住宅の外壁をガラスコーティングしたら簡単に割れちゃうんじゃない? | 太陽光発電&ECO~かーずのLovin' Life~

住宅の外壁をガラスコーティングしたら簡単に割れちゃうんじゃない?

外壁塗装と一口に言っても、塗料の種類は実は結構な数に上ります。

その中で、一般的に住宅に使われている塗料を調べてみたんですが、耐久度順に分類すると

1 アクリル樹脂
2 ウレタン樹脂
3 シリコン樹脂
4 フッ素樹脂

に分けられるようです。

ただ、実際にはフッ素樹脂は高価なので住宅にはあまり使われないかもしれません。どんなものか見たこともありません(^^;

それはさておき、良く使われるのは2 ウレタン樹脂か3シリコン樹脂辺りでしょう。1のアクリル塗料は住宅を長持ちさせようと考えるのならあまり使わないでしょう。すぐにこんな感じにチョーキング現象が起こり、塗り替え時期が来ます。
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我が家で使われているのはおそらく3のシリコン塗料

爪で押したときにぷにょっとへこむゴムのような弾性があるのが特徴です。

この柔らかい塗料は1、2と比べ耐久性が高いことはもちろんですが、それらと比べるとコンクリート住宅を守るのに大きな役割を果たします。

コンクリート住宅は年数がたてば遅かれ早かれクラック(ひび割れ)が発生します。

その際、固い塗料だとコンクリート面と一緒に塗料も割れてしまい、そこから浸水や腐食が進みます。

しかし、柔らかい塗料だとそのような心配がありません。クラック程度の建物の変形なら塗料が追随する(伸びる)からです。
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前置きが少し長くなってしまいましたが、我が家でこれから実施しようとしている液体ガラス塗装ですが、「ガラス」というだけで、ガチガチに固まっているイメージがありますね。

もし、仕上がりがガチガチに固まってしまうようでは、今後のクラック等の建物の変形についていけないのは目に見えています。

液体ガラスは固まってしまえばガラスそのものですので、そんな心配は当然出てきます。

だけど実際はそんなにガチガチになることはありません。

要は下地次第。下地に染み込んだ上で固まるため、下地の性質をある程度引き継いでくれます。

それは前回の記事でちょこっと紹介した「きごころ 」を見ても明らかです。

それから、業者さんが液体ガラスを染み込ませたコーヒーフィルターを持っていたんですが、紙の柔らかさを保ったまま、完全防水になっている様子を見せてくれました。

実際に近所で試験的に一部だけガラスコーティングをしているお宅を見せていただきましたが、下地の柔らかさはほとんどそのままでした。

この事からも、ガラスコーティングによる建物のひび割れリスクはほとんど心配しなくてすみそうです。


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