2017年05月29日(月) 23時21分46秒

安倍案より、矢部案を支持します。

テーマ:ブログ

(ちょっとむずかしいかもだけど、読んで欲しいデス。)

 

日本国憲法にはこう書いてあります。

 

第九条【戦争放棄、軍備及び交戦権の否認】

1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、 国権の発動たる戦争と、
  武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
  国の交戦権は、これを認めない。

 

素晴らしい条文です。理念としては、これ以上のものはないです。

 

僕は最初の選挙の最終日(2013年)に、朝ホテルでふと、9条を読み直した時に、今まで何度も読んでいたのに、この時は涙が出るほど刺さったのです。で、それをホテルのメモ用紙に走り書きでメモっていたものが、演説の最後に「あと5分、最後に何を言おうか」と思った時に、ポケットから出て来たので読み上げたら何万人という人がズキューン、となったのでした。偶然的な必然だと思いました。

 

「改めて読むと、日本てスゲーこと言ってる」と思いました。

 

しかしながら、この憲法は自衛隊(警察予備隊)の存在によって最初期から形骸化してきました。その矛盾をついて、安倍政権は、実体としての自衛隊を認め、そこに交戦権、突撃権を付与させる追加条項を設けようとしています。

 

「違憲状態の自衛隊」という法的矛盾を抱えたままでは先に進めなくなってきているというのは、確かに議論の余地のある事です。そうした虚をついて、70年経った今、改憲議論が勃発しているのです。

 

しかし、もしあなたが戦争しない国作りを望むのなら、自衛隊という法的矛盾を「憲法に書いてある通りに戦争を放棄できるような、国際的な条件が整うまでは」という縛りをつけて一時的に認め、そこに「専守防衛」の精神を改めて、釘刺すための追加条項を加えることをこそ、支持して欲しいのです。

 

ここに、「日本はなぜ戦争ができる国になったのか」著者、矢部宏治さんが提案している追加条項を、1つのビジョンとして載せておきます。

 

僕は、安倍案より、矢部案を支持します。

 

 

(追加1条) 国際連合による日本およびその周辺の平和と安全のための措置が効力を生じるまで、敵の侵略を自国の施政下の領域内において撃退するための最小限の軍事力と交戦権は保持する。

 

・1、2行目は朝鮮戦争がまだ終戦していない事等を指します。在日米軍の駐留は、未決の朝鮮戦争に対する見做し国連軍としての米軍の存在理由によって、正当化されています。

 

(追加2条) 2025年以降、自国の領域内における外国軍基地、軍隊および施設は許可しない。この改正された憲法の規定に反する他国との取り決めはすべて破棄する。そのための憲法判断は最高裁判所がおこなう。

 

・2025年までに対話路線平和外交重視の政府と、文民統制の効いた自衛隊が必要。

 

(追加3条) 核兵器の製造、保有、自国の領域内の通過と、原発の稼働は許可しない。

 

・9条による日本の武装解除が、沖縄(当時は日本ではないので、新日本国憲法圏外)への核配備(嘉手納に1300発の核弾頭)がバーターになっていた事実を考えると、原発の存在によって無効化している日本の非核原則を再定義する必要がある。

 

 

 

こういうことを言うと、

同じ「戦争をしない国づくり」を支持する、

左派の中の「護憲派」と呼ばれる方々に怒られます。

 

「お前のいってることは危険だ。憲法は指一本触れなくて、いいのだ。」

と。

 

しかし改憲か、非改憲(護憲)か、の2択で考えるのではなく、

憲法についてよく考え、その機能と(自分にとっての)力を知り、

今抱える矛盾点を補強して(=追加条項を加える)

「戦争をしない日本」

「核を持たない日本」

という理念に向かって、現実との溝をもっと埋めていけるようにする、

という考え方も必要なのではないでしょうか。

 

ちなみに、アメリカの憲法は、

その歴史と経緯の全てを重んじて、

原文には一切手を加えずに、追加条項のみを

ひたすら加え続けて来ています。

 

カナダは、結構な頻度で憲法をバージョンアップさせていますが、

何年もかけた民主的な熟議の末に、なのは言わずもがな。

 

「とにかく、安倍案を食い止めるために!」

今は戦略的「非改憲」というスタンスを固める。

という考えもありだとは思いますが、

「どんな改憲なら目的を達成できるのかを考える」

という事に国民単位で踏み込んでも良いのではないでしょうか。

 

何れにしても自衛隊や原発という存在が抱える法的矛盾を、

憲法上でも解決しなくてはならない日が来るのは確かで、

何十年とかかる議論なら、

今のうちに始めて損はないと、考えています。

 

 

 

最後に、

制定のプロセスからGHQの介入が色濃い日本国憲法を以ってして、

「憲法とはその国の人間によってのみ、書かれるもの」という国際的な定義から外れているのは、日本国憲法の抱える特殊性なのは確かです。

 

しかし、

9条の制定に日米の様々な引き合いがあったにせよ、

その後70年間「戦争をしない国作り」を尊んで来た、大多数の国民の思いと歴史こそが、まさに憲法そのものであり、軽んじてはならないものなのだと、僕は思います。(高度経済成長そのものが、朝鮮戦争による特需から始まっている、など、よーく見つめ直すと、その精神と矛盾する歴史とも、しっかりと向き合いながら)

 

とりわけ右派の方でよく戦中の人々を「苦労をなされた先人の皆さんは」と言いますが、戦後にもう戦争をしない国にしよう、と頑張って来た皆さんのことも僕は「苦労をなされて来た先人の皆さん」だと思っています。その意志を継いで、より理念に近い現実を作れるように仕事していきたいと願っています。

 

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    tamaking

    2017-06-01 04:42:35

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コメント

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5 ■無題

ネット上で、話題。古川俊治・自民党法務部会長⇒『原発のような国策を推進する企業に、ネット上SNS(Twitter)で集団で批判を書き込む行為に共謀罪が適応される』ことが判明へ!!

※つまり政権批判をする市民団体は、監視され盗聴され処罰されるんですよね!?これ、やったら、日本の統治国家が崩壊しますよ。|( ̄3 ̄)|

4 ■無題

ネットで話題ですが、沖縄で米軍基地建設の反対運動をされている、ラッパー大袈裟太郎氏の預金口座が凍結されていたと話題ですが、これは共謀罪の予行演習ですか!?いくらなんでも、やり過ぎですね。あと、安倍政権は、予定通り6月18日までに、共謀罪を成立させるようです。

3 ■右でも左でも中道でも

どのような政党であろうとも一強政権(3分の2以上)状態での憲法改正の論議は、やらないでおいた方がいいのではないかと思います。
異なる考え方を持つ人たちが集まって話し合えるような状況で、それでも「こうしよう」とみなが思える方向で憲法論議をやるべきです。

いまは「対案を出せ」というアベの誘いに乗って同じ土俵に上がるべきではない。

いまアベ一強のこの泥沼状態から抜け出す事が最も重要・緊急課題。国民単位で踏み込むべきは、そちらの方でしょう。

2 ■矢部案には私も賛成

憲法9条は守れ、という前に、憲法を無視出来る現実をなんとかした方がいいと思います。そのために改憲するのはありです。

1 ■蟻の一穴

今の時点でタガを緩めるのは
ありの一穴を安倍政権に与えることになりかねないと思います
客観的な議論が成り立つ状況を作れてからの話でないでしょうか

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