最後の日に。

9/16 from istanbul


最悪の目覚め。


昨晩のことが単なる悪夢であったことを願うけど、

現実であることを受け入れなくてはならない。


幸い無事に帰ってきていることに感謝し

なんとかプラス思考に切り替える。。。


が、やっぱり寝覚めが悪く、しばらくベッドにうづくまる。


吐くほど飲まされたことにより、

体の調子もすこぶる悪い。


明日には出国なのでお金が足りなくなることはないけど

旅の終焉としてはバッドエンドに近い。


ミスした自分に腹がたつ。



そんな最悪な朝に、テラスから見える景色↓


宿から


アヤソフィアとブルーモスクは

いつでも変わらない佇まいで街を見守る。


宿から


ホテルのスタッフとの会話もさえない。

昨晩、俺と同じようにタクスィムでひどい目にあった男も

かなり不機嫌そうな様子で卵焼きを焼いている。



気持ちを切り替え、最後のイスタンを楽しもう。


ここ3日のうちにかなりハイペースで観光したので

そろそろ見るスポットがなくなってきた。


なので、船でアジア側へ渡り、

また違うイスタンブールの表情を見よう。



(船着場まで行く途中にある鉄道駅で。)

駅

鉄道



船に乗り、「カドキョイ」という街までは30分ほど。

安い運賃で、ヨーロッパとアジアをまたぐ船旅を楽しむ。



着いたそこは、これまで歩き回っていたスルタンアフメット地区とは

趣が全然異なり、観光客はいない。


オシャレなお店やカフェ、近代的な商業施設、色彩キレイな看板・・・

モダンな建物ばかりが目立つ。歩く人も都会の洗練さをもっている。


カドキョイ



ベンチもオシャレ。

カドキョイ


路面電車も、絵になる。

カドキョイ



ああ、ついにヨーロッパに来てしまったんだな。

ほんの1ヶ月前はエジプトの砂漠にいたのに・・・。



そう、イスタンブールは大都会。


だいたい今まで自分が行ってきた都市では、

観光客のいるエリアが最も栄えていた気がする。

少し遠くへ行くと悲惨な貧しさが見えたりしたものだ。


しかし、ここイスタンブールは、

観光客がいないところの方がむしろ都会的。


それそのはずかもしれない。


観光客がいる旧市街は、歴史的建造物が立ち並び、

「住む」 「働く」 には、むしろ不便さがあるのかもしれない。



エリアによって違う表情を見せてくれるイスタンブールは奥が深い。




カドキョイ


ヨーロッパ的な色使いが旅の終わりを感じさせる。


カドキョイ




散歩をした後、ネットカフェへよったら、

料金がスルタンアフメットの半額ぐらいだった。


やっぱり観光地プライスは怖い。


カフェのテラスでお茶をして、街行く人を眺め、

おいしいフレッシュジュースに舌鼓。


カドキョイを離れるとき、

港の側で、物売りなんだか物乞いなんだかわからない人を発見した。


なんか、無性に愛おしく思えてきてお金を払ったのを覚えている。





さよなら、カドキョイ。
カドキョイ

船からみたスルタンアフメットのモスク群。
帰港

カモメが餌欲しさについてくる。
帰港

最後の夕日となるだろう。
帰港

おばあさんの黄昏。
黄昏


船で知り合ったトルコ人。

軽く人間不信になっていた自分にとって、その優しさが嬉しかった。
友

宿への帰り道、トプカプ宮殿を通る。
トプカプ前


いよいよ最後の夜を迎えます。
最後の夕日

最後の夜は、おとなしく宿に併設されたバーでビールを楽しむ。

日本人の女性旅行者たちと飲み、お互い旅の思い出を語る。


なぜか妙に安心した。楽しい夜だった。


一緒に夜のテラスで写真を摂ることに。

夜の宴

ブルーモスクのライトアップはまた見たい。
ブルーモスクとの別れ

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