シリア難民と欧州崩壊 | 「国家戦略特区」blog

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ポスト・グローバリズムの社会を考察。日本を貧しくする移民=外国人労働者受入れ政策に警鐘を鳴らしています。

「シリア難民が欧州で深刻な社会問題になっており、古代ローマを滅ぼしたゲルマン民族の大移動を彷彿とさせますが中東から欧州への移動が謎です」


『提唱:国民居住権を確立し世界の移民亡国を防げ』

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『ユキミ・ナガノについて』

私はスウェーデンの二人組ユニットの「クープ」の楽曲が相当好きです。ボーカリストは色々なミュージシャンを起用しているのですが、ユキミ・ナガノという日系人のシンガーが良い味を出しています。最近、音楽動画はゴリラズばかりなのですが、元々ユキミ・ナガノの活動を調べていて行き着きました。

『マイヤ・ヒラサワについて』

彼女は父親が日本人デザイナーだそうですが、全く日本語が喋れない様子で、民族教育は一切行っていないようです。同じ日系スウェーデン人には、日本でも大ヒットを飛ばしたマイヤ・ヒラサワがいます。彼女も父親が日本人で日本語が全然喋れませんでした。偶然の一致ですが、そんな人が多いのでしょうか?

『カズオ・イシグロについて』

今や英国の国民的作家になりつつあるカズオ・イシグロは、日本生まれで両親共に日本人ですが日本語が全く喋れません。父親は北海油田絡みの科学者、5歳で英国に渡り、英語で小説を書き英国籍を取得しています。この三人を見ていると日本人は外国に同化するのが得意の様です。受入れ国との摩擦は少ないでしょう。

『シリア難民について』

今、欧州を揺るがす大問題として、シリア難民問題が上げられます。いわゆるアラブの春で中東の独裁国家が相次いで崩壊し、シリアは内戦に突入、民主化どころか結局カオスだけが残り地中海を超えて欧州にアラブ人難民が押寄せる状況です。昔のベトナム戦争後の難民であるボートピープルを想起させます。

『なんでドイツに行くのか?』

しかし気になるのは難民が何故ドイツを目指すかという部分です。彼らはクルド人などいますが基本的にはアラビア語を喋るアラブ人です。ドバイ、オマーン、サウジなど同じアラブ語を使う金満国家のお世話になるのが本来の筋というものでしょう。思い起こすのがゲルマン民族の大移動でローマが滅んだ件です。

『実は欧州に行くのは極少数』

一応、正確を期す為に書きますと、シリア難民の多くは、シリア国内で避難しています。内戦で国中グチャグチャなのです。国内に留まれない方々の多くは周辺諸国に逃れています。欧州に移動している難民は僅か数パーセントというのが実情だそうです。もはやシリアは内戦によって国家の体を成していません。

『水は低いところに流れる』

しかし、何故、遠方のドイツや、ユキミ・ナガノの母国スウェーデンにわざわざ行くのでしょうか?結局、人間、環境の良いところに行きたいという事でしょう。しかし、アラブ人が日系人の様に「郷に入れば豪に従え」の精神で同化する見込みが無い事は、欧州人自身が痛いほど理解しているハズです。

『これは終わりの始まり』

しかし、どうしても思い出すのはゲルマン民族の大移動で滅んだとされるローマ帝国、あるいはシリアを超えてエルサレムに雪崩れ込んだ欧州の十字軍の悪行です。かつての南北が真逆になっているのです。これは妄想ですが、将来アラブ人が多数になったドイツが、ローマの様に滅ぶのが皆さん目に浮かびませんか?

『難民を何億人受入れるのか?』

ドイツは殊勝にも難民を何十万人も受入れるそうです。しかし人類は既に70億人を超えています。恐らくドイツが受入れるべき難民移民は、ドイツの総人口の十倍は超えているでしょう。難民を受入れる事で問題を解決出来るほど、問題は単純ではありません。移民によって問題を解決する事は理論的に不可能なのです。

『新たなるロジックの構築が必要なのでは?』

このような難民問題に対して、本ブログは、フィリピンに国家戦略特区を作り、難民が来たら全員そこに移って頂く仕組みを作ろうとの提言をしました。最貧国から最貧国へという流れは難民抑止力として非常に有効です。しかし、それが間に合わないくらい事態は切迫しています。何か新しいロジックが必要です。

『言語権と同じような権利の創設を』

施光氏は「英語化は愚民化」の中で、母国語で人間らしく暮らす「言語権」なる主張が登場したら、グローバリズムは大きな打撃を受けるとの考えを紹介しています。同じように「国民居住権」という人類は母国で人間らしく暮らす権利が存在するとの考え方が、登場したら移民問題や難民問題で有効だと思います。

『国民居住権を提唱せよ』

つまり人間は、何の因果か、それぞれの国に生まれてしまった訳です。例えば皆さんが日本国民として生を受けたのはタマタマです。そして敢えて、国民は祖国において人間らしく暮らす権利があるという意味での「国民居住権」なる権利を主張したら、難民は母国に留まるのが正しいとはなりませんか?

『難民は飽く迄、避難民であるべき』

この「国民居住権」が流布されればシリア難民は一時的に難民キャンプに留まるが、最終的に母国に戻るべきとなるハズです。決して難民=偽装移民を受入れる必要は無くなります。日本もドバイ辺りと手を組んで一時的なシリア難民を受入れる施設を中東に作ればお茶を濁せると確信します。移民亡国は断固拒否です。

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「ゴリラズ(ユキミ・ナガノ)和訳付公式歌詞PV」


言論ポータルサイト『進撃の庶民のブログ』は行き過ぎたグローバリズムなどに警鐘を鳴らすブロガー支援目的のサイト。毎週水曜日にコラム寄稿。




  



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