明日、日本将棋連盟の臨時総会が開催され、理事解任が議題とされる。

 

三浦九段の弁護士である横張清威氏は、現時点では示談と裁判の両にらみなのだろうが、総会の成り行きに注目しているだろう。

 

現常務会を主導する青野専務理事、片上常務理事が解任されなければ、これまでの常務会の態度からして、三浦九段側としては納得できる交渉は難しいだろう。
連盟の公式謝罪・損害賠償等をめぐり示談により解決を図ることは恐らく、望みがたいものと判断し、連盟を相手取り、また、多くの関係者を相手に、大規模な訴訟に及ばざるを得ないのではないか。

 

一方、青野専務理事、片上常務理事が解任され、佐藤康光新会長が本来の誠実さを発揮できる状況となり、しがらみにとらわれることなく、三浦九段側と交渉できるならば、連盟の公式謝罪・損害賠償等は示談で解決される公算が大きくなる。
訴訟は、根拠なく名誉棄損し、あるいは、強要等により三浦九段に損害を与えた人物で主要な役割を果たしたものに限られるのではないだろうか。
もしくは、その連中も示談を求めてくるだろう。

 

今回の事件の全貌が明らかにされるためには、裁判の公判・口頭弁論の中で、渡辺竜王始め、関係者が証言することが望ましい。
三浦九段の無実を明らかにし、世間にアピールすることにも役立つだろう。

 

しかし、一方で、連盟や所属棋士等にはダメージを負う面もあるだろう。
一部の棋士等の不法行為、不祥事であろうとも、世間からは連盟全体、所属棋士全体が強く非難され、マスメディアやネット上では面白可笑しく無責任に扱われ、炎上が一層盛り上がるだろう。

 

青野専務理事、片上常務理事が解任され、連盟の公式謝罪・損害賠償等が穏便に示談で解決されることとなった場合は、相応の対応がなされ、三浦九段側でも納得できるということであるが、事件の全貌が明らかにされる機会が失われるということになるだろう。

 

いずれにしても、目を離せない状況が続く。
難しい判断になるだろうし、今後も悩ましい状況が続くだろう。

 

思うに、羽生先生、佐藤康光先生は、解任に賛成票を投ずるような気がする。

谷川先生、島先生も賛成しそうだと思うが、どうだろうか。
 

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