財務省の魂胆 | 「国家戦略特区」blog

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ポスト・グローバリズムの社会を考察。日本を貧しくする移民=外国人労働者受入れ政策に警鐘を鳴らしています。

『官僚の過ちを糺すのは国民の政治的な圧力しか無い』

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『新国立競技場を殺すな!』

先日ラジオを聞いていたら、東京五輪の新国立競技場の工事費の問題など取り上げており、論調としては『税金の無駄使いをして!』という感じでした。これこそ緊縮財政を目論む政府が、工事費の一部を都に押しつけ、競技場を屋根無しで五輪を向かえる狙いです。国民に政府にカネが無いアピールをしているのです。

『国民に不安を煽るのが目的!』

しかし本当にカネが政府には無いのでしょうか?確かに政府の一般会計は100兆円くらいですが、税収は50兆円程度です。半分くらいは税金以外からお金を持って来ている訳で、普通に考えれば不安になります。この漠然として不安を煽っているのが財務省と御用学者で、悪質な緊縮財政のプロパガンダです。


『昔はどうしていたのだろうか?』

実は、昔は借金無しで政府は運営されていました。東京五輪の前くらいの時期です。理由は簡単で、インフレ率が高く、税収もそれにリンクして増えていました。何と、当時の予算は年間15%増くらいの積極財政だったそうです。当時の官僚の仕事は毎年増え続ける予算をいかに使うか!だったそうで、楽しそうですね。

『国民からカネを借りて使っていた!』

もう一つのポイントは
財政投融資です。簡保や郵貯や公的年金の資金を運用して、つまり我々庶民からお金を借りて、公共事業などのインフラ整備を行い経済成長のエンジンとしていました。何故か?97年の橋本政権で廃止されてしまいましたが、その後は15年以上デフレが続いています。借金なくして成長ナシ!

『お金の価値が下落するのがインフレ』

今はデフレですが、赤字国債を発行しなくとも政府が運営出来た頃はインフレ率の高い時期でした。インフレとは、お金の価値が総ての人に平等に下がる現象で、ある意味税金とも似た機能があります。東京五輪の頃は月1万円台で大人が暮らせた訳、今の1万円の価値とは大きく違います。これがインフレの結果です。

『消費税増税は正しい政策だったか?』

仮に財務省の主張が正しいとして、今の二倍に税金を増やせば問題は解決するのでしょうか?政府は95年に財政危機宣言を行い消費税を5%に増税して緊縮財政に舵を切りましたが、予算に対する借金の依存度は余計増えてしまいました。8%への消費税増税でも個人消費が冷え込み将来の税収は減るでしょう。

『増税で財政健全化は絶対に無理!』

つまり財務省が企むようには、我々庶民は動かないのです。税金を二倍に増やして、その通り財政が健全化するなら増税すれば良いと思いますが、現実は、わずかな消費税増税でデフレとなり税収が減ってしまったのです。つまり現在の借金漬けの予算は、政府の緊縮財政という失政がもたらした結果なのです。

『財務省のキチガイ学者を粛正せよ!』

財務省の御用学者として知られる小黒一正とかは、消費税を20%以上にすべき等とキチガイ理論を披露していますが、大東亜戦争時に戦局を悪化させた参謀本部と良く似ています。戦争でも特攻や玉砕という尊い犠牲でツジツマを合わせましたが、同様に現代でも庶民は経済的な犠牲で失政の尻拭いをさせられます。

『機能的財政論の証明』

結果論ですが、増税したら税収が減った現状は、税金は国民経済を調整する為のシステムに過ぎないという『機能的財政論』の証明となっています。『北風と太陽』の童話ではありませんが、仮に政府が税金を国民から多く取りたければ『積極財政』で政府自らが、お金を吐き出す以外に方法は無いのですよ!小黒サン。

『世界一財政が健全な日本政府』

税金の目的の一つはインフレ率を適正な水準に調整する事ですが、デフレを放置する日本政府は『積極財政』という解決策を放棄しています。日本の長期金利とインフレ率は人類最低水準で、日本政府は世界一財政が健全です。財務省の官僚は健全財政というドグマに囚われて、財政が健全な日本を危機に陥れています。

『レジームチェンジに必要な政治の重要性』

財務省という官僚組織は明らかに政策をミスしましたが、自己保身の為に緊縮財政を止められません。これを打破るのは、政治の力です。そして政治を後押しするのは世論と言論であり、その背景は思想です。結論は、読者の皆様が正しい知識を得て情報発信し、民主主義の力で厳しく政治家に圧力を加える事が重要です。

『では我々は何をすれば良いか?』

確かに私たちは無力ですが財務省の増税爆弾に焼き殺される必要はありません。おバカな官僚ドモを嘲笑し、虚偽情報を垂れ流す御用学者を吊るし上げ、キチガイの言いなりになる政治家を落選させ失脚させれば良いのです。先ずは攻撃を続ける本ブログをご支援頂く事が、敵へのダメージを与える事になると確信します。


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「ティンパンアレー/歌:細野晴臣」

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