去年のフィッシングショーで、miracle JIMこと、村田基氏がラインの説明をしていました。
ナイロンラインとフロロラインとでは、アタリの合わせ方が違うとのこと。
JIM氏の動画はこちら
初めはなるほどと感心していましたが、実釣するたびに???
JIM氏によると、
ナイロンラインは比重が小さくて水面に浮くため、リグをボトムに置いた場合、ラインは
下図のような形になります。
合わせは、ロッドを上に煽るだけでフックアップします。
それに対してフロロカーボンラインは比重が大きいため、ラインは沈んでボトムを
這うような感じになります。
そのため合わせは、ボトムを這って出てしまっているラインスラグを巻き取って
ロッドを横に振ることによって、引き合わせるような感じにすると良いそうです。
一見分かりやすいお話ですが、実釣の場ではそうとは限りません
風があったり、流れがあったり、その都度条件が変わります。
特に風があるときには、ナイロンラインは浮いている部分が風に流されて、大きなライン
スラグが出てしまって、アタリ自体を取ることが難しくなるだけでなく、沢山のラインスラグ
を巻き取ってからでないと合わせが効かないことがしばしば
それに対して、フロロカーボンラインは水中に沈むため、ナイロンラインに比べて風の影響を
受けにくく、リグがボトムに着いてから余程時間をおかない限り、ラインがボトムを這うことは
ありません
ある程度重さがある巻物系の場合は、JIM氏の説明通りなんでしょうけれど、気象状況が
変わりやすいハイランドレイクや琵琶湖などでは、ライトリグを使うときはフロロカーボンの
方が使いやすいのです
私が、GT-R nanodaXを使うのを止めて、フロロのGT-R F.Cに戻したのはこういう理由です。