げる
という事故があった。

4両編成の電車に乗客は6人きりだったので
けが人などはいなかったが、
復旧までに1ヶ月はかかるそうだ。
あの『西武園ゆうえんち』に行く線
しかも単線なので、
夏休み最後のかき入れ時に
西武鉄道は大損害なのではなかろうか。

多摩湖線

こんなニュース画像を見ると、
上空で冷やされて出来た水滴の固まり=雲が発達しただけなのに、
台風のパワーは凄まじいなと思う。
そのパワー源は、
海から発生した莫大な水蒸気だ。
水蒸気が凝結して水滴になる際に
熱エネルギーが放出されるのだそうだ。

海上を進みながら、
常に温かい海からの水蒸気をエネルギーに変えて発達
台風はどんどんパワーアップしていく。
ニュースでよく耳にする
「台風○号は発達しながら海上を進み……」
とはこのことだ。

台風はこれから9月にかけて、まだまだ日本にやってくる。
次回は、台風に対する防災対策などを書いてみたいと思います。







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