福祉と国防と愛国と | 「国家戦略特区」blog

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ポスト・グローバリズムの社会を考察。日本を貧しくする移民=外国人労働者受入れ政策に警鐘を鳴らしています。

「消費税を福祉と絡めて増税しようとの勢力が跋扈する安倍政権ですが、実は国防を強化すると福祉が充実するというパラドックスが存在します」

『軍国主義が福祉国家を産んだ逆説の歴史』

 

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『三橋貴明への要望』

 

何年か前に三橋貴明さんのブログのコメント欄にて「福祉についての本を書いて欲しい」と要望した事があります。医療が充実し平均寿命が世界一の日本が「中福祉」と世間で云われているのが何とも胡散臭かったのと、消費税増税の理由が、何かに付けて福祉!福祉!と連呼されるのが、怪しいと思ったからです。

 

『中野剛志からの回答』

 

三橋氏は残念ながら福祉と経済についての本を出してはいませんが、代わりに中野剛志氏の「富国と強兵」で福祉に関するかなり興味深い記述が見られました。実は福祉国家が実現した理由は、二度の世界大戦のでの総力戦であり「福祉と国防」には密接な関係があるというのです。戦争と福祉は一般的に対極の概念です。

 

『小熊英二らの大錯覚』

 

内容は月とスッポンですが厚さは「富国と強兵」と同じくらいの小熊英二の「民主と愛国」でも分かるように、戦前の日本は軍国主義の悪で、戦後の日本は民主化された善とのイメージが世間にありますが錯覚です。要するに戦争でお国の為に闘うのだから、政治にも参加させろ!福祉も充実しろよ!という話なのです。

 

『施光恒のリベラルナショナリズム』

 

このメカニズムを説明すると、総力戦では国防費が急増するが、戦後も国家予算は減らず、理由は軍事費が福祉に回るからです。国防に多くの国民が直接間接にかかわる事で、政府も国民を大切にし、国民も政治に関心を持つ。これは施光恒さんの主張するリベラルナショナリズムにも繋がる現代的なテーマです。

 

『西田昌司への落選運動』

 

新幹線の我田引鉄に失敗して、ざまあみろ!のヘイト言論弾圧魔こと自由移民党の西田昌司ですが、やたらと福祉と絡めて消費税を増税したがる財務省の犬です。税の基本は国民間の格差縮小であり、庶民イジメの消費税など廃止が常識です。経済と福祉の基本も知らぬドシロウトは、次の選挙で本業の税理士行きですよ。

 

『安倍晋三の危険性』

 

戦前の日本は国防費が国家予算の半分を超える軍国主義でしたが、黄金期の1964年の米国も軍事費が国家予算の45%も占めていました。戦後の福祉の発展は軍国主義の民生化でありスピンオフです。また冷戦におけるソ連の存在も敵対する西側の福祉を充実させました。ライバルのいないアベ総理とは対照的です。

 

『水島総のレッドライン』

 

移民推進も消費税増税もTPP批准も尖閣放棄も日韓合意も北方領土放棄も何でもアベちゃん支持の水島総さんが良い例ですが、今の日本の福祉国家は英霊の血の賜物です。それを喜々として破壊するアベ総理を反日勢力と認め苦言を我々国民から呈せない限り戦後は永遠に続くのです。鍵は我々のナショナリズムです。

 

『白井聡へのアンチテーゼ』

 

愛国意識が高まり国防を強化すると、福祉が充実し格差が是正されるとの「富国と強兵」の指摘は、今までのサヨク史観をひっくり返す驚くべき歴史的事実で、永続敗戦論を唱える白井聡らの超自虐史観を乗越える骨太な思想です。故に安倍総理が推進すグローバリズムによる永続敗戦は愛国者こそが阻止すべきなのです。

 

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