MissYのミーハー感想文

私が行ったLiveや展覧会、観た映画の感想を、ミーハーな視点で書いていきます。


テーマ:
著者: 村上 春樹
タイトル: 海辺のカフカ (上)
タイトル: 海辺のカフカ (下)
著者: 村上 春樹

 昨日、Amazon.から宅配便で届いたのが昼ごろ。それから荷ほどきして、そのまま読書になだれこんでしまい......なんと夜中2時ごろまでかかって半日で一気に読破。上下巻なのに。他に「先に買っていて未読の本」が山積みなのに。恐るべき引力。なんかホントに「あー、読むのが止められないっ! 次の展開が気になるっ!」って感じだったんですよ。
 まぁ、正直言って、これだけ出る前から話題の本だと、そのうち新聞とか広告とかで書評が載って「読む前には知りたくない事柄」が意図せずとも自分の目に耳に飛び込んできてしまうので「その前にまっさらな状態で読んでおきたい」って気持ちも多少あったかもしれません。
 で。感想は「運命に翻弄されているようでも、最後の選択権は自分にあるんだから、そのタイミングを見逃さずに決断しなきゃ。自分で。」ってこと。「だから、きっと大丈夫だよ。いろんなことが。」ってこと。え?! あまりに教科書的な感想ですかね?! でも、ほんとに、パタンと本を閉じた瞬間、ほ~っと深い満足のため息をついて、そう思ったんですよ。あと『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』を、なんとなく思い出した小説でした。そういや章立てとか構成とか似ているかも。(『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』も、すんごいブ厚い本だったけど、読むのが止められないって感じで、なんと通勤にも持ち歩いてJRでも読んだ私でした。そういえば。あんな厚くて重たい本をJRでも立ち読み! スゴイ。)
 それから映画『マルホランド・ドライブ』『ある日どこかで』『マグノリア』とかを思い出す箇所も多々ありました。(設定が似ているとか、だからこの小説が悪いとか、じゃないですよ。どの映画も私が好きな映画だったので、嬉しい気持ちで思い出したって感じ。)
 私が一番好きな登場人物は、星野君でした。そして大島さんは、なぜかARATA君が映像としてボンッと浮かんだ私でした。(彼は銀ブチメガネ似合うし。その凛とした佇まいとか、図書館に居てくれたら嬉しいタイプ!)
 でも。なんといっても。主人公が一時でも「図書館に住む」っていうシチュエーションは、本好きにとっては、とてつもなくうらやましい!

 それにしても。『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』からもう15年以上経っているのね。この小説の主人公が生まれる前ってことじゃないですか。ガクゼン。私にとっては、ついこの間『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』読んだような気がするのに。(それくらい好きな小説だったんですよ、当時。)
 そして。自分が15歳だった頃に思いを馳せてみましたが......もう遠すぎて、よく思い出せないや(苦笑)。この主人公みたいにしっかりはしてなかったし、困難でもなかったことだけは確かです。家庭にも何の問題もなく平和で、のほほんとした、ビートルズとカーペンターズが好きな、いわゆる”おりこうさん”な中学生だったな。
 は~。自分は本当に、あれから遠いところまで来てしまったのかも。

 あ。あとですね。正直にカミングアウトすると。この小説に限らずですが、最近の小説、私には意味が分からない英語・カタカナ語が多くて、ちょっと悲しいです。実は手元に「カタカナ語・欧文略語辞典」(imidas1997に付録で付いていたもの)というのを置いて読みました。それでもワカンナイままの言葉も多々あり、その辺は前後の文脈から意味合いを想像して読み進んだんですけど。世間全般の人はわかっているのかなぁ。ちょっと、この小説のナカタさんの気持ちがわかったような(「わからないことが、こんなにももどかしいとは!」というか)瞬間でした。
 中学校・高校の数学とか化学の授業で取り残されていく気分が蘇ったなぁ。



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