★重曹は万能選手

重曹は私にとって日常生活でなくてはならないもの。
お掃除クレンザー、トイレの消臭洗剤、
洗濯洗剤、入浴剤、茶渋取り、シルバー磨き、
お菓子用ベーキングパウダーなどに使用しています。

自宅ではトイレ用洗剤、バス用洗剤、入浴剤は購入しておらず
重曹、クエン酸、エッセンシャルオイル、
フレンチクレイなどで手作りしております。

購入しているのは下記写真の
モンゴル産天然鉱石１００％のもの。
食品グレードなので安心して使用できます。

重曹の特徴は
1.　油分を乳化する効果がある
2.　タンパク質を分解する効果がある
3.　粒子が細かく水に溶けにくい
4.　弱アルカリ性で酸性を中和する
5.　発泡作用がある

上記写真のように重曹は真っ白で粒子が細かく片栗粉のようです。
英語でBaking Soda。

用途としては：

洗濯洗剤として
油分を乳化しタンパク質(衣服に付着した皮膚の汚れ)を分解し
弱アルカリ性で酸性を中和するという特徴を利用して
洗濯洗剤合わせて使用すると汚れがよく落ちます。
この時水ではなく温かいお湯で洗濯すると更に汚れの落ちがよくなります。

入浴剤として
入浴剤としてご使用になってらっしゃる方は多いのではないでしょうか。
発泡作用があり、クエン酸と混ぜてバスボム作りの材料です。
重曹だけでもお湯が滑らかになり保温効果が高くなるのでこれからの季節にオススメです。
私はオリジナルでフレンチクレイと一緒に入浴剤として使用しています。
排水が少し心配なんですけどね。。。

茶渋取りとして
カップなどに付着した茶渋は重曹を粉のまま茶渋に付けて
重曹の粒の研磨作用でこすり落します。
頑固な茶渋は重曹を入れたお湯に漬け込んだり、お鍋で煮沸して３０分放置します。
重曹がアルカリ成分が強くなり、付着した茶渋をこすると簡単キレイに落ちます。

油汚れ洗剤として
換気扇などの頑固な油汚れをペースト状にした重曹(重曹３に水１の割合)を
スポンジに付けてこすり、最後に雑巾などの布で拭き取ります。
頑固な油汚れは重曹ペーストをたっぷり付けて１５分くらい放置してから
水で流すか布で拭き取って下さい。

トイレ掃除洗剤として
便器内に重曹を振りかけてブラシで汚れをこすり落します。
水・重曹・好きなエッセンシャルオイル(殺菌剤としてティーツリーを入れてます)
を混ぜたものをトイレや床掃除などの洗剤として使用しています。

シルバー磨きとして
容器にアルミホイルを敷いて重曹を入れぬるま湯を注いだところに
シルバーのアクセサリーや銀食器などをいれ
キレイになるまで放置するとピカピカになります。

ベーキングパウダーとして
お菓子の材料となるのは皆様よくご存じですよね。
その他にも、消臭剤として、排水口の滑り取りとして、
うがい液としてなど用途は多岐にわたります。

またレントゲン技師の方々は
放射線を多く浴びてしまった場合
塩を混ぜた重曹水を飲んで
放射線を中和しているそうです。
　
加えて
第二次世界大戦中のマンハッタン計画では
原子爆弾の開発を目的として創設された
アメリカのロス・アラモス国立研究所では
ウランに汚染された土壌の浄化に
重曹(重炭酸ナトリウム)を使用したそうです。

原発事故の時も
体内の放射能除去に重曹水を飲んだり
重曹を入れたお湯に浸かったりすると有効
という情報が流れていました。

こんなに万能選手な重曹。
既にご家庭で使用されてらっしゃる方も
多いかもしれませんが
まだという方は是非お試し下さい。

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