マルヒデ岩崎製茶のブログ

Welcome to Maruhideiwazaki tea factory!
茶畑から湯のみまで、お茶にまつわるあれこれを楽しくお伝えします。


テーマ:
今日の3時のお茶は、浅蒸し茶。茶



針のような「ツンツン」した形状が特徴的で、とても香りが豊かなお茶です。




山間地で栽培されるお茶は、この「浅蒸し」という製法が多く、



静岡県内だと、本山茶(静岡市葵区)や、川根茶(榛原郡川根本町)、

そして天竜茶(浜松市天竜区)などが有名です。





水色は、黄金色で渋みを少し含んだスッキリとした味わい。




先程も述べたように、「浅蒸し」とはお茶の製法のひとつ。


近年では「深蒸し茶」が人気を博していますが、この「浅蒸し」と「深蒸し」は

ある製法上の過程の違いで、区分されています。





それでは簡単ではありますが、浅蒸し茶と深蒸し茶は

お茶の製造過程で、どこが違うのか・・・!?


ご紹介させていただきます。











まずは茶畑でお茶摘みから。




茶畑で摘まれた茶葉は、摘んだ直後から発酵が進みます。


これは茶葉の中にある酵素の作用で発酵が進んでいくためです。

この発酵を利用して作られるのが、半発酵茶である烏龍茶だったり、

完全発酵茶の紅茶だったりします。



ですが、日本茶を作る上でこの発酵を止めないと、独特の爽やかな風味が出せません。。。



どうにかして、この発酵を止めなくてはいけない・・・・





そこで・・・



どうやってこの発酵を止めるかというと、お茶畑で摘まれた茶葉は荒茶工場に持ち込まれ、

茶葉にを加えて発酵を止めます。


「熱」と言っても、直接火にかけると茶葉の品質が落ちてしまうので、

蒸気で蒸すことで発酵を止めます。



専門用語ではこの工程を「蒸熱(じょうねつ)」といいます。



浅蒸し茶と深蒸し茶では、この蒸す時間の長さが違います


浅蒸し茶は蒸す時間が20~40秒程。

深蒸し茶は60~180秒程。



長く蒸すと、茶葉の中の細胞壁が崩れやすくなり、仕上がりも細かくなります。


なので、蒸し時間の短い浅蒸し茶は、茶葉の形がしっかりと残り、

揉みあげることで針のような形状になるんです。



日本で栽培される茶葉は、蒸し時間を調節すれば浅蒸しにも深蒸しにもなりますが、

やはり品種や栽培地の環境などで浅蒸し向きのものや、深蒸し向きのものがでてきます。



なので同じ静岡県内でも、浅蒸しが盛んな地域や、

深蒸しが盛んな地域がでてくるわけなんです。

ちなみに深蒸しはまだ歴史が浅く、1970年代頃から始まったと言われています。





さてさて、浅蒸しと深蒸しの違いは「茶葉を蒸す時間の長さ」

ということがおわかりいただけたかと思うのですが、

せっかくなので蒸熱後の浅蒸し茶の製造工程も簡単にご紹介します。





蒸された茶葉は「粗揉機(そじゅうき)」という機械に運ばれます。



ここでは、茶葉内部の水分を低下させるため、乾燥した熱風を送り込みながら打圧を加え、

摩擦・圧迫しながら揉みます。



ここからだんだん茶葉の水分含有量を落としていきます。





次に「揉捻機(じゅうねんき)」です。



大きなブラシのような機械がゆっくりと回って、

さらに茶葉を揉んで水分を落としていきます。




粗揉機の時よりもだんだんと水分が少なくなってきました。





そして「中揉機(ちゅうじゅうき)」。

ここでは揉まれた茶葉をほぐしながら、熱風を加えて更に揉んでいきます。




だいぶ水分が落ちてきました。




先程から揉んでばかりですが、お茶を揉むのにはちゃんと理由があります。



まず一つに「茶葉の水分の均一化」を図るため。



ちょっとわかりづらいので茶袋に描いてみました。



上の図の矢印の所(茎や葉脈)は、他の部分に比べ水分が多いので、

一回揉んだだけでは茶葉の中の水分含有量に偏りがでてしまい、

結果、長期保存が難しくなります。


なので、茶葉を何度も何度も揉むんで、水分を均一化して行きます。





そして揉む理由の二つ目「お茶の味や成分が出やすくなる」ということ。

揉むことで、お茶の葉の細胞に小さな傷が多数付くので、香りや旨みといった成分が

抽出されやすくなります。


そのような理由から、茶葉をいろいろな行程で何度も何度も揉むんです。







そしていよいよ荒茶工場での工程もクライマックス。



精揉機(せいじゅうき)」です。


これは個人的にも一番好きな機械。


この機械、車のエンジンの中のピストンのような動きをして・・・



まるで人間が手で茶葉をよるように、茶葉を揉み上げていきます。



ここでの茶葉の投入量や、機械のスピードの微調整は、茶師の腕の見せ所!


熱を加えながら揉んで整形して行き、煎茶らしい外観が出来あがります。






こうしてお茶畑で摘まれた茶葉が、蒸されて揉まれてここまでになりました。

この後、お茶の乾燥器で仕上げの火入れをして荒茶工場での製造過程は終わります。

この時点での茶葉の水分含有量は5%位。




これから、仕上げ工場で火入れを行うことにより、お茶の風味を引き出し

水分含有量を長期保存に適した3%位にまで下げます。


この他、棒(茎)や粉茶などを選別し形を整えて、皆様のお手元に届くお茶の完成です。






あと2カ月もすれば、新茶シーズンの到来。茶

お茶を飲む時に、「そ~いえば、あんなふうにして作ってるんだったよな~」

って思い出していただけると、うれしく思います。





We introduce you about “ASAMUSHI-CHA”

We steamed tea leaves for 20-30sec to stop fermentation

after picked it as soon as possible.

The leaves is mainly grown up at mountain area and is good for ASAMUSHI-CHA

It is good to pour 75-80℃ hot water to brew delicious green tea.



AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

マルヒデ岩崎製茶さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

最近の画像つき記事  もっと見る >>

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。