ドアの向こうに

秋山窓が送る、うたかたの日々について。


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何かを埋め合わせたり忘れたり別の途にあることを自覚するのって、2年くらいあればいいみたいです。僕の場合。


土曜日午後、いくつか観たい展覧会に行って来ました。
まずは信濃町から少しのとこにあるThe Art Complex Center Of Tokyoでbrilliant wing9展。これはディレクターの竹山貴さんがこれはと思うアーティストをセレクトしたもので、今回出展したくつなまいさんの近作を観に。
ポップでロックで抽象な、くつなまいさん。今回はご本人によると「ドット回帰」らしいのですが、僕には疾走感と鮮やかさと繊細と秘密と自由がひとつの画面に混ざり合った世界がとても好きです。
最初はHP画面で「つまらない未練など吹き飛ばしてしまえ」という軽やかさを見たのだけど。実際に観た画面からは、隠された迷いも感じて、その辺りに惹かれる。仕上がりのラフなんだか細やかなんだかの葛藤が心地よい。今は松山で活動中ですが、コンパクトシティで海も山も満喫しているからか、くつなさんの作品はとても都会的だと思う。
来年には大阪で個展もあるそうなので。是非こちらでチェックしてください。↓
http://electric.zombie.jp/

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ギャラリーMoMo両国で観た大坂秩加展については明日報告します。

銀座奥野ビルにあるギャラリー403で馬場敬一「いのちのまんだら」展。
馬場さんはいつもは段ボールを切り刻んで平面作品を創っていて、上原のコスモスレーンでカッコイイ!とファンになった。
今回は、カッコイイもスピード感も封印して、別の絵心が発揮されてます。
30枚の画面には動物のシルエットや植物、記号的な太陽や水、雨や虹が描かれている。この30枚は実はつながっており、辿っていくと無限に物語が見てとれる。

断片的なことが実はつながっている。

これは馬場さん本人の言葉です。とても素朴なタッチは、馬場さんが手がけた特別支援学校のエレベーター装飾がヒントになったそうです。

目先のわだかまりに気が重くなっていただけに、この「まんだら」の世界との距離の取り方が優しくて、心あたたまりました。

12月11日まで開催されているので是非ご覧ください。

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この奥野ビルは友人の個展があったとこで、懐かしさもあってぶらりと。
で、6階のギャラリーでつい入ってしまった「美大ガールズ」展。さまざまなタッチの美大の女の子たちのグループ展。プライベートに「好」なものが出ている、ある意味で濃厚な展覧会でした。
作風はまだ確立途上で、インディーズのコンピにあるような粗削りなとこがありますけど、トダエミさんの歌舞伎をモチーフにした作品群が面白かった。いくつかの作品に置かれた飾りのデザインとか、部分的なものだけど、このフェイクな和の再構築は是非続きが観たい。

http://e530.jugem.jp/

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メカとエロと蘊蓄とダンディズム。男子の必要十分条件なんですが。


メグミオギタギャラリーの濱口健展はまさにこれらが全開でした。

うっとりするほどリアルに描かれた重機やバキュームカー。しかし背景には般若心経?そして洋モノポルノの妖しくドギツイ扇情。

ギャラリーの広いスペースには、小さめの画面ひとつひとつに般若心経の一文字が描かれ、ありがたいはずなんですが。文字の中にはまたしても洋モノポルノのお姉さまの濃厚すぎる表情。漢字を見てるはずなのに、笑えてしまう。
洋モノのお姉さまでなくて僕の好みの女の子であればまた困った反応だったのでしょうが。奇妙なダンディズム溢れるかつてのヒーローたちの肖像画など、会場の濃厚で、また別の温まり方をしてしまいました。

銀座のイルミネーションが、なんだか違って見えたのは事実。

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日曜には渋谷西武でシブヤスタイル展vol5展も楽しみまして、これも別途報告させていただきます。

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ちょっと妙な力の入れ具合で観られるものは観ておこうと思って2年ほどになります。ようやく何か塗り潰せたみたいで、次のものが見えてきたような気がしてます。
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