身近な話で恐縮だが、謙虚でいつも冷静で、でも温かみがあり、内に秘めた自信が滲み出ている人がいる。
逆にいつも傲慢で、いきなり人前で怒鳴り散らし、自分の損得だけしか考えずに行動する人もいる。
この人はいつも他人を落として自分が優位に立とうとし、優越感を感じているように思える。
たぶんそういうことをしなければ、自分に自信が持てないのだろう。
この二人の大きな相違点はというと、前者は自尊心が高く他人に対する思いやりが感じられる。
後者は自尊心が欠如していて自己中心的な感じを受ける。
謙虚さとは相手に対する思いやる気持ちから自然と出てくるものであり、
損得勘定が大きく働く人からは謙虚さは感じられない。
相手を尊重していれば、ぞんざいに扱うこともないだろうし、嘘をついたり、
故意に傷つけるような行動を取らないと思う。
どんな人でも一人で成長したわけではないし、人生浮き沈みはあったとしても、今ここに生きているのは
両親や、教師、上司、自分よりも賢く経験豊かな人達からのサポートがあったからこそ自分がいると思う。
そのことに感謝出来た時に謙虚さが生まれ、
そして今ここにいる自分自身に満足出来た時に謙虚さが生まれるのだと思う。
上を見たらキリがないし、下を見たらキリがない。
今自分が生かされて、毎日食べ物に困ることもなく、住む家も着る服もあることに感謝すれば
自然と満たされた気持ちになり、今の自分自身に満足出来るようになるのではないだろうか。
3.11を経験し、度重なる余震の中で不安な眠れない一夜を車の中で過ごした母がそう言っていた。
人間謙虚な気持ちを忘れてしまったら成長はそこでとまってしまう。
人生死ぬまで学びで、学ぶことは無限にある。
謙虚さを失ってしまったら、学ぶ機会はひどく限られてしまうものになる。
人間は謙虚であることの大切さを死ぬまで忘れてはいけないのだと思う。
幸せ体質になる練習シリーズの過去記事はこちら↓。
読んで下さって有難うございます。
昨日はオーガニックライフランキング1位、
有機・オーガニックランキング3位でした。
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