07.01.15カンバセーションズ
満 足 度:★★★★★★★ 
      (★×10=満点)
 
監  督:ハンス・カノーザ
キャスト:ヘレナ・ボナム=カーター
      アーロン・エッカート
      ノラ・ザヘットナー
      エリック・アイデム 、他





■ストーリー■

 マンハッタンのホテル。
結婚式に、花嫁の付添人として出席した女(ヘレナ・ボナム=カーター)。
そして同じ結婚式に、花嫁の兄として出席した男(アーロン・エッカート)。

 パーティーをあまり楽しんでいない素振りの女に男が話しかけた。
最初はクールに話していたが、
パーティーが終るころにはお互いの気持を探り合っていた。
実はこの2人、過去に別れた男女で、
今日、10年ぶりに再会したのだ・・・。


■感想■

 以前観た「ビフォア・サンセット」の、
もうちょい大人版って感じの映画です。

「男はズルいロマンチスト、
  女は罪なリアリスト」

このコピー、ごもっともです。
女って、恋に恋したり、夢見る夢子になったりもするけど、
フッとに戻って、急に現実的になったりするんだよね。
意外に、男のほうがロマンチストラブラブで寂しがりな生き物なんだわ~。

 映画のポスターを見た時、
エレナ・ボナム=カーターって童顔の女優さん?と思ってました。
ところが、ところが
本編を観てビックリ、見事な艶女キスではないですか!!
新しい家族家を大切にしなきゃと思いつつ
昔の男の気持ちがキラキラ自分にどう向いてるか気になるし、
自分はまだイケてるのかはてなマークとか、
色々複雑な思いが入り交ざった女の心情を
上手に演じてるなぁと思いましたべーっだ!

 ドレスワンピースを脱いだ時
プヨプヨ。。。ぶーぶー お腹ポコン。。。ブタ としてたのには
ちょっと驚いたけどショック!
(それでもキレイだけどね)
男ならまだしも、女のそういうところをあえて映したのは
別れてから10年経っての変貌を表現してたのかしら。。。
モデル並みのナイスバディーじゃないところに中年男女リアルさを感じて、
私はこの映画のそんなところが好きビックリマークになりました。

 この映画で初めて知った「デュアル・フレーム」という技法。
スクリーンを、
目線/目線で2分割
現在の2人/若い頃の2人で2分割してるんだけど、
終始スクリーンがこの状態だと、
無意識に焦点が定まらなくなってくるんだよね。
ちと、目が疲れちゃったかな。。。。シラー

 それにしても、若い頃の回想シーンで出てくる男の子女の子2人、
雰囲気といい、顔つきといい、よく似てる人を見つけたもんだにゃ~
ビックリマーク