千里の道を一歩ずつ~ときどきひとやすみ~

元、英→多言語取説翻訳の編集者&多言語チェッカー。
現在、社内翻訳者として医療機器のマニュアル翻訳(日→英)をしています。(もうすぐ4年)

副業で日→英/英→日 チェッカーとしても活動しつつ、特許翻訳勉強中。


テーマ:

昨日に引き続き、参加したセッションのお話です。

 

クリップ セッション2

講演誰も教えてくれない翻訳チェック ~翻訳者にとっての翻訳チェックを考える~

 

このセッションのために翻訳祭に参加したと言っても過言ではありません。

とにかくすごい人で、通路も部屋の前にも、人・人・人・・・。

 

セッションはかなり盛沢山な内容で、1時間半があっという間でした。

 

配布された資料が2部あったのですが、特に、大きい方の資料を見て驚いてしまいました。

これはものすごく貴重な資料なのではないかと思います。永久保存版です。

 

実際のところ、翻訳会社では、ここで挙げられているようなチェックは、各社独自にそれなりの工数をかけてやっているものだと思うのです。

特に、ある程度大きい規模で、一つの案件に対してある程度の人件費をかけることが許される翻訳会社では、一人の人が全部チェック・・ということはなく、作業ごとにチェックをわけているはず。(もちろん、案件や状況にもよるでしょうけれど)

そして、各社独自のチェックツール、チェックシートがあったりもするのでしょう。

ただ、このチェックシートやチェックツールの情報は、各社の秘密兵器でもあるわけで、なかなか社外には出さない情報だと思います。

 

だから、翻訳会社に勤めるか、誰かに教えてもらうかしない限り、翻訳者にはなかなか知ることができない情報なわけで・・・。

誰も教えてくれない。(タイトル通り!)

 

翻訳会社と翻訳者の中間の立場に立って情報を提供してくださったのが今回のセッション

であり、資料、スライド、お話の全てが、翻訳者にとっては本当に貴重な情報だったのではないかと思います。

 

だとしても、チェッカー、翻訳者、翻訳を出すメーカー側の立場といった複数の立場から翻訳を見てきたからこそわかる、そして長い間かけて体得したものを、ここまで披露してくださるとは、驚きです。

 

さらに驚くのはツールも無償で提供されていること。

少し前からずっと気になっているWildLight。

時間がないことを理由に、まだ使えていないのですが、実は、このツールで対訳表を作れてしまうことを知りませんでした。(表は自分で作るのかと思っていた)

 

私は翻訳会社にいて、ある程度チェック項目やツールの知識はあったものの、会社から離れて何もない状態で自分で作業するとなると、結局のところ、たくさんのチェック項目を作業ごとにバラしてやる余裕もなく、ツールもないので、結局手作業に頼らざるを得ず、いわゆる「気合いでチェック」をしてしまっています。

そして、日々小さいミスを生み出しています(汗)。気を付けようにも、限界が。

 

今回のセッションをきいて、自分の翻訳作業、チェック作業をもう一度見直してみようと思いました。

 

気を付けなくてはいけないのは、今回のお話はあくまでも例であって、どの案件にも当てはまるものではないし、真似するだけではうまくいくものではないはず。

どう取り込んでいけばうまくいくのか、いろいろ試して自分に合ったやり方を見つけていかないといけないなと思います。

 

また長くなってしまいました・・

続きはまた明日!

 

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