ラインの考察 | Dr.ミーヤンの下手っぴい釣りブログ

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30歳代から釣りを始めた中年アングラーの釣りブログです。釣りを始めるのが遅かったから、若人みたいに
技術が向上する訳でもなく、それでもお魚さんと出会いたいために、頭を使って釣りをしています。

去年のフィッシングショーで、miracle JIMこと、村田基氏がラインの説明をしていました。

ナイロンラインとフロロラインとでは、アタリの合わせ方が違うとのこと。

                                    JIM氏の動画はこちら


初めはなるほどと感心していましたが、実釣するたびに???




JIM氏によると、

ナイロンラインは比重が小さくて水面に浮くため、リグをボトムに置いた場合、ラインは
下図のような形になります。


ラインの説明2


合わせは、ロッドを上に煽るだけでフックアップします。


それに対してフロロカーボンラインは比重が大きいため、ラインは沈んでボトムを
這うような感じになります。


ラインの説明2


そのため合わせは、ボトムを這って出てしまっているラインスラグを巻き取って
ロッドを横に振ることによって、引き合わせるような感じにすると良いそうです。






一見分かりやすいお話ですが、実釣の場ではそうとは限りませんショック!

風があったり、流れがあったり、その都度条件が変わります。
特に風があるときには、ナイロンラインは浮いている部分が風に流されて、大きなライン
スラグが出てしまって、アタリ自体を取ることが難しくなるだけでなく、沢山のラインスラグ
を巻き取ってからでないと合わせが効かないことがしばしばガーン



ラインの説明4


それに対して、フロロカーボンラインは水中に沈むため、ナイロンラインに比べて風の影響を
受けにくく、リグがボトムに着いてから余程時間をおかない限り、ラインがボトムを這うことは
ありませんべーっだ!


ある程度重さがある巻物系の場合は、JIM氏の説明通りなんでしょうけれど、気象状況が
変わりやすいハイランドレイクや琵琶湖などでは、ライトリグを使うときはフロロカーボンの
方が使いやすいのですグッド!


私が、GT-R nanodaXを使うのを止めて、フロロのGT-R F.Cに戻したのはこういう理由です。