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2006-03-29 08:23:47

「悪いうさぎ」 若竹七海

テーマ:国内ミステリー
すっかり若竹さんに惚れこんでしまった私 ですが、その若竹さんの作品で今のところ一番好きなキャラクターが葉村晶です。

色々な方の書評を拝見してみたところ、どちらかというと葉村晶には女性ファンの方が多くて男性ファンは少ないように見えたのですが、
「こんないい女に惚れないでどうする!」と小一時間問い詰めたい(古w)
気持ちですよ私は!ヽ(`Д´)ノ



若竹 七海
悪いうさぎ

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少女たちはどこに消えたのか?
家出中の女子高生ミチルを連れ戻す仕事を引き受けた私は、彼女の周辺に姿を消した少女が複数いることを知る。好評葉村晶シリーズ

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女探偵・葉村晶の精神にハードボイルドを感じた前作依頼人は死んだ 」でしたが、こちらは肉体的にもズタズタの闘いを繰り広げる、海外モノ風味なハードボイルド!

登場人物も、もう悪意を越えて狂っちゃってる人々と言った方がピッタリ。

ホント、幽霊なんかより生きてる人間の方がよっぽど怖いよねぇ、としみじみしちゃう程ですw


まず物語の最初から刺されたり、それを逆恨みされたり、葉村晶は悪くないのに敵が一杯。


そこにメインの謎となる女子高生の不穏な行方不明調査が加わって、何か災難に遭っても誰もが葉村晶を狙う可能性があるので、誰が実際に狙っているかわからないという、サスペンスフルな状態。


女子高生は生きてるのか?誘拐犯は誰なのか?葉村晶を狙っているのは誰なのか?絡まりあう事件と危機に、葉村晶休む暇無し!そして読んでる私も頁をめくる手を休める暇無し!

ハラハラドキドキの神経が張り詰められた状態が結末まで続く、脅威のリーダビリティの高さ

本当は「閉ざされた夏」を読んでいる途中だったのに、パラリとこの本を捲ったら一気に先に読み終えてしまいました。これは最高のサスペンス小説です!

それだけではなく勿論、しっかり伏線の張られたミステリとしても面白い。

女子高生が巻き込まれた事件の内容・誰が何故死んだのか・誰が誰に殺されたのか・他にもちょっとした小ネタ等、サプライズが多々用意された結末なのです。

また、この作品で私が気に入ったところは葉村晶とみのりの男が絡んだ時の女の喧嘩の醜さ(勿論葉村晶は醜くないのですが…)


決して愚かでは無いみのりが繰り出す攻撃は、そんじょそこらじゃ見られない鋭さです。
こんなに歯に絹着せない喧嘩が出来る二人がちょっと羨ましく思えてしまいましたw


個人的には「狂気まで達した悪意」より「誰もが持つ悪意」を描いた「依頼人は死んだ 」の方が好みではありましたが、 自分の弱さを自覚して受け入れた葉村晶、それをやっぱり乗り越えようとする葉村晶の姿を見ることが出来て、嬉しかったです。


この作品での葉村晶は31歳。この作品を書いた時の若竹さんは38歳位(?)。

どちらにしても時間はまだまだ(?)タップリあるので、こんなに素敵な30代になれるように頑張ろう!
と、歳を取るのが楽しみになってしまうシリーズです。



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2006-03-27 23:12:39

おねがいマイメロディに萌えキャラが…!!

テーマ:雑談

私はどちらかというと、キャラもののぬいぐるみとか部屋にあると凄い嫌、というか速攻捨てるようなガサツな女なのですが!(でもゲーセンで取ったのまネコぬいぐるみは大量に…)


不覚にもあまりの萌えっぷりにぬいぐるみとか買ってしまいました!!

その名は…


クロミちゃん!!!


クロミちゃん


がわいすぎるーーーーーー!!
この歳でサンリオで買い物するとは思わなんだ…
しかもハンカチやらボールペンやら大量に…!!(・∀・)

クロミちゃんはアニメ「おねがいマイメロディ」の悪役(?) なのです。
邪悪な目がかわい過ぎ!!

こんなにキャラものに惹かれたのはNO様(北海道テレビキャラクターONちゃんのアニメの出てくる悪役 )以来ですっ!

ちなみにNO様はこんな御方。
NO様
しばらくはサンリオショップに通うことになりそうですー!(・∀・)

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2006-03-22 22:46:21

「依頼人は死んだ」 若竹七海

テーマ:国内ミステリー

感想をさぼっておりますが、宣言通り若竹さんの本も色々読み進めています。


一冊目からすっかりファンになってしまったのですが、今となってはもう、ミステリ作家としてだけではなくもう別次元で、女性として、人として惚れ込んでしまった感があります。



若竹 七海
依頼人は死んだ

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念願の詩集を出版し順風満帆だった婚約者の突然の自殺に苦しむ相場みのり。健診を受けていないのに送られてきたガンの通知に当惑する佐藤まどか。決して手加減をしない女探偵・葉村晶に持つこまれる様々な事件の真相は、少し切なく、少しこわい。構成の妙、トリッキーなエンディングが鮮やかな連作短篇集。
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「女探偵」「ハードボイルド」という言葉を聞くと、トレンチコートを着てサングラスをかけた女性が悪の闇組織とカーチェイスに銃撃戦…等という陳腐な映像しか思い浮かばない想像力に乏しい私は、なんとなく苦手なジャンルというイメージがあったのですが、この女探偵はそんなもんじゃありません!

葉村晶は誰もが持つ人間の醜さと、そして自分と戦う女探偵です。

悪意・依存心・嫉妬…人間の醜さや弱さを細やかに感じ取ってしまう感受性。
そしてそれらを象徴するような事件から決して目を逸らす事無く、ただただ突き進んでいく彼女。

葉村晶の、決して人と関わる事から逃げない自分への厳しさと、誰かに泣きついたりしない強さ(そしてそれは同時に弱さだったりするんじゃないかと思ってしまうんですが)に私が激しく憧れを抱いてしまうのは、それが産まれ付き備わったものではなく、彼女が自分で作り上げたものだから。


自分の感情を自分で受け止める覚悟を持った自立した一人の人間の姿ほどハードボイルドなものはないのではないでしょうか。


勿論この作品は、ハードボイルドなだけじゃなく本格ミステリとしても逸品
鮮やかな反転や、サスペンスフルな緊迫感、意外な犯人とバラエティに富んだ短編集です。


ミステリしての好きを越えて、若竹七海さんの人生に対する心意気のようなものを勝手に感じ取ってしまい、惚れた!という強い感情が燃え上がった一冊でした。

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2006-03-21 07:54:39

「天啓の殺意」 中町信

テーマ:国内ミステリー
書店で創元の棚を見る度に、読もう読もうと思いつつ後回しにしていた中町信さん。
丁度「時計館の殺人」を買いに近所の書店に行った所、品切れ中で他に欲しい本も見当たらなかったので買って参りましたが、大正解。
これは確かに必読の書でありました。

中町 信
天啓の殺意
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柳生照彦から持ち込まれた犯人当てリレー小説―柳生の問題編に対し、タレント作家の尾道由起子に解決編を書いてもらい、その後に自分の解決編を載せる。要するに作家同士の知恵比べをしよう―という企画は順調に進行するかに見えたが…。問題編を渡したまま、柳生は逗留先から姿を消し、しかもその小説は半年前の実在事件を赤裸々に綴ったものだった。全面改稿決定版。
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大金を持った社長婦人が旅先で殺されるという地味で平凡な事件から物語は始まり、「あれ?これすぐ犯人わかって終わっちゃうんじゃないの?」とその単純さを不審に思ったら既に作者の罠に嵌っていた、という恐ろしさ。


単純そうに見えた事件は頁を進むごとに徐々に謎が深まってゆき、気が付けば読み始めたときは思いもしなかった程に複雑な物語に…。


このあたりの技巧は本当に見事しか言いようが無く、ロジックで犯人と目された人物が一人づつ消えていくあたりは本当に先が見えず、「地味」というファーストインプレッションから掛け離れた緊迫感に包まれてしまいました。


結末に至っては、ここまで作者の掌の上で踊らされていたのかと驚愕

久々の気持ち良い完敗感、素直に悔しいと思える騙され方でした。


古い作品にも係わらず、今更こういう騙され方をするとは正直思っていなかったので、尚悔しいw


原題は「散歩する死者」というそうですが、「天啓の殺意」という改題は素晴しいですね!



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2006-03-21 04:33:23

ナルニアとNANAとHELLSING

テーマ:映画
週末色々見ましたので簡単な感想を。

まず映画「ナルニア国物語 」。

色んな意味で60点な印象でした。
脚本のご都合主義さというか、もっと描かれるべきシーンがアッサリ済まされてしまったり 、CGの所々いかにもな合成な混じるところが気になったり。
でも、子供の頃のワクワクした気持ちを思い出せるオープニングはやっぱり良いですねー!
あとケンタウロスの2刀流は萌えたので、ああいう細部をもっと見たかった!
続編に期待。

あとDVDで以下の2作品を。



東宝
NANA -ナナ- スペシャル・エディション

少女漫画のセリフを3次元でそのまま言われるのはキツイ。
ナナ・ハチ・レン・ノブ以外の棒読みっぷりもビジュアルもキツイ。
(中島美嘉には演技力は求めないのでいいのです。)
ある意味逆ハーレム漫画なんだからもっと美少年揃いの方が良いのでは…
まぁ、707号室と衣装と小道具の再現率の高さと、ブラストのライブだけで満足です。
中島美嘉がナナで良かったよ…

ジェネオン エンタテインメント
HELLSING 1

素晴しいいいいいいいいいいいいいいいいい!
作画もバッチリだし、ストーリーも原作に忠実だし
ファンには堪りませんね
平野耕太のHELLSINGが動いてる!って感じです。
レンタルで借りたのですが、これは買い支えすべき出来!
BOX出たら欲しいかも。
続きが楽しみで早く見たいけど、このペースでじっくり作って頂きたいですね。
間違ってTV版を借りないようにw
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