本日オープン! カービィカフェ東京に行ってきました!

 

というわけで、東京に行きますよ大王様!

 

富士山ですよ大王様。

羽田ですよ大王様。

 

その後、なんやかんやありまして(人の縁というものをとても感じた一日でした。皆々様本当に本当にありがとうございます)

 

やってまいりました! カービィカフェ東京!

 

楽しみですね大王様!

 

まずはこちら、プププチーノ。

キャラクターが選べるのがとても嬉しい!

当然大王様にしましたとも! ふっふっふ……ッ!

カプチーノ飲むのはほぼ初めてなんですが、おいしかったです。お砂糖はお好みで。

 

続きまして、メタナイトが起きがけにいきなり食べてるアフォガート。

夜な夜なパフェを食べ、起きがけにアフォガートを食べているのか。。。

チョコレート好きなのかな?

エスプレッソをかけていただきます。

ほどよい苦み。カフェインたっぷりだから眠気覚しもかねて、起き抜けに食べるのだろうか。ならばエスプレッソ飲めばいいだろう、とか言ってはいけない。彼はきっと甘党なのだ。

 

そして本日のメイン。

デデデ大王の山盛りピザ!

ピザですよ大王様!

マウントデデデはミートソース入りマッシュポテトで再現。

ピザの具はパプリカとウィンナー。シンプル。おそらく大王様は一枚じゃ足りないだろうな(妄想)

デデデ城がまぶしいぜ……!

なんとなく初代風。

せっかくなので記念撮影。

そして崩されるマウントデデデ。

まんぷくプレートと違い、一人でも問題なく食べられる量だと思います、はい。

 

ごちそうさまでした!

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カフェカービィ


6:55
待ち合わせをしていたフォロワーさんと合流。整理券配布列に並ぶ。
昨日よりも明らかに人が多い。

9:00
整理券配布開始。
この時点で列はえげつないことになっていた。
昨日は25番だったけれど、今日は33番。

9:05
たまたま出会えたフォロワーさんとハイタッチ。いぇい。

9:15
整理券配布終了。休日ってこわい。

9:20
待ち時間を利用してMBSへ。
プププトレインのグッズ販売列に並ぶ。こちらもなかなかの列。


プププトレイン


10:00
プププトレイン販売開始。
せっかくなのでトレインのハンドタオルと、サーカスのクリアファイルを購入。可愛い。

10:30
カービィカフェへ。
あらかじめ決めていたのでさくさく注文。


カフェワド



冷製パスタ

冷製パスタアップ

・カワサキの気まぐれでマンゴーがゴロッと入っちゃった冷製フルーツパスタ
ほぼ名前通りの代物。マンゴーはカワサキの色だから採用されたのだろうか。
生ハムにはメロンが有名な気がするけれど、マンゴーも相性良いです。おいしい。
バジルソースのカッペリーニにトマトの酸味と生ハムの塩気とマンゴーの甘みがちょうどいいバランス。すごいなカワサキ(※すごいのはカービィカフェの皆さんです)


マキシムトマト

・マキシムトマトのカップスープ
トマト味の冷製スープ。ほんのりセロリの風味で爽やかな味。
夏の火照った体を冷ましてくれるありがたい一品。全回復しそうなくらいおいしかったです。
Mの文字はシュー生地でできています。芸が細かい。


オレンジオーシャン

・オレンジオーシャンジュース ヨーグルトムース添え
オレンジジュースにパッションフルーツのシロップを合わせたものにヨーグルトムースを絞ったドリンク。
甘酸っぱくて爽やかな真夏の香りがするドリンクでした。
ちなみにマドラーは持ち帰り不可です。頑張って買おうな(量産が難しい為、各会場限定100本の販売。大阪は10日から販売開始)
ぶっちゃけ角があるのでマドラーとしては使いにくい代物ですがこれはやっぱり欲しいよなあ。


夜な夜なパフェ

・メタナイトが夜な夜なこっそり食べてるパフェ
いろんな意味で話題沸騰の一品。カービィのパンケーキより先にどうしても食べたかった。
いわゆるチョコバナナパフェ。
バニラアイス、チョコレートソフトクリーム、バナナ、ココアスポンジなどが入ってます。
甘味と甘味を組み合わせた甘ぁーいパフェでした(テイクアウト可能のスイーツ類が甘さ控えめだっただけにすごく驚いた)
これを夜な夜な食べていて体型を維持しているメタナイトは――おそらく普段の訓練が輪をかけてハードなのだろうな、きっと。

ちなみに全部一緒に頼んだのですが、来た順番は
ドリンク→パフェ→スープ→パスタ
でした。

デザートが先に来たっていいじゃない。お祭りだもの。


なんかここまできたら全メニュー制覇したくなったので(炭酸が苦手なので夢の泉ドリンクだけが厳しいですが)また行くかもしれません(予定は未定)
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7:50
ルクアに到着。すでに20人程度の人間が並んでいることを確認。おそるべし。

8:00
なんの列かわからないまま並んでいるおばあちゃんに遭遇。
拙いながらも説明するとおばあちゃんは列から出て行った。

8:10
なんの列かわからないまま並んでいたお兄さんもいた模様。

8:30
お店の方より説明を受ける。1回に入れるのは40人ほど。1時間交代制。

9:00
整理券をもらう。25番目だったようだ。

10:00
和らぎの庭へ移動。
壁がカービィ仕様になっていて、すでにかわいい。

壁



10:10
整理券確認開始。
整理券の存在を知らない人が数名現れてスタッフさんがてんてこまいになっている様を目の当たりにする。
やはり初日は大変だなぁ。

10:15
入場開始。

10:20
店内へ。
最初から決めていたので迷う事なく超まんぷくプレートを注文。
店員さんに「量が多いですが大丈夫ですか?」と確認される。
そんなにか。

10:45
プレート到着。
店員さんに「こちら2人前ですので2.5次元フィギュアをおふたつ差し上げます」と言われる。
なんてこったい。
だが、たぶん食べられるだろう。


まんぷくプレート


・デデデ大王の超まんぷくプレート
その名に恥じない大ボリュームのプレート。
まず目に入るのは右手前にある超特大サイズのスペアリブ。
厚さ2センチくらいあるんじゃないかと思われるそれが3切れ。
少食な人ならこの時点でノックアウトされそう(ちなみに脂もすごい)
スペアリブに使われているのはトマトベースのソース。
とても美味しくて濃厚。米が欲しくなる味。きっと大王様は白米も一緒にかきこむのではと、妄想を掻き立てる。
トマト味がとても濃い。トマト好きのカービィの為にあるソースなのだとしたら萌え度増し増し。
右手奥、甘さ控えめでふわっふわのパンケーキが2枚。パンケーキだけでも十分美味しい。
スペアリブが濃い味なので、甘さ控えめのあっさりした味が嬉しい。
上に乗っているのはよく焼けたベーコンが2枚に黄身がとろとろ半熟の目玉焼き。
大王様は半熟派なのだろうか。それにしたってとろっとろだ。黄身がソースになっているレベル。
きっとこれを絡めて食べるのが好きなのだろうなあ(妄想)
「ちょっと固いからもう一枚焼いてこい」
みたいなことも言ってたりするんだろうなあ(妄想)
続きまして左手奥にあるのはサラダ。プチトマトがアクセントに。大王様も密かにトマト好きなのだろうか。
いろんなことを考えてしまう。
写真には写っていないけれど、サラダとチキンの間には結構な量の厚切りフライドポテトが入っている。
カロリーをカロリーで殴るようなカロリーの暴力とも言える品だが、大王様はカロリーなんか気にしないんだろうなあ、とこれまた妄想を掻き立てる。
最後に左手前のチキン。これも結構大きい。大王様なら手づかみでがぶっといくだろうなと思って敢えてそういう感じで食べた(そういう感じで食べたくなる形状でもあった)
見た目よりはあっさりした味だったのに驚いた。スペアリブの後に食べたのだが不思議とスッとお腹に入っていく。これなら何本でもいけそうだと思ったし、大王様なら何本でも行くんだろうなとふと思いを馳せる。
ボリュームを考えると納得のお値段というか、むしろお値打ちなのでは、とさえ思った。

11:25
テイクアウト可能な品を全部買って電車に飛び乗る。


マカロンシュー
カップケーキ


・カービィのマカロンシュー
ラズベリー味のクリームがさっぱりしていて美味しい。中のカスタードクリームは甘さ控えめで何個でもいけそう。

・マキシムトマトカップケーキ
ラズベリークリームがやっぱり美味しい。ココアの生地は甘さ控えめでクリームとの相性が抜群。何個でもいけそう。

・むてきキャンディーカップケーキ
見た目よりさっぱりしたお味。トロピカルフルーツとラズベリーのクリームで爽やかさ増し増し。何個でもいけそう。

・スターロッドカップケーキ
トロピカルフルーツクリームにオレンジピール入りの生地が絶妙。ものすごくさっぱりしていて美味しい。一番好きかもしれない。何個でもいける(確信)


この後一旦ケーキを冷蔵庫に放り込んで、ツイッターのフォロワーさんに会うために再び電車に飛び乗る俺氏であった。




ちなみに明日もカフェ参戦予定です。
さて、明日は何を食べようか。
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ポケモン映画見てきたよ。

テーマ:
今更感バリバリですが、光輪の超魔神フーパ見てきました。
映画館開館とともに始まる一番早い回で見てきたのですが、観客がなんと私も含めて二人。
めっちゃのびのび見れましたが、なんかちょっと寂しくもありますね。

以下感想とか(微ネタバレ注意)

<短編の感想>
・オーロットかっこいい。
・パンプジン可愛い。
・ルチャブル可愛い。
・ルチャ兄貴を励ますというか誘導するオンバット可愛い。
・レントラーすげぇ。
・オーロットかっこいい。

ゴーストタイプが好きなのですが、基本的にアニポケだと敵役が多い印象なのでオーロットさんの活躍は素直に嬉しかったです。
幽霊というより森の守り手みたいな感じだったけどそれもまた良し。パンプジンと同じ画面に映るのはなんだか感慨深いものがあります。


<本編の感想>
・レジギガスの声が恐ろしく好みだった(無機質なの最高です)
・フーパ可愛い。
・超フーパも可愛い。
・ラティ兄妹で涙腺が緩む僕は水の都が一番好きだったりします。
・相変わらずアニメに出ないホウオウ様。伏線回収ずっと待ってます。
・ホルビーェ……と思ったのですが、進化するまではノーマルタイプのみでしたね。タイプ一致じゃないとダメだったのかな。
・個人的にヒポポタスにはろくな思い出がなかったのですが、映画のヒポポタスは超可愛かったです。ひぽ。
・厳密に言うとヒポポタスというかカバルドンにろくな思い出が無い。砂パ怖い。
・フーパ可愛い。
・ソーナンスさんマジぱねぇっす。
・柵でぷらぷらしてるニャースが可愛い。



<おまけ>
映画を見終えて帰ろうとした時、劇場に傘を忘れたことに気付いた。
慌てて映画館のカウンターへ。

僕「すみません。さっきシアター3に傘を忘れたのですが」
スタッフ「傘のお忘れ物ですね。いつですか?」
僕「だからさっきです。シアター3の最後列の真ん中――12番です。これが半券です」
ス「シアター3ですね。お席は前真ん中後方のどこか覚えていらっしゃいますか?」
僕「だから最後列の12番です。これが半券です」
ス「傘は大きい傘ですか?」
僕「普通の傘です。紫色で柄が黒の」
ス「折りたたみですか?」
僕「だから普通の傘です」
ス「色などの特徴をお願いします」
僕「……紫色で柄が黒です」
ス「紫色で黒で絵が描かれているんですね」
僕「違います。紫色で持つところが黒いんです」
ス「かしこまりましたー」

僕はそんなに難しいことを言ったのだろうか。

αでδがωっちまったんだ。

テーマ:
ポケモンアルファサファイアやってました(弟がオメガルビー)
一応殿堂入りを果たしたので記念パピコ。

殿堂入りメンバーは以下の通り

ケイ(バシャーモ♂)
今回の御三家。器用・素早い・カッコイイと文句無し。
なんだかんだで御三家は毎回炎タイプにしているので、今後もこれは変えないと思います。
名前は鶏の音読み。そのまんまですね。

シャーリー(グラエナ♀)
忍び足のチュートリアルでゲットした子。
氷の牙を覚えておりました。序盤の氷技は貴重。
その他の技については貧弱だったのですが、美人さんだったのでそのまま愛用していました。
名前はとある漫画のタイトルから。

ココロ(サーナイト♀)
奇跡的に初見で♀に出会えたので小躍りしながらボールを投げた思い出。
前作でフェアリータイプが追加されたことにより、守備範囲が増えたので活躍の場が多いこと多いこと。
シャーリーと並んでうちのメインヒロインです。
名前は『気持ちポケモン』ということで。

クロスケ(クロバット♂)
なんだかんだで結構な頻度でパーティに入れているポケモンですね。
序盤からずっと一緒だったので、最速進化しました。
鋼の翼を習得させたので、結構な範囲のポケモンを相手できます。
名前はとある小説に出て来る黒猫――基い雷獣の名前から。黒いところしか被ってないけど。

ちひろ(レアコイル)
電気タイプで一番好きかもしれない。なかなか出て来ないと思ってしばらく草むらを彷徨ったのは内緒。
群れバトル限定なんですかね?
電磁波による捕獲要員としても活躍しておりました。そうでなくても電磁波って便利。
名前は以前GBAで育てていたレアコイルが『ちさと』だったので、そこから。当時どうして『ちさと』と名付けたのかは……森高千里を聞いていたからです(しょうもない理由)

リョウゲツ(ジュペッタ♂)
今回のゴーストタイプ。後半からの加入とは言え、かけた愛情は上記の皆さんと同じくらい。
メガストーンを先に入手していたので、かなり活躍してくれました。
やっぱり可愛いですね。
名前はとある小説の主人公の名前から。カッコイイ男の子になってほしかったので。


・その他、活躍したポケモン
ハルカス(マッスグマ♀)
怪力/岩砕き/居合い切り/波乗り を覚えた完全なる秘伝要員にして物拾い要員。
かなりの高レベルであるため、その辺のトレーナーなら倒せる。
名前の由来は――
ジグザグマ→熊→あべのべあ(あべのハルカスのマスコットキャラ)→ハルカス
という流れ。
 ――SAN値チェックを早急に求む。
 某ファストフード店のカウンターに倒れ込むようにして座りながら、私は脳内でそんな言葉を叫ぶ。
 この場合のSAN値とはクトゥルフ神話を題材にしたTRPGにおける『正気ポイント』のこと。
 平たく言えば、私は今にも発狂しそうな状態だった。
 とはいえ、別に宇宙的事象に遭遇したわけではない。
 早朝も早くから、勤務先の前で発狂している女性がいただとか、店に来た客にゲップを吹きかけられたりだとか、そういうことが積み重なって、私の精神は悲鳴を上げていた。
 ――こんな調子だから、一気に文庫を七冊も買ってしまったのではあるまいか。
 フライドポテトをハムスターのようにかじりながら私はぼんやりとそんなことを考える。
 とは言え、そのおかげで長期に渡って私を苦しめていた”呪い”が解けそうな気もするので結果オーライということにしておこう。
 とかく、本日の私はモーレツに疲れていた。こういう時は、あまり頭を使わないで読めるタイプの本を読むに限る。そう、例えばコメディーだ。
 そういうわけで、本日私がチョイスしたのは『這いよれ! ニャル子さん』である(ちなみに冒頭の導入はだいたいノンフィクションである。人間って怖い)
『這いよれ! ニャル子さん』は二〇〇九年にGA文庫より発刊された逢空万太のデビュー作。ちなみに、記念すべき第一回GA文庫大賞(奨励賞)受賞作がそのままデビュー作となっている。
 この作品について、読む前に私が知っていたことは三つ。
・クトゥルフ神話が題材であるということ。
・可愛い女の子がニャルラトホテプ(這い寄る混沌)であるということ。
・アニメのOP
 なんで作品を殆ど知らないのにアニメのOPは知っているんだ! と突っ込まれそうだが、この作品のアニメ版のOP『太陽曰く燃えよカオス』は結構な電波ソングなので、インターネットの海にほどほどに浸かっているとどこかしらで耳にする機会に恵まれるのだ(タイトルでピンとこなくても『うー! にゃー!』って奴。と言えば分かる人は分かるかも)
 そういうわけで、やや偏った前情報のもと、私はこの作品を読むことにした。
 で、読了し、今に至るわけなのだが――

 コメディ、なめてました。

 好き嫌いははっきり分かれそうだが、私は好きだ。アニメ本編も視聴したいくらいの勢いで。と、いうか激しく動く作品だから、アニメで見ると見応えがありそうな気もする。
 食わず嫌いというわけでもないのだが、色々な理由があってコメディに手を出したことはなかったのだが、これを機に色々読んでみたいと思える、そんな素敵な作品だった。
 軽快で小気味好い会話とテンポで、話はどんどんと進んでいく。
 グロテスクな描写もあるのだが、コメディなので陰鬱さや悲壮さはなく、むしろグロすらも笑いに変えていくのが恐ろしくも笑える。
 全十二巻なので、これもまた揃えるのに悩む代物だ。
 明日は気分が変わらなければ『人類は衰退しました』を読もうと思う。













 本を読むのが好きだった。
 いつでも何処でも本を読んでいた。
 ページを開いている間だけ、私は別の誰かになれた。
 その感覚がとても好きで、好んで物語をよく読んでいた。
 いつからだろう。
 物語を読めなくなっていたのは。
 ページを開いて文字を追うと、その文字が頭の中でばらばらに分解されて、まったく頭に入らなくなった。
 まるで物語に拒絶されているような、そんな感覚に陥った。
 脳が冷える感じがした。
 暗くて、寒い。
 その感覚がとても怖くて、それからしばらくは、本を開くことさえ怖くなったのだ。
 そういえば、うちに太宰治は何冊あったっけか。
 読み終わった『”文学少女”と死にたがりの道化』を閉じるや否や、私の脳裏をそんな思考がよぎる。
 この本の味はきっと、さっくりとした軽い舌触りの割に、ビターでスパイシーなチョコのかかったクッキーのようなものなのだろう。

 ――さて。
 この『”文学少女”と死にたがりの道化』は二〇〇六年にファミ通文庫より発刊された本だ。著者は野村美月(主著は他に卓球場シリーズ、うさ恋。シリーズ、ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件、など)

“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)/エンターブレイン


 このシリーズには元々興味があったのだが、発刊当時の私はまだ学生の身分で、金欠と時間と一身上の都合から、とうとう読む機会を逃してしまっていた。
 全十六巻なのだが、そのうち揃えてしまいそうで怖い(ちなみに二〇一〇年には劇場アニメも公開されていたとのことなので、こちらも見てしまいそうで怖い)
 そう、この作品、とても面白いのである。
 諸事情により、しばらくラノベから離れていたのだが、復帰一発目に読むのにはちょうどいい作品だったと思う。
 ライト過ぎず、また重過ぎず、裏表紙のあらすじにある通り「口溶け軽めでちょっぴりビター」なのである。
 いわゆる学園もの(ちょっとコメディ)を読むのはほぼ初めてなのだが、とても読みやすく、分かりやすく、そして驚きもあった。
 ちょこっと内容について書くと、まず遠子先輩の強烈なキャラ。
「食べちゃいたいほど好き」という比喩表現があるが、彼女はそれを実践する方なのである。本が大好き過ぎる彼女は本をぺりぺりと千切ってもしゃもしゃと食べる。ものによって味も異なるらしく、主人公である心葉に”おやつ”と称して甘い話をせびったりもする。
 基本は”巻き込まれ型主人公”である心葉と、ちょっと変わった遠子先輩を軸に、物語は進んで行く。
 恋と、青春と、あとちょっと苦いものが入り混ざっているが、読了感はとても爽やかだ。
 ネタバレになるので詳しくは書かないが、ものすごく太宰治が読みたくなったので、書庫を漁って来ようと思う。とりあえず『お伽草子』辺りから。
 さて、明日はどれを読もうかな……。





 小さい頃から、本の虫であった。
 人と話すことに時間を割くくらいなら、本を読んでいたい子どもであった。
 親族一同が会した時でさえ、部屋の隅で本を読んでいるような子どもであった。
”この世で一番嫌いなことは、読書の時間を邪魔されること”
 そんな子どもであったのだ。

おぼえがき。

テーマ:
 二、三冊本を買おう。
 そう思って職場近所の古書店に駆け込んだ。ストレスが限界まで溜まった時、人は金を使いたくなると言う。
 男の場合はそれをギャンブルで消費し、女の場合は買い物に費やす傾向にあるというが、本当なのだろうか。
 とかく、女の私はそのご多分に漏れず、限界どころか臨界点を超えてしまったストレスを緩和するべく、常日頃は滅多にしない買い物をすることにした。
 とはいえ、買うものは本なのだが。
 最後に服を買ったのはいつだったか。元々流行には乗れない性質なので、流行に沿った服なんぞは買った覚えもない。 
 基本的に、私が買うものとすれば本なのである。その次に食料を始めとする日々の消耗品、そしてゲームが少々、服はその次の次くらいの優先度になっている。
 ゆえに、いつの時代にもありふれていそうな地味なパーカーと、いつの時代にもありふれていそうなごく普通のジーンズという格好で、私は商店街にある馴染みの古書店に駆け込んでいた。
 もう駄目だ。
 ストレスで死ぬ。
 このままだと胃に穴が空く。
 こういう時は本を読むに限る!
 私はそんなことを考えながら、古書店の奥へと進む。
 買う本は勤務中に考えていた。『キノの旅』と『キーリ』そしてもしもあるのなら『人類は衰退しました』だ。
 高校生や大学生の頃に諸事情で泣く泣く購入を断念したライトノベルを二、三冊購入し、帰宅したらコーヒー片手にクッキーを頬張りながら読み耽るのだ!
 ……と、思っていたのが三十分前までの話。
 地元の駅まで向かう電車にゆらゆらと揺られながら、私は手元にある紙袋の中を確認する。
 漫画本が一冊に、文庫が七冊――締めて一六二〇円である。……どうしてこうなった。
 漫画本については前々から探していた代物であるからまあ良しとして、問題は文庫本だ。
『人類は衰退しました』
『ゼロの使い魔』
『涼宮ハルヒの憂鬱』
『六花の勇者』
『”文学少女”と死にたがりの道化』
『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』
『這いよれ! ニャル子さん』
 出版社もジャンルもばらばらで、強いて言うのならライトノベルであるということだけが唯一の共通項とも言える文庫本が紙袋の中で整列していた。
 どうやら私のストレスは、思いの外重篤だったようである。
 とかく買ってしまったものは仕方が無い。
 同じ紙袋の中には『カフェイン九十八パーセントカット!』と、でかでかと書かれたデカフェのインスタントコーヒーが入っていた。
 私はカフェイン中毒気味なので、普通のコーヒーを飲むと気持ち悪くなってしまうのだ。
 このコーヒーを片手に、一冊ずつ読んでいくとしよう。
 まずは――『”文学少女”と死にたがりの道化』からだ。