しゃべる冷蔵庫

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発明家のサト氏は新しい発明品を完成させた。

しゃべる冷蔵庫である。

冷蔵庫「サトセンセイ…オハヨウゴザイマス」

おお!とサト氏は喜びの声をあげた。

「この冷蔵庫が世に出れば冷蔵庫にナマモノを入れっぱなしで腐るということがなくなる。売れる。売れるぞ。」

サト氏は発明家としては天才だったが商売の才能はゼロだった。

サト氏は試しにサンマを買ってきて冷蔵庫に入れっぱなしにしてみた。

2ヶ月後、冷蔵庫はしゃべりだした。

冷蔵庫「クサイデス…モノガクサッテマス…ハヤクトリノゾイテクダサイ…」

おお!とサト氏は喜びの声をあげた。

「これはいいぞ。さっそく売り込みに行こう。」



1週間後…
サト氏はホトホト困り果てていた。

なぜならこの冷蔵庫に投資してくれるという会社が全くいなかったからである。

更に追い打ちをかけるように冷蔵庫に入れっぱなしのサンマはますます悪臭を放っていた。

冷蔵庫「クサイデス…モノガクサッテマス…ハヤクトリノゾイテクダサイ…」

「うーん、こいつも困ったものだなぁ。売れると思ったのだが…」

しかし、サト氏は楽観主義だったのでとりあえず寝てから考えることにした。



その夜のことである。

暗闇に蠢く影が1つ。

ロケット団である。

ロケット団「ここのお屋敷はなんだか臭うぞ。金目のモノがある気がする。。」

彼のメガネが月の光を浴びてキラリと光る。

お屋敷に忍び込み、臭いの元をたどるとそこには冷蔵庫。

冷蔵庫「クサイデス…モノガクサッテマス…ハヤクトリノゾイテクダサイ…」

「!?」

びっくりしながらも冷蔵庫のドアに手をかけたその時。

「誰だ!」

サト氏である。

ロケット団はチラリとサト氏を見るも、それを無視してドアを開けた。

そしてそこには悪臭を放つ黒ずんだサンマ。

それを素早くカバンにしまうと逃げようとした。

「逃がさないぞ!」

サト氏はロケット団に飛びかかった。

しかしながら運が悪くメガネが急所に当たり、倒れてしまった。

ロケット団は慌てたが時すでに遅し。

ロケット団「死んでいる。。」

サト氏はロケット団に殺されてしまった。

そのままにしとくのもアレなのでロケット団はサト氏の死体を冷蔵庫に入れてその場を去った。



2ヶ月後、

誰もいない屋敷に響きわたる声があった。

「クサイデス…モノガクサッテマス…ハヤクトリノゾイテクダサイ…クサイデス…モノガクサッテマス…ハヤク…」


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「深き森の迷路」全曲解説第7回

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やっと筆をとることに成功したぞ。

発売まであと1週間。特設ホームページとライブ会場では予約受け付けてるから是非に。

ついに第7回。涙の最終回。ポロリもあるかも。

7曲目、「七色の迷路」について。

この曲はかなり前、2月くらいにはあったような。。。
仮タイトル「ダンスナンバー」。
ほぼ、マイケルが打ち込みで作ってくるという「沢蟹」と同じパターン。

マイケルは本当に天才なのでほぼほぼ元のアレンジを採用。
沢蟹のときもそうだったな。。。笑

マイケル曰くドナルド・フェイゲンのパクリらしいのだけど、どこらへんがパクリなのかまったくわからん。笑
彼は常人とは違う感性で生きているのであろう。

そしてキー設定がこれまたヒドイ。仮歌ではマイケルが歌ってたんだけどAメロはボソボソ、サビは裏声という鬼跳躍。
なんとかベストなキーをみつけたんだけどAメロは低すぎるしサビは高すぎるし、人間の歌う歌じゃない!笑

華原朋美さん、安室奈美恵さんの初期の歌を彷彿とさせる鬼の所業。。。

レコーディングでは1番苦労しました。

でもそのせいか、いつもと違った雰囲気が出て結果オーライ。うむうむ。

歌詞は最初マイケルに書いてもらったんだけど、これがまたヒドイ。

語呂が良くてそれなりに雰囲気のある言葉を並べただけ。。

マイケル曰く、「伝えたいことはない!」だそうです。笑

それじゃあかんので、9割カットしてアルバムの最後にふさわしい感じの歌詞にしました。

1曲目の「深き森のワルツ」で迷路に迷い込んだ主人公(あなたですよ!)が七色の迷路(このアルバムに収録されてる7曲)をかけぬけて出口がかすかにみえ始める。。という歌詞。

あんま説明しすぎちゃうと面白くないからこのくらいで。

アルバムとしてキレイにまとまったなあー。と思います。

単曲買いが流行ってるけどこのアルバムは是非ともアルバムで聞いてほしいなあ。

ジャケットも、デザイナーさんのこだわりで初回盤のみタイトルがキラキラしてるんです。

是非とも手にとって、聞いて、見てください!
発売まで残り1週間!よろしくね!
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「深き森の迷路」全曲解説第6回

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第6回ー!

昨日のラジオ、ピエロ流すって言ったけど羊でした。。ごめんなさい。。

羊良い曲やろ!

第6回は6曲目「ピエロ・ミゼラブル」について。

この曲はノブリルの曲。前作はかなりのノブリルアルバムだったので今作はノブリル汁が控えめです笑

なんでもストックを全て放出したとか。。

今作作るにあたってノブリルは3曲くらいデモを投げてくれたんだけど、なんだかどれも微妙で。。。笑

マイケルと俺のアルバムになるなーと思ってたら最後に「原点に立ち返りました。」と一言添えてウルトラCをかましてくれました。

この曲のデモ、ノブリルが歌ってるんだけど本当に下手くそなんですよ。笑

でも初めて聴いて本当にグッときた。

即「採用!」ってLINE送ったもんな笑


歌詞は最初からノブリルの仮歌詞を採用。

この曲に出てくる、「魔法」っていうのは人を笑顔にする魔法のこと。

三流ピエロの主人公は挫折を経験し、本当の魔法使いにはなれませんでした。
そんなピエロに教えを請う幼い道化師見習い。
自分みたいになってしまうのではないかとその子の将来を憂うも、その子はスターになります。

太陽のようなその子を見てピエロはがむしゃらだった昔の自分を思い出し、もう一度魔法使いになるために挑戦することを思い出すのです。

仮歌詞では一人称が「俺」だったのですが、僕は語り部的な歌詞がすごく好きなので全部「彼」に変えました。

サビがメリケン転調(音楽的に無理のある転調をミソッカスの間ではこう呼んでいます笑)なのでサビ頭の音がちょー取り辛く、レコーディングでめちゃくちゃ苦労しました。

ノブリルファック!!!

メリケン転調を歌うコツは一つ。完全に体にその音を覚えさせること。
Bメロまでのコードが頭で鳴っていると絶対にサビが歌えません。

何故こんな難しい曲にしたのか…
ノブリルにまだ聞いてないけど本当になんでなんだろ。。。

サビの頭の音は取り辛いのですが、一度覚えてしまうと「なりたかったー!」の部分が歌っていてすごく気持ち良いです。
パーンと突き抜けるサビ感があってイイね。

カラオケに入ることがあったらみなさん歌ってみてくださいね。

あとはアレンジ。

16ビートでファンクっぽいものは良くやるのですがロックなものは初めてやりました。

ギターはカッティングしてるのにシャレオツ感より泥臭さの方が強くていいですね。

カッコイイ…

各楽器の中でもジャンボリーのドラムが特にカッコイイです。
完全にDizzy Mizz Lizzyの影響受けまくってます。

僕もジャンボリーもこれで味をしめたので
次回もドラムバコバコの16ビートロックやるかもです。笑

お楽しみに。

この前スタジオで合わせたけどバックサウンドは割とまとまってきてて、ライブ映えする感じ。そろそろ披露できると良いなー。

お楽しみに!

ではでは。

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