知人のブログを拝読し、なるほどと思ったので便乗。
モノやサービスには製造原価、人件費などがかかるという現実を
消費者という立場になると無視しがちだ。
生産者が消費者の視点に立ってとは誰もが言う時代になったが
消費者が生産者の視点にとはほとんど言われない。
そんなことを生産や卸、販売側などから言おうものなら
モノを高く売り付けてボロ儲けしたいだけだろ!とお叱りを受ける時代だ。
特定の利害関係者だけしか情報得られないブラックボックスな時代は
確かにその論理も通用するだろうし、実際にボロ儲けもしただろう。
論点を少し変えてみると、その情報を握る仕組みや努力がノウハウであり
付加価値であるとも言えるのだが一般的には受け入れられない概念だろう。
話を戻すが、営利事業者に限らず事業を継続するためには
適正な収益を得なければいけない。
働いている人なら誰もが当たり前に知っていることだ。
だが、消費者という立場になった途端にその概念が無くなる。
もっと正しく実態を認識し、適正価格というものを考えるべきだろう。
何でも無償、安くという流れの結果のツケは自らに戻ってくることを
忘れないようにしないといけない。
タダより怖いものはない。
安いものには理由があるのである。
その見極めは自らの責任においてやるべきだろう。
無論、適正価格には安さだけではない付加価値(高くあるべき価値)
というものもある。
全ての人に平等になどという幻想を追いかけるのではなく
現実をきちんと認識し、自らの価値基準を明確に持つことも重要だ。
自由な経済活動が行われる社会とはそんなものだ。