仕事とはいえ組織の中で働いていれば人間関係のねじれが発生するのは当たり前のこと。
人は皆、生まれながらにして変えることが出来ない気質や考え方をもつ。
無理に合わせようとするから苦しくなる。ではどうすればいいのか・・・


『智に働けば角が立つ、情に棹させば流される、意地を通せば窮屈だ、とかくに人の世は住みにくい』
何年か前にテレビコマーシャルでも使われたことがある有名な夏目漱石の「草枕」の冒頭。


智・情・意は『文芸の哲学的基礎』の中で、漱石は「精神作用を智、情、意の三つに区分します」と述べている。(岩波全集版の註解による)


人間関係で苦労して、相手にどう対応したら良いのか迷ってしまうこともしばしば。
情報の氾濫が、個人のものの見方、考え方、価値観などに少なからず影響を与えている。


同じ職場でも「コミュニケーションがうまくとれない」「何を考えているのか判らない」などスムーズなコミュニケーションをとれずに深い悩みを抱える人もいる。


人間関係をスムーズにするいい方法はないのか?
「個々のコミュニケーション能力を上げること」でその答えを知ることができる。

1. 自分を知る 2.相手を知る 3.自分と相手の違いを知る 4.相手のことを認める。
これらを理解すると楽になり、障害の少ない付き合い方ができるようになる。


このことを智・情・意と判りやすく体系化・システム化したのが、能力心理学と分析心理学から導き出した【サイグラム】だ。
開発者は日本産業心理学コンサルティング協会会長の吉井伯榮さん。


個人が生まれながらにして持っているだろうとされる生得的性格、気質、才能、適正などにスポットを当て、その傾向性を科学的統計データに基づいて定義づけている。


今、悩み苦しむことがあるとすれば、人はそれぞれ自分と違った感性を持っているのを理解することから新しいコミュニケーションが始まるとこころえよ。 


本日の儲けのヒント
相手の気持ちが判ると自分も判る

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