みやこのこのみ

ライター&ライフスタイルコーディネーター、前川みやこのブログです。
日々の生活の中で、心にピピッと響いたもの、こと、ひと、ことばなどを
つれづれなるままに書き綴ります。


テーマ:
沖縄は早くも梅雨明けしたそうだが、
日本列島は、梅雨雨のまっただ中である。
傘を持って出かけるのが大嫌いなので、
私は梅雨が大嫌い
ま、梅雨が好きだとういう人は少ないだろう。

庭の紫陽花あじさい。が、雨に濡れて色鮮やかに咲いている風情だけは
いつも見とれてしまうけど……。

アジサイ

この季節、各地で土砂災害のニュースが報じられるのも
当たり前になっている。
ここ数日、大地震で甚大な被害を被った九州
集中豪雨が降っているようで、
被災された方々は、本当に大変だと思う。

そもそも、日本は国土の70%が山や丘陵という、
まさしく山国だ。
しかも、狭い面積に高くて険しい山がそびえているため、
川が山頂から海まで流れ落ちる距離は、当然短い

セーヌ川やロアール川、
コロラド川、メコン川などの世界の川に比べて、
日本の川はその長さが1/3ほどしかないらしい。
傾斜が急で短い……それだけ川の流れが速いということになる。

川の流れが速ければ、それだけ山を削る力も強い
特に日本の山は崩れやすい地質のため、
川に削られたり雨で地盤がもろくなっていて、
ひとたび増水すれば、土砂災害の危険性が大となるわけだ。

雪解け水による土砂災害が多いのも、
国土の50%が積雪地帯であるという日本の特徴だそうだ。
世界にも雪の多い国はたくさんあるが、
そのほとんどが雪の多いところに人は住んでいない。
豪雪地帯にも、札幌のような大きな街のある日本は
土砂災害による被害の割合も高いのである。

おまけに、日本は世界の中でも、特に雨の多い国だ。
1年間の平均雨量は約1700㎜
世界の平均雨量が980㎜というから、なんと2倍近い

しかも、1年間平均して降るのではなく、
梅雨、台風、秋雨など、
四季の中のある時期に集中して降るときている。
集中豪雨もまた、日本の宿命なのだ。

山に囲まれ緑が多く、
四季があって豊かな水に恵まれたうるわしき国は、
見方を変えれば、
もともと土砂崩れが起きやすい国でもあったというわけだ。

狭い平地には街が広がってたくさんの人が生活している。
特に大都市の周りでは、
地形や気候を無視して斜面を切り開き、
谷だったところを埋め立てたりして都市開発が進められたため、
がけのすぐそばや谷の出口まで住宅地となっているところも多い。

そこに、近年の地球温暖化による集中豪雨
ゲリラ豪雨の増加。
それらが原因で、年々土砂災害の件数が増え、
災害の規模も大きくなってきているというわけだ。

土砂災害には大きく分けて3つのパターンがあるという。
第1が『土石流』
大雨などで山が崩れて、
その土砂や岩があふれた川の水と一緒に
ものすごい勢いでふもとに流れていく現象のことだ。

土石流
国土交通省ホームページより

そのスピードは、なんと車なみの時速40㎞~50㎞とか。
谷を削りながら途中の岩や大木まで巻き込み、
谷の出口となる平野部分で扇型に土砂が広がって、
ふもとの人家や畑などを押し流すのだから、たまったもんじゃない。

その勢いがあまりにすごいので、
昔から地方ごとに『山津波』『蛇抜け』『鉄砲水』
などと呼んでいるところもある。

平成26年8月の豪雨による広島市の土砂災害は、
まだ記憶に新しい。
8月20日午前3時20分から40分にかけての
局地的な大雨によって
安佐北区、安佐南区などの住宅地背後の山が崩れ、
土石流があちこちに多発。
土砂崩れ170か所、道路や橋梁への被害290か所
死者は74人、重軽傷者は44人
1983年8月に島根県西部で起きた
豪雨による土砂災害以来の大きな被害となった。

2番目が『がけ崩れ』
大雨や地震によってがけの斜面がゆるんで、
一気に崩れ落ちる現象のことだ。
がけの下に建つ家が土砂に埋まるだけでなく、
がけの上の家も一緒に崩れ落ちる危険がある。

また、一気に大量の土が崩れ落ちるので、
逃げ遅れることが多く、
人命が失われる確率の高い災害なのだそうだ。
平成26年10月6日、
首都圏を襲った台風18号によりがけ崩れが多発した。
横浜市中区で、がけの下のアパートが倒壊し、
中で寝ていた男性が死亡したというニュースには
さすがにビックリした記憶がある。
都市部であっても、がけ崩れは起きるのだあせる
六本木近辺も、危険ながけが結構あるらしい。

3番目が『地滑り』
地層の中の水を通しにくい層の部分に、
雨や雪解けの水がたまり地面を押し上げ
斜面が広い範囲でゆっくりと滑り落ちる現象。

地滑り
国土交通省ホームページより

まるで、崖がそのまま滑り落ちてくるみたいに
広い範囲にわたって土砂が移動するので、
家や田畑、道路や鉄道など広いエリアが被害を受ける。

昭和60年7月、長野市の中心部、善光寺の裏にそびえる
標高733mの地附山(ちづきやま)で地滑りが発生し、
山の中腹にあった養護老人ホーム『松寿荘』を飲み込み、
ふもとの住宅64棟が倒壊。
『松寿荘』にいたお年寄り219人の内、
26名が亡くなったという災害があったそうだ。
すべり落ちた斜面の面積は約25ヘクタール
長さ700m、幅500m、深さ60mの
巨大な斜面が滑り落ちるという大規模な地滑り災害だった。

土砂災害は、地震や台風のように
突然、爆発的なパワーで襲ってくるのと違い、
雨がザーザー降り続き、ジワジワとくるものなので、
危険を回避する余裕はまだある。

土砂災害はこの国の宿命
雨が降り続いたら、待避すべし
日頃から肝に銘じておけば、かなり防げるのではないかと思う。

豊かな川の流れや、恵みの雨
何ヶ月も雨が降らず、干ばつに悩まされる国から見たら
本当に羨ましいことだ。
自然と共存しながら、どう折り合いをつけていくか、
きちんと意識していかなければならないな
つくづく思う。

そんな折り合いの付け方については、次回に。








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