豆腐卵々(とうふらんらん♪) | お豆腐で料理

豆腐卵々(とうふらんらん♪)


豆腐卵々

今日のお料理は、堅とうふを使って「豆腐卵々」(とうふらんらん)を作ります。

豆腐卵々は豆腐で作る卵焼きみたいなお料理。作り方はちょっと大変ですが、おもてなしにも使えるお豆腐料理です。

お正月やお祝いの席にもいかがですか?

また、暑いこの時期には、冷たく冷やして食べてもGOODグッド!

(固めの茶碗蒸し風卵焼き・・・って感じでしょうか?)




豆腐卵々の材料
【材料】
(6~8人分)
堅とうふ…600g 右矢印山下ミツ商店の、これを使いました
卵…小3個または大2個
大和芋…50g
人参…2分の1本
干し椎茸…2.5枚
インゲン…4本
冷凍のムキエビ…10尾
塩・砂糖・こしょう・醤油・みりん…適量

※6~8人分は、市販の角型フライパンで、1枚と半分くらいの量です。



【作り方】  今日は大作ですあせる


1 300ccの水で戻した干し椎茸と人参をみじん切りにします。(戻し汁は捨てないで。後で具に混ぜます)


2 インゲンは下ゆでし、1cm程の大きさに細かく切ります。


3 椎茸の戻し汁に(1)を入れ火にかけ、濃い目の甘辛味になるように砂糖、醤油、塩少々で味付けをします。
煮汁がなくなる少し前にインゲンを入れ、最後にひと煮立ちさせたら火を止めます。あら熱が取れたら、ザルに開けます。


材料を混ぜ合わした生地
4 あたり鉢に堅とうふを入れて、つぶします。最初は手で、次にすりこぎで豆腐が滑らかになるまですります。


5 大和芋をすり下ろして(4)に加えます。よく混ざったら卵を少しずつ加え、すりこぎで練ります。


6 豆腐の表面が滑らかになってきたら、砂糖大さじ3杯・みりん大さじ1杯・塩少々を加えて、全体に調味料がいきわたるように混ぜます。


7 (6)に汁気を切った(3)と1尾を3等分したムキエビを加えて、よく混ぜ合わせます。(生地完成)右矢印写真参照キラキラ




フライパンに敷き詰める
8 角型のフライパンに大さじ3杯ほどの油を引き、温めます。油は底面だけでなく、側面にもしっかり塗ります。


9 フライパンがよく温まったら、フライパンの深さ一杯まで、生地を入れてふたをします。同じ形のふたがない場合は、全面が隠れるような丸いふたでもOK。右矢印写真参照


10 弱火にして片面15分ほど焼きます。(火加減によって、火にかける時間が変わります。時間だけを目安にせずに、縁がややカリッと焼けてきて、ゆすったときにあまり表面が波打たないようになった頃を目安にしてください)



ふたを使ってひっくり返す

ふたを使ってひっくり返す
11 ひっくり返す際には、一旦、ふたや平たいお皿などに滑らすように入れて、反対の面が焼けるようにフライパンをかぶせて、皿ごと返します。(フライ返しなどでひっくり返すと、重みで失敗する確率が高いみたいですガーン右矢印写真参照




焼き色がついていい香り
12 反対の面は、少し短めの時間で焼きあがります。(仕上りの目安は、爪楊枝などを刺して引き上げたときに、卵がついてこないこと)右矢印写真参照


13 焼きあがったら、皿に移しよく冷めてから切り分けます。




【今日のポイント】ココ 重要

宝石ブルー生地の味付けです。

人参と椎茸を甘辛味に煮ますが、本当に「濃い」味にしてくださいね。遠慮していつもの煮物の味ぐらいにしてしまうと、できあがりが、薄味で間の抜けた味になってしまいます。


宝石赤生地の硬さです。

全体に水分が足りないようなぼそぼそ感があるようでしたら、(3)の煮汁を加えます。また反対に水分が多くゆるい生地になっているようでしたら、堅とうふを少し追加して調整します。ゆるい生地は、焼き上がりもゆるくなってしまい、ひっくり返したりする際に大失敗ガーン 何てこともありますので、ご注意


宝石緑最後に、火加減です。

最初によくフライパンを温めたあと、弱火でゆっくり焼いてくださいね。あわてて強火で焼いてしまうと表面だけが焦げて、中は半ナマになります。 そして、半生の中を焼こうとしている間に表面がコゲコゲどーんになりますので、ゆっくり気長に焼いてくださいね。