福島第一原発 視察報告

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昨日、衆議院経済産業委員会の視察で「福島第一原発」に行って参りました。

福島第一原発の構内に入るのは、昨年10月に次いで二度目。
あれから半年余りが経過して、その間どれくらい事故処理が進んでいるのか、この目で見ることが目的でした。

  
※ Jヴィレッジでのブリーフィング風景。

全身防護服に身を包み、再び構内へ。

  
※ 当然ながら顔面もマスクでフル装備。粉塵を吸い込まないよう、頭のバンドを強く締めるため、途中から強い頭痛に見舞われていました。

汚染水を処理するための、「ALPS」、



地下水を原子炉に近づけないようにするための、「凍土壁」

  
※ 1メートル間隔で凍結するための冷却棒を打ち込んでいきます。

をはじめ、着実な歩みを実感することができました。


また、福島第一原発4号機に入って、燃料棒の取り出しの様子も見ることができました。

  
※ 燃料棒が貯蔵されているプールは、ひところのような濁りも減り、だいぶ透明度が高くなっていました。まだ引き上げられていない燃料棒も目視することができました。

既に1500本中1000本以上、合計2/3を超える燃料棒の取り出しが完了しているとのことで、こちらも着実な進捗を確認することができました。


最後に免震重要棟において富田委員長からお礼のあいさつを行って頂いて、視察は終了いたしました。

  

今回の視察を経て、福島第一原発の事故の処理がしっかりと進んでいることを確認できたことは、自分にとっても大きな意味がありました。
いくら震災があったとはいえ、十分な安全対策を怠り、原子力事故を引き起こした東京電力の責任は当然に重いものですし、しっかりと被害者の方々への責任を果たして頂かなければなりませんが、それでも着実に処理が進んでいることを見ることは心強く感じます。


しかし、他方で、今回作業現場にいたのはたかだか2時間程度でしたが、たったその間に私も20マイクロシーベルトの被爆を致しました。
この数値自体は決して大きなものではありませんが、ここで連日作業をされている方々がどれだけ健康や安全を犠牲に廃炉業務に取り組まれているかを感じ、そういう方々のご尽力には改めて感謝しなければならないと強く認識致しました。


現場作業員の待遇の改善(給与面を含め)がなかなか図られていないとの話を聞いております。
問題はそればかりではありませんが、当方、福島の現場で頑張る方が報われることにも留意をして、引き続き活動を進めていこうと考えています。


衆議院議員 三谷英弘