西田の逆対応

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今日の統合学の研究会で、また真行寺君江さんにお会いしました

わたしと同い年の大女優なのですが、なかなか茶目っけがありますね ^^)


さて、個別性と絶対性の関係について・・・・・


東洋大学の竹村先生が西田幾多郎について論じたことばですが、


「人間は個を自覚すればするほど、つまり一度きりのかけがえのない

個を自覚すればするほど、個に徹すれば徹するほど、

絶対者の自己否定の下に成立していることを自覚するのである

ここに、個(相対)の方向に行けば行くほど神(絶対)に縫着するという

逆-対応というということがある」

(竹村牧男:「逆対応」の宗教哲学)


われわれは客観が絶対的、主観が相対的と考えることが多いようです


しかし、


主観を徹底すること、つまり徹底的に自己の内面に目を向けることで

絶対性に到達するということが西田のいう「逆対応」です


いわゆる科学的な客観というのは非常に浅い意味での客観ですね


むしろ、個の視点(主観)を徹底することを介してはじめて得られる

絶対性としての「客観」こそが、本質的な意味での客観性です


てんびん座



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