前回のブルゴーニュワイナリー巡り-前編 に続き後編です。
前編をまだ読んでいない方は↑Click下さいませ。
ブルゴーニュ旅行の目玉ロマネ・コンティ 村へ。
小さな村が見えてきました。
ロマネ・コンティといえば
ブルゴーニュで一番高値がつくワイン。
ラベルはこちら↘。
ロマネ・コンティのお値段にご興味がある方は
こちらをClick→ ロマネ・コンティ
ロマネ・コンティは抱き合わせケース(他のワインも入れる)で
1ケース単位(12本入り)で売られることが多く
その中でロマネ・コンティは1本だけ。
11本は他の高級ワイン。
1本で売られているものは
ケースをバラして売っている場合が多いそうです。
葉っぱがありませんが
これがロマネ・コンティの畑。
これだけ?と思う程狭い葡萄畑です。
希少価値が高いので
高額になる理由が分かりました。
写真では見にくいですが
ROMANEE-CONTIの目印が石の壁に。。。
ロマネ・コンティ村の様子。
ロマネ・コンティ村のカーブで
ブルゴーニュのもう一つの特産物カシスで作った
クレーム・ド・カシス(カシスのリキュール)を購入しました。
日本ですと右下の写真のルジェ社のものをよく見かけます。
アルコール度数が20%もあるんですが
甘くてとてもコクがあります。
アイスクリームにそのままかけて食べたり
カシスマスタードと混ぜてドレッシングを作ったり大活躍。
残りあと少しになってしまいました。もう手に入らないだろうなあ。。。
クレーム・ド・カシスをお料理に使用してみたい方はこのボトルを↑Click!
もちろん日本円で百万円以上する
ロマネ・コンティは買っていません。。。
ロマネ・コンティがディジョンの高級ワインショップで
大事に保管されているのを見かけたので
拝ませて頂きました。
下の写真はさらに南下して
コート・ド・ボーヌにあるシャトー・ド・ムルソー。
コート・ド・ニュイは赤のロマネ・コンティが有名ですが
コート・ド・ボーヌは
白の超高級ワイン「Montrachetモンラッシュ」で有名。
白のモンラッシュは赤のロマネ・コンティよりも
高値で取引される場合もあるそうです。
シャトー・ド・ムルソーも閉まっていて残念と思ったら
隣の施設が開いていて
カーブを案内して頂きました。
お料理の写真がなくて残念なのですが
ブルゴーニュといえばエスカルゴと
ブフ・プルギニオン(牛肉の赤ワイン煮)
またはコック・オ・ヴァン(鶏の赤又は白ワイン煮)。
どこのレストランへ行ってもこればっかりです。
飽きてしまって
最終日はサラダとパテだけオーダーしていました。
この後も数か所のカーブをまわり
またボーヌへ戻り街を観光。
下の写真はボーヌにあるオスピス(ホスピス・施療院)。
1443年にブルゴーニュ公国の宰相ニコラ・ロランが創設したもので
貧しい人たちに無料で医療を施し
費用は王侯貴族から寄進された葡萄とワインで埋め合わせされていました。
入院条件は「貧者」であることだけだったそう。
当時このような貧者のための医療施設があったなんて
ブルゴーニュ王国は「人間は皆平等」のカソリックの精神そのものですね。
ボーヌの町の教会。
ボーヌを後にしてまたディジョンに立ち寄り
チューリッヒへ戻りました。
年末のブルゴーニュを訪れましたが
次回は10月オルベネぶどう収穫祭または
11月ボーヌのワイン祭り「栄光の三日間」の時期に旅行して
ブルゴーニュの人達とお祭りを一緒に楽しみたいですね。
そして一生に一度でいいので
ロマネ・コンティを飲んでみたいです~!!