「お前が小さい頃にあげた、お父さんの子供の時の怪獣のブロマイドとかってどうした?」と聞くと、
「まだ持ってる」ということで、自分の部屋の押し入れから箱を持って来ました。
中はお宝(?)の山でした。
中が見えない粗末な紙袋に入った、いわゆる引きクジ方式だったので、同じものがダブるのはしょっちゅうでしたね。
まずは怪獣編から。
傷みが激しいものばかりですが、59枚残っていました。
ウルトラマン、ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマンの円谷シリーズや、王道の東宝作品。
多かったのは大映のガメラシリーズでした。
スペクトルマンが数枚、レアなジャイアントロボとシルバー仮面が1枚ずつありました。
私が集めていた小学校5~6年の頃は、すでにウルトラマンやセブンの本放送は終わっており、たまに再放送はありましたが、今のようにビデオやDVDがあるわけでもなく、やはり当時絶賛放映中だった仮面ライダーのシリーズの方が人気がありましたね。
大人になってから調べたところでは、当時山勝とマルショウというメーカーがほぼ独占的に作っていたようです。
このコレクションには少ないですが、白黒スチールに人工着色したチープな感じのブロマイドが、いかにも昭和中期を感じさせる味わいでした。
次回はライダー編をお送りいたします。