パレスチナの「ガザ」という地名を聞くと物騒なイメージばかり湧いてしまう。

ニュースであれだけ空爆や、テロ(と言われる行為)の映像が流れれば、

全く無理のないことかもしれません。

 

しかし「ガザ」とは「ガーゼ」の語源であるという説があるくらいパレスチナでは古くから織物文化が盛んでした。シルクロードの西の端に位置していたことがさらにそれに拍車をかけました。

 

しかし、1948年のイスラエル建国にともない、産業は途絶えてしまい、

そこに住んでいたパレスチナの人たちも難民となってしまいました。

そんな彼らにとって、普段から身につけていた文化の象徴たる衣類が

彼らのアイデンティティーを支えました。そのひとつが「カフィーヤ」です。

 

今、パレスチナに残された織物工場がたった一つ。

その唯一残された工場で作られた、最後のパレスチナ製織物が

「ラスト・カフィーヤ」です。

 

 

パレスチナ・アマル|ラスト・カフィーヤ|fuji ami|藤色×白×黒

 

  

 

ガザの市旗と街並み(wikipediaより)

 

 

シルクロードの交流により出逢ったパレスチナの織物文化と日本の技術の融合


 

 

「ラスト・カフィーヤ」は現地の職人が大切に使い続けてきた。

1950~70年代の日本製のヴィンテージ織機(SUZUKI LOOMなど)で作られています。

平織りに糸を植え付けて生み出される織物はかつて日本でも用いられてきた技術。

それがまだ残っていることに日本の職人も驚いています。

その技術がシルクロードの反対側で、それも日本の機械で息づいている。

「日本製は素晴らしい。100年は使い続けるぞ!」と工場オーナー。

美しい織物があるから機械に活躍の場が生まれるものだと思います。

 

 

そんな「ラスト・カフィーヤ」の工場がある街「ヘブロン」は

イスラエルからの強硬派が入植しており、緊張感が漂っています。

それでもマーケットは開かれ、活気がみなぎっているのは、

その文化伝統の残る故かもしれません。

 

カフィーヤとは


 

もともとは農作業をする男性が日よけとして頭に巻いていたのがカフィーヤです。

沖縄や東南アジアなどの南国にいた方にはわかると思いますが、

特に日差しの強い日は出来るだけ肌を露出したくないもの。

正直、ツバだけでは足りない。頬から下も覆いたくなります。

 

他にも風呂敷として使われるなど、大判なので用途は多彩。

敷物やお子様を包むのに。柄が美しいのでタペストリーやテーブルクロスにも。

 

パレスチナ・アマル|ラスト・カフィーヤ|kuro colorful wave|黒×カラフル

 

 

品質について


 

 

ラスト・カフィーヤとの出会いは一期一会。

一点物が多く、現地の工場は商品開発に力を入れているので、同じものを入手するのは難しいです。

品質は染色堅牢度検査(品質検査)でもほぼ5という高評価。

汚れても洗濯ネットに入れて気軽に洗うことができます。

また、特定芳香族アミンという発がん性物質も使われておらず(検査済)、安心してお使いいただけます。

(パレスチナ・アマルHPより)

 

 

パレスチナ解放機構(PLO)の故アラファト議長による基金を受けて

運営されているラスト・カフィーヤ。

 

鮮やかで美しいこの大判の布を身につければ、そこに織り込まれた

平和を希求するパレスチナの人々の思いと、悲しみの中で生きる力強さが伝わってきます。

 

 

 

インターネットの普及ですぐに世界中の情勢を知れるようになった反面、

その便利さによって、一つ一つの情報の重みが薄れてきているように感じます。

 

長い伝統を経て今に届けられる文化に直接触れることで、

現実とインターネットの世界に生まれ得るある種の乖離を埋めることができるのかもしれません。

この美しい布を手にしたら、現地の人々の思いが伝わってくるのを感じることと思います。

 

(パレスチナ・アマルのHPと冊子を参照して、加筆編集いたしました)

 

 

三宅商店ではラスト・カフィーヤ以外にも

パレスチナを支援する商品を取り扱っております。

 

パレスチナ・オリーブ オリーブ石けん 120g

 

パレスチナ・オリーブ EXヴァージンオリーブオイル 250cc

 

 

SPEND SHIFT

http://miyakeshop.com/

 

 

 

 

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