鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」(友政懇)を巡る政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部が首相を不起訴(容疑不十分)とした処分について、東京第4検察審査会は26日、処分に問題はなかったとして「不起訴相当」とする議決を公表した。議決は21日付。議決により審査は終了した。

 特捜部は昨年12月、総額約4億円の虚偽・不記載をしたとして、会計事務担当者だった元公設第1秘書の勝場啓二被告(59)=1審で禁固2年、執行猶予3年の有罪判決=を在宅起訴した。会計責任者だった芳賀大輔・元政策秘書(55)も略式起訴され、罰金30万円、公民権停止3年の略式命令が確定した。

 一方で、鳩山首相については「共謀の事実がない」などとして容疑不十分で不起訴としたため、事件を告発した「鳩山由紀夫を告発する会」と名乗る団体が1月28日、審査会に不服を申し立てていた。【大場弘行、山本将克】

 ◇首相政治団体の偽装献金事件

 鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」と関連政治団体「北海道友愛政経懇話会」の04~08年分の収支報告書に計4億円余の虚偽記載や不記載があったとされる政治資金規正法違反事件。東京地検特捜部は昨年12月、故人を含む延べ270人の名前を使って虚偽の記載をしたり、母や姉からの献金を記載しなかったなどとして会計事務担当者だった元公設第1秘書、勝場啓二被告(59)を在宅起訴し、東京地裁は22日、禁固2年、執行猶予3年(求刑・禁固2年)の判決を言い渡した。鳩山首相については共謀の事実がなく容疑不十分で不起訴とされた。

【関連ニュース】
福知山線脱線:JR西歴代3社長を強制起訴 指定弁護士
偽装献金:鳩山首相元公設秘書に有罪 東京地裁判決
明石歩道橋事故:元副署長を強制起訴 改正法に基づき初
明石歩道橋事故:元副署長を20日に強制起訴
JR福知山線脱線:歴代3社長、強制起訴前に聴取せず

耐震強度不足マンション、分譲側に代金返還命令(読売新聞)
“殺人ナース”が抱えたストレス、白い巨塔で一体何が… 京大病院インスリン事件(産経新聞)
年度内に医師を対象とした実態調査―統合医療PT(医療介護CBニュース)
露店で偽一万円札8枚=透かしなし、同一番号-北海道・函館(時事通信)
事業仕分け ロック歌手の内田裕也さん 抗議の紙を掲げる(毎日新聞)
AD