新しい広告の形

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☆Wiiに番組・広告配信 任天堂と電通、09年春 (12・25日経)


 任天堂は2009年春に電通と共同で、据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー)」にアニメなどの映像番組を配信するサービスを開始する。企業の広告を同時配信したり、有料番組を用意するなどで収益を確保する。Wiiは世界で4000万台以上が普及している。任天堂は家庭向けの情報提供媒体としての活用が可能とみており、番組配信をゲームに次ぐ新規事業に育てる考えだ。

 新サービスはWiiをインターネットに接続して利用する。配信するコンテンツは家族で見られる娯楽番組を中心とする計画で、制作会社などが新サービス専用に作成する。既存のテレビ番組などは配信しない。有料番組と無料視聴が可能な番組をそろえ、無料の場合には広告で収入を確保する。来春に国内でサービスを開始、同年夏には海外向けにも提供する。


 任天堂と電通が本格的にタッグを組みました。TV・新聞広告業界のパトロン、トヨタが疲弊した今、王者電通も新たな有力媒体を確保する必要に迫られたわけです。マンモスが滅びたのは周りの気候に適応できなかったから・・・。なんてよく言われますが、巨体ビッグ3が変化できずに滅びそうなのを目の当たりにし、大企業といえども周りの事情に合わせて変化できなければどうにもならないということに気づいたのではないでしょうか。

 任天堂も今は何とか好調を維持していますが、新興国の中間層にゲームが普及するのはまだまだ先の話・・・。となると、現在の顧客から新たな収益を得るというビジネスモデルを何とか構築せねばならない・・・。そこにアニメや広告というネットを使った媒体が候補として浮かび上がった訳です。これは面白くなってきました。日本の広告の構造がガラッと変わる転機になるかもしれませんね。

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