ご無沙汰しております
10日ほど前に新居へお引越し。そしてネットもやっと開通し、新生活がスタートしました
ロミオにはお友達もでき、一家全員元気です
ロンドン市内(セントラル地域)わんこOKのマンションは、
結局今のお家しかありませんでした・・・
便利なところですが、ザワザワしていて汚いし、ロミオの毎日のお散歩には気を使う場所です
その代わり、ロンドンには素敵な公園がたくさんあるので
時間がある時は公園まで足を運ぼうと思っています
さて、ドイツからロンドンへの移動について、経験談をUPしておきますね
その前に、EU内からUK入国のための事前準備についておさらいしておきます
1)マイクロチップの装着
2)狂犬病ワクチン2回接種
3)狂犬病抗体価血液検査 ※Defraに認定された検査機関で行うこと (リストはこちら → ☆ )
4)血液検査後、6か月の待機
ここまでは、日本から連れてこられたワンちゃんであれば手続きされているかと思います
狂犬病ワクチンは年に1回
抗体価血液検査は2年間の有効なので、いずれも期限が切れてしまわないように気をつけましょう
5)ペットパスポートの取得
6)UK入国の移動手段の手配 ※飛行機はカーゴ扱いになります。電車(ユーロスター)は不可
7)出国の24時間以上48時間以内の間に、ダニ・害虫駆除、健康診断を獣医さんにて行い、その旨をペットパスポートに記入してもらう ※獣医さんはどこの獣医さんでもOK
必要書類は、ペットパスポートと血液検査の証明書だけで基本的にはいいそうですが
輸送をお願いした業者 Pet Air の勧めもあり、私たちは念には念を入れて
日本を出国する時に必要だった書類 ★輸出検疫証明書 ★EU獣医師証明書(英語版)も提出
そのほかに、最新の狂犬病ワクチンを接種した時に獣医さんからもらった領収書も提出
そうして、検疫所にてロミオとすぐに対面することができたのです
では、経験談に話を戻します
出発前日の午前中、引越しでバタバタする中、ダニ・害虫駆除のため獣医さんへ向かうロミオ
出国の24時間以上48時間以内の間ということですが、
飛行機の出発時間のことか、チェックインの時間か、それとも業者に引き渡す時間なのか・・・
その時間の定義がイマイチよくわからなかったので、業者にチェックインする時間に合わせました。
ダニ・害虫駆除は、一つがフロントラインのように首に垂らすもの
もう一つは、タブレットのような飲み薬でした
家から持参したお菓子に混ぜて薬を飲ませようとしましたが、獣医さんがいるシチュエーションでは飲まず
「家に帰ってから飲んでもいいわよ~」と言われたので、帰宅してから飲ませました
薬を飲まない子のために、注射もあるみたいです
ペットパスポートには必ず処置時間を書いてもらいます(先生、書き忘れそうになった)
首に垂らすお薬は少し油っこい感じで、ロミオは1週間くらいかゆがっていましたよ
出発前日宿泊したウェスティンホテルは、なんとも素敵なわんこ用ベッドなど用意してくれました
ホテルでは、不備がないかと何度も書類とにらめっこ
さて、いよいよ出発当日
業者には約5時間前に行くことになっており、飛行機が16時だったので、業者へは11時の約束です
車を買い取ってくれた同僚ドイツ人が、前日の獣医さんへの送迎や当日の送迎も手助けしてくれました
空港から車で10分くらい離れたところに、カーゴ業者が集まっています(日本の空港と同じ感じですね)
日本の空港貨物施設と同様に、入り口で車のナンバーや名前、用事を伝えるなど、入るだけで厳重チェック
同僚ドイツ人の手助けがなかったら、きっとすごく大変だったと思います
ゲートを超えてやってきたのは、このたびロミオの輸送をお願いすることになったPet Airさま
普通の事務所です。どこに運ばれるのか・・・カメさんもいましたし、他にもわんこの鳴き声が
担当者は英語が話せるのですが、同僚ドイツ人もいたのでドイツ語と英語が混ぜ混ぜ
ペットパスポートに血液検査の結果が転記されていないことを、指摘されるかもしれない・・と言われました
本来は、血液検査が自宅に郵送されてきたら、それを獣医さんへ持っていきパスポートに記載してもらうそう
「事前にやり取りをしてOKをもらっているので、パスポートに血液検査の転記がなくても多分大丈夫」
Pet Airに申し込むとすぐに、イギリス検疫とのやり取りを始めてくれるので、その時点で何か確認がある場合、必要な書類を提出して検疫をクリアしていきます。私たちは日本からオランダとドイツを経由しているので、
やはり検疫側はひっかかったそうで、日本出国の際の検疫書類をすべて提出しOKが出た様子。
やっぱり業者にお願いして良かった・・・
ゲージが開かないようにきっちり止めてくれたり、中にお水のトレーを入れてくれたり、ドイツ人は真面目ね
すべての書類をコピーしてもらい、お支払いを済ませ、ロミオとバイバイ
日本からオランダに移動した時は、12時間の長時間フライトなので心配でたまらなかったけど・・・
今回はフライト時間は1時間半。11時にお別れして、再会できるのはきっと7時間後くらい。
お留守番時間の許容範囲だし、トイレも大丈夫だと思ったのであまり心配ではありませんでした
飛行機も定刻どおりに飛び、ターミナルに到着 (アイスランドの火山と重なっていたら、すべてやり直しだったでしょうね・・・)
タクシーで15分くらいの場所にあるAnimal Reception Center(検疫所)に到着 遠かったです
右側手前が待合室ですが、この日は待っている人が他に1人だけ
待合室の中にあるチャイムを鳴らし、
「フランクフルトから来たんだけど、わんこをピックアップしたい」と告げ、必要書類を渡しました
あの血液検査は大丈夫だろうかロミオは係留されないだろうかと心配が募ります
待つこと15分・・・ 担当者に抱かれジタバタと出てきたロミオと対面
係留されずにスムーズに入国することができました 嬉しくてウルウルしちゃいました
良かった・・・ようやく肩の荷がおりました
検疫所で発行してもらった書類です。
心配だったロミオの入国も無事に済んだおかげで、ロンドンに来てからは晴れやかな気持ちです
アドバイスをくださったり、ご心配くださっていた皆様、本当にありがとうございました
おかげさまで、新生活がスタートしました
どれくらいロンドンにいられるかはわかりませんが、ロミオとロンドン生活を満喫したいと思っております
「オランダ★Days → ドイツ★Days」は、これにて終了となりますが、記事は残しておきます
連絡をいただいている方には、お返事が遅れていてごめんなさい。これから必ずお返事しますね~
今まで読んでいただきまして、ありがとうございました
りな