この所、業務用刺繍ミシンの新製品発表が続きます。
TAJIMA・・・彩
JANOME・・・MB-7
BROTHER・・・PR670E
ジャノメとブラザーのプライベートショーに行ってきました。
しかしジャノメのプライベイトショーは大幅に遅刻して、すでに片づけているところでしたので
あまり詳しく聞くことが出来ませんでしたが、針が3本増えたこと、デジタイザー(刺繍ソフト)と連動できるようになった事とフラットタイプの帽子刺繍枠が使えるようになった(向かいベルニナで流行りましたね)位かな、あとスモールサイズの文字刺繍がきれいに縫えるなど縫製面でのアピールポイントが増えた位です。
実際にはもっといろんなストロングポイントがあるのでしょうが、いかんせん時間が・・・
と言う事で今回は弊社も取扱いが多いブラザー工業の新製品発表会での感想です。
1頭6針業務用刺繍機PR670Eという機械です。
こちらの製品は、PR655の後継機種となり、前作とくらべて大幅にバージョンアップされています。
まずは見た目の変更点について
①画面がでかい!(10.1inc液晶)
②LEDライトが小さくなっている!
③万人受けするロイヤルブルーのカラーリング
なので、何が大幅バージョンアップ???
という感じなのですが、実際目に見えない部分で大きく変わっていますs。
まず、縫い音。
これは現在のPR1050xと同じ静音設計になりました。
そして初速から最高速に至るまでの時間がおよそ5秒早くなったため糸切りの多い模様や糸替えの多い模様の縫製時間が大幅に短縮されます。
あとは、新型のマグネット枠やネームモードでの問題点の解消(これは少々マニアック)
と言う感じです。
どちらかと言うと今回はビジネスシーンで使用する場合の使い勝手の良さの追及というよりはホビーとしての使用時に、あると嬉しい機能が搭載されていると言う感じを受けました。
https://www.youtube.com/watch?v=PGJJShl6XB4
ブラザーUSAより
今回もう一つの目玉としてPR1050xのバージョンアップに伴って使用できる、マイデザインセンターという機能です。
これは1050xのカメラ機能を使用して、イラストをミシン上で読み取り、そのままミシンで刺繍データに変換してその場で刺繍出来ると言う物。
この機能は様々な業種でのワークショップやイベントにうまく使えば、新しいサービスとして提供出来る予感があります。ツールやイベントとの組み合わせでビジネスに取り込むと良いと感じましたが、まだ10月後半のよていだと言う事なので後日記載したいと思います。
http://www.brother-usa.com/Homesewing/pr1050x/MyDesignCenter.aspx
ブラザーUSAより