矢沢永吉アルバム YOKOHAMA二十才まえ | I am a Model

矢沢永吉アルバム YOKOHAMA二十才まえ

最近、よく聴いてる矢沢永吉のアルバム「YOKOHAMA二十才まえ」
このアルバムは、1985年発表のアンドリュー・ゴールドとの共同プロデュースによるアルバムです。
アンドリュー・ゴールドについては、近々詳しく記事にします。

ちょうど、前作「E」から始まったデジタルサウンドシリーズの二作目です。

前作以上に、シンセを使った音が目立ち、よりデジタルサウンドを確立した感じがあります。

ライブ定番の表題曲や「TAKE IT TIME」「苦い雨」なども素晴らしいロックナンバーですが、それより光ってるのは、ライブでほとんど歌わない楽曲です。

上記の曲以外は、ほとんどライブで演奏することがない、幻の作品ばかりです。

例えば、矢沢バラードの隠れた名曲「Morning Rain」は、涙が出るほどのコード進行であり、涙が出るほどの山川啓介さんの歌詞が、素晴らしい作品です。

間奏でのシンセも、鳥肌が立つほど素晴らしい!

「光に濡れて」の間奏のツインギターしかり「SORY」での山川さんの歌詞など、涙が止まらないほどの名曲揃いです!

俺が一番、このアルバムから好きな曲は「逃避行」
イントロの一小節だけギターを使い、あとはシンセとホーンセクションの絡み。
これが、またイィ!

「浮気な午後の雨」のサックスソロやラストの名バラード「あいつ」など、本当に素晴らしい曲ばかり揃ってます。

何より、歌詞が素晴らしい!
やはり、山川さん ちあきさん 西岡さんは矢沢をわかってらっしゃる!

ちあきさんが以前、矢沢に対して厳しい批判にもとれる発言をしましたが、それは、ちあきさんが矢沢という男をわかっているからの発言でしょう。

このアルバムは、一つの短編映画を観ている気分にさせられます。
特に、「Morning Rain」なんかは、歌詞は不倫に近い感じだけど、メロディーがバラードで何故か男の切なさが滲んでいて、かなり絵になります。
ホント、一つのドラマです。

「SORY」なんかも、涙が出るくらいのコード進行ですね!

収録曲
浮気な午後の雨
TAKE IT TIME
YOKOHAMA二十才まえ
Morning Rain
光に濡れて
苦い雨
瞬間を二人
SORRY
逃避行
あ・い・つ
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