満 足 度:★★★★★★★☆☆☆
(★×10=満点)
試写 一ツ橋ホールにて鑑賞
10年01月16日公開
監 督:ニールス・アルデン・オプレヴ
キャスト:ミカエル・ニクヴィスト
ノオミ・ラパス
スヴェン=ベルティル・タウベ
イングヴァル・ヒルドヴァル、他
■内容■
ジャーナリストのミカエル(ミカエル・ニクヴィスト)は、
ある大物実業家の違法行為を暴露し、名誉棄損で有罪になる。
そんな彼に目をつけた大企業の前会長が、
40年前に疾走した自分の血縁にあたる少女についての
調査を彼に依頼する。
ミカエルは
天才ハッカーでもある調査員リスベット(ノオミ・ラパス)と協力して、
未解決事件の真相に迫る。
(シネマトゥデイ より)
■感想■
TIFFで特別招待作品として上映されていたので
気になっていました~~!
世界中で大ベストセラーとなった原作は3部作で
今回、映画化されたのは、ミレニアム1。
終始ドキドキ、ハラハラ、これぞサスペンスです!
主人公・リスベットは口数が少ない上に
普段は感情をあまり表に出しません。
過激なルックスで
人を遠ざけているようにも見えました。
謎めいているというよりは
陰があるといった感じです。
そんなリスベットの心情が丁寧に描かれていて
見た目はぶっ飛びキャラでしたが魅力的でした。
少女失踪の背景にあるものが
サスペンスの肝となっていますが
その真相に近づくにつれ
企業家一族全員が怪しく見えてくるのが
面白かったです。
それにしても、失踪をはじめ
何十年もお蔵入りしていた未解決事件の全容が
明らかになっていったのにはビックリ!
科学技術の発達のおかげでしょうか。
それをめいっぱい有効に使いこなし、暗記力も抜群、
頭の回転が速いリスベットの仕事ぶりは痛快です。
それと、女の敵、最低のメタボ弁護士は
とことん仕返ししてやりたかったな~。
原作のミレニアム2で登場するようなので
是非その後のやりとりも観てみたいです!
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