『ロード・オブ・ザ・リング』のアラゴルンこと、ヴィゴ・モーテンセン主演。
ということばかりがクローズアップされていたけど、見に行ってビックリ。D・クローネンバーグ監督の作品だったのね! 監督名も、もっとクローズアップしてくれよぉ!と思った私ですが、でも、クローネンバーグ監督のファンは案外「知る人ぞ知る」的な位置づけで居て欲しいようなので、これでいいのかも(苦笑)。
さて、映画は、私の期待が大きすぎたのか、思ったほどの傑作!というものではなかったけど(あらすじも予告編ですでに大方わかっちゃってたしなぁ)、まぁまぁ面白かった。中野翠さん大絶賛だったのですが「確かに中野翠さんが好きそうな映画」という点では大納得。普段はあまり悪役はやらない二大大物俳優が、すんごい悪役だったので驚きました。これだけでも映画ファンには見て欲しいかも。それと、あのひっそりとした終わり方は好きでした。末娘の女の子がカワイイのだ! ラストの、あの、父を思いやる仕草。ぐっときます。