全米を勇気で満たした感動の実話。


グッドナイト&グッドラック   2005年アメリカ 監督 ジョージ・クルーニー

1953年、米ソの冷戦の中アメリカ国内では、マッカーシー上院議員を頭に

国内で厳しい共産主義者の排除活動が行われていた。

しかも目標は政府に少しでも反論する者すべてに及ぶようになった。


一般市民、マスコミはその恐怖の前に沈黙してしまう。

しかしCBSの有名キャスター、エド・マロー(デビッド・ストラザーン)とプロデューサーの

フレッド(ジョージ・クルーニー)は番組内でマッカーシーこそが自由の敵であるとの内容

の放送をするのだが・・・


2005年度、各賞にノミネート・受賞作品

公式HP http://www.goodnight-movie.jp/


当時の映像に合わせるため全編モノクロ映像だが、これがリアルで重みを増している。

無駄が無く、BGMも最小限。まるでドキュメンタリーを淡々と放送しているかのよう。


マロー役ストラザーンは以前からクラシカルな趣きの俳優さんだと思っていたが、この映画

でも実に見事な演技でした。放送前のちょっとした苛立ちや目線。エド・マローの画像を

検索したところ、なんとも風貌がよく似ているのにはビックリ。冒頭とラストのスピーチは

深く心に響きます。


ストーリーは「赤狩り」ですから、普段エンターテイメント映画を好む身には少々難しく

感じられる部分があったのも事実。


権力に負けない姿勢を貫くのは時として厳しい状況を招くが、果敢に挑む姿に

思わず拍手したくなるほどだった。


マローが番組のエンディングで必ず言うフレーズ「グッドナイト&グッドラック」。

繰り返しこの言葉がでてきたが、ラストシーンでのこの台詞は一番重みがあると

思っていた。でも考えてみるとマローやスタッフ達は何時でも真摯な態度で番組に取り組んでいた。

彼らの思いは常にこの言葉に集約されているように感じた。


BLAVO!ジョージ・クルーニー!

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