★試写会中毒★

michi です。 試写会がキッカケで映画にハマり、8年目を迎えました。 そんな私が書いた映画感想です。 
ストーリーはさわりだけ書いてます。 感想は時に、いや、思いっきり、ネタバレあり!! 


テーマ:
$★試写会中毒★-10.05.07孤高のメス
満 足 度:★★★★★★★★★★
   (★×10=満点)
   試写 ヤクルトホールにて鑑賞
   2010年06月05日 公開
 

監  督:成島出
キャスト:堤真一
      夏川結衣
      吉沢悠
      中越典子、他






■内容■
 1989年、ある地方都市。
市民病院に赴任した外科医の当麻(堤真一)は
病院の体制に不満を感じながらも、次々と困難なオペに取り組み、
医師としてやるべき仕事にまい進していく。
しかしそんな中、病に倒れた市長のために、
違法となっている肝臓移植手術を施すべきか否かの選択を迫られ…。
                     (シネマトゥデイ より)


■感想■

 原作者である大鐘稔彦さんが医師ということもあってか
医師の本質とは何かを訴えているように思いました。
キャスティングも素晴らく
全員がそれぞれの複雑な心情を見事に
演じていたと思います。

 法、医療技術、設備不足、人材の確保などなど
様々な問題の中で、
「人の命を救うことが自分の仕事、
 それをしなければ自分という存在意義はない」

当麻が言い切ります。
まさに理想の医者。
ここまで腹をくくってくれる人にだったら
信頼して命を預けられますね。

 物語の中心は、当時は違法であった臓器移植
10代の健康な肝臓と、市長の肝臓、
この違いにはかなり驚かされました。
手術中に医者やナース達が見ているものを
そのまま映像にしたようなリアルさで
緊張感の続く見所となっています。

 オペ中の姿は、当麻のセリフにあったように
まさに、コツコツ1針ずつセーターを編むようで
よくありがちな天才外科医の神の手というような
ヒーロー的なものとは違っていました。
この繊細で丁寧な手術は当麻の人柄そのもので
もう一つの見所となっている人の心にも
通じていると思います。
どちらかというと、
私はこちらのほうに心を打たれました。

 当麻の赴任後、
ナース・浪子や、他のスタッフが
失いかけていたやる気やプライドを
取り戻していくのがわかります。
子供が将来の夢を語るときのような
しがらみなどのない純粋な気持ちのようですね。
どの仕事でもそうですが
大人になっても保ち続けるのが一番難しい初心。
忘れかけていた心を少しずつ蘇らせるように
ゆるい笑いを加えながら
当麻の静かな深い情熱が丁寧に描かれていました。
医師生命をかけて執刀に挑む姿から、
命を救おうという気持ちが
後回しにされてはならないということに
深い感銘を受けました。

 世間が注目する大手術に挑んだスタッフ一同が
野本医師との手術のようにビクビクせず
堂々としていたのも印象的です。
そして、私は実際に医療現場を知りませんが、
もちろん技術や設備も大切だけど
結局最後は人間性に大きくかかっているのだと
心から思いました。

 重いテーマでしたが暗くないラスト。
でも浪子の亡くなり方を考えると
やはり20年経った今も
医療現場が直面している問題は
山積みだということなのだと思います。
命の価値について深く考えさせられました。


人気ブログランキングへ  にほんブログ村 映画ブログへ
記事が気に入ったら↑ポチッとよろしくお願いいたしますm(_ _ )m
AD
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。