生きている限り何かを感じたり考えたりしてる訳よ。

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2016-11-24 02:16:33

ダンヒルを長く愛用するには。

テーマ:ブログ

まったく長~くブログアップせずに・・・、

すみませぬ(^_^;)

 

それでも、私のブログを辿って

ダンヒルの記事を読まれて、修理依頼を頂く。

修理に関して、私は専業ではないが

調整や、使用する交換用部品の質については

依頼頂いた方々からダンヒル本体にも負けないと

称賛頂き、嬉しくまた励みになる。


確かに分解整備で部品交換だけでは

ダンヒル本来の性能には戻せなく、

最終的な調整こそが大切な部分である。

 

さて、毎回依頼頂いた方々に説明して居る事を

この場でいくつか記載しておこうと思う。

アンチョコ的取説とでも言っておきましょうか・・・。

 

 

まず、火力調整だが、“絶対に”ライター底部の

鍵穴形状のネジを回さないこと。

修理にお預かりしたライターの90パーセントが

ここを回した形跡が看られる。

 

回しにくい形状なのは一般オーナーが

簡単に回せないように敢えての工夫である。

火力調整は上蓋の後ろ側以外はいじってはいけません。

鍵穴形状の部分は分解、整備後の調整以外には

絶対にいじらない部分です。

ここを不用意に回すとガス漏れや

出力の不安定につながります。

 

次に、日常使用する上での注意ですが、

ダンヒルを含む殆どの高級ライターは

フタを開けたとたんガスが出始めます。

ジッポーのように、フタをカチン、カチンと

開け閉めすると、あっという間にガスがなくなり

当然火はつかなくなってしまいます。

カランダッシュやデュポンなどもフタの開閉音が

良いからと、パカパカやっているお子ちゃまの様な

御仁がいらっしゃるが(^_^;)

いけません、やっぱりガス欠になります。

 

ダンヒルのお話に戻しましょうか。

次に多いのはガスやフリント(石)の社外品の使用。

これも、故障の原因を誘発します。

ガスは気化させた石油製品です。

 安いからって、

百均やそこらへんで売っているガスを使うと、

精製状況が悪く、水分や余計な油分、

そして硫黄分などが多く含まれパッキンやガスケットの

劣化を早めます。

また、ボンベのノズル形状が合わず

スムースにガスが注入できません。

 

 フリントも社外品を使うと直径が違ったり、

硬度の違いが、ライターのヤスリ部分の寿命を

著しく短命にします。

 

写真に写っているガスをお勧めします。

中央付近に写っている

純正ガスは多少価格も高く、入手にも手が掛りますが

初めの一回は入手してください。

 これに付いてくるノズルアダプターはさすがに純正。

ダンヒルライターとの相性は最高です。

 

さて写真左に写っているガスは販売歴も長く

入手しやすく、価格は純正の半額程度、

そして、何よりなのは精製度が高く

群を抜いて不純物が少ないのが特徴です。

(ともすると、純正ガスより燃焼時の黒煙も少ない。)

最初に入手した純正ガスについてきた

ノズルアダプターがぴったりのサイズなので

それに付け替えて使用するとベターです。

写真右、下側に写っているのが純正のアダプターです。

 

次にフリントのお話。

これは絶対に“純正”を使ってください。

写真右上の物がそれ(赤石)ですが

ダンヒル純正は二種類存在し、

通称・赤石、青石などと呼称されていて

これはラベルの色に起因します。

ダンヒル・ローラは赤石を使います。

その他のドレスなどには青ラベルの青石を使用します。

購入の折には、石の直径が違うので間違わない様に。

 

最後になりますが、年単位でライターを使用しない場合、

フリント(石)はライターから外しておいてください。

石と表現していますが、主材料はマグネシューム合金です。

これは長期に放置しておくと空気中において

酸化し、灰化してしまうのですが、その際に

著しく膨張するという性質をもっています。

 ライターに入れっぱなしにしておくと

その膨張効果により、大切なライターの

フリントガイドやヤスリを破壊してしまい、

ライターが使えなくなり、修理にもお金が掛ってしまいます。

実際修理でお預かりする個体でこの部分の破損が多いのも

現実です。

 

日常ライターを楽しく愛用して頂く為にぜひこれらの事項を

注意してご使用ください。

 

 

 

 

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2016-05-11 22:13:53

治りました(^^)

テーマ:物いじり

お預かりしたダンヒル、全ての施術を施して。


治りましたよ(^^)


なんと心地よい炎なんでしょう。


ダンヒル独特の優しくそれでいて力強い燈火です。





全て、分解洗浄します。


ピカピカになるまで、でも削ってはいけません。


ピンセットの先端に、トラップか~?と思うような


小さな部品の一つ、ほかにも2つほどこんな部品が存在します。


無くても即座に不調になる訳でもないので、


乱暴なオーバーホールを施された個体はこれらの部品が


無くなっている事が多くみられます。






まず、きちんとこの“バーナー”の修理がなされていません。


多分気が付かない分解屋さんもいるのでしょうね。(^_^;)





左側がだめになったバルブシートを除去したあと。


右側の写真は新しいシートを打ち直した所です。


ここの整備が出来ていないと、まずライターは


完治しないと考えてください。
















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2016-05-10 13:44:36

ダンヒル・ローラをお預かり

テーマ:物いじり

ブログを頼りにライターの修理を頂いた。


第一印象の観想から述べると


本当に良い状態である。





いや、傷んでいないというのではない。


伺った処、父上から受け継いで使おうとしたところ


不調で分解整備の依頼をお受けした個体である。


ん?良い状態・・・? はい、ワンオーナーの所蔵で


妙な分解が過去に行われた形跡もなく


良く無くされてしまう秘密?の部品の欠品もなく


心臓部の“バーナー”もいじり壊されていない。





今回の不調の原因は、経年によるもので


オーバーホール、調整、消耗部品交換を施せば


間違いなく、新品同様の働きをしてくれる事でしょう。





写真からは解りにくいかもしれないが


バーナー部のパッキンは溶解してなくなり


それがガム状になってバーナー構成部品に張り付き


ガス経路を塞いだり、可動部を膠着させてしまったようだ。



これは、張り合いが出てきた。(^^)








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