Fragment

ホミンを色んな仕事させながら恋愛させてます。
SJのウォンキュ、はじめました。
未成年者のお客様の閲覧はご遠慮ください。


簡単な前書きと、みのこについて少々。


東方神起とSUPER JUNIORの二次BL小説を書いております。
BL表現が苦手なファンの方がもしいらしてしまいましたら、覗く前にブラウザバックお願い致します。



お取り扱いは現在

・ホミン
・ウォンキュ

他カプもお取り扱いしていましたが、更新は停止しております。
2014.11現在はこちらのふたつのみになっております。


作中に使っています画像はあくまでもイメージでして、作中の時期とまったくもって噛み合っておりません。

現在コメントは受け付けておりません。
(宣伝みたいなコメントがたくさん来て、ビビってます/笑)

当ブログのアドレスや、文章、画像を他サイト様や掲示板などに転載することだけは、ご遠慮下さい(泣)
こちらのブログみつつ公式様のサイトにお伺いするなども是非、お控えいただけると助かりますっ(泣)


アメンバー申請について

アメンバー様限定記事はお花畑要素を含むものがございます。
『デリバー!』のおまけ的なお話に五人で出ております。
苦手でなければ是非覗いてみてください(*^^*)
アメンバー申請頂くにつきまして、一言腐的にホミン大好きですコメントつけて下さると、広告や業者さんなユーザーと判別がついて助かります(*´ω`*)


別館Fragment





みのことは

三十路女。

まだまだ音源も映像も遡りきれていない、新米ペンです。
スジュに関してはまったくの一年生です。
なので稚拙な文章に加え、彼らの嗜好に反した表現がありましたら、こっそり教えてやって下さい。




カップリングに関して、どのカップリングも否定は致しません。
むしろどれも有りだとも思ってます。
それくらいトン5人のボディタッチ込みなワイワイ具合も、
スジュメンのガッチャガッチャでワッチャワッチャが大好きです。
なので、自分の趣味を人様に押し付けるようなことも致しません。
押し付けられても受け取れませんので、致しません。



お酒とキャベツを愛するいかつい乙女です。
どうぞ、仲良くしていただけると禿げるくらい喜びます。


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NEW !
テーマ:
厨房のものが腕を奮ってくれたようだ。
神がふたりもいるということもあって、食卓は豊かだった。
体の内側から癒えるような食材を使って、負担にならない味付けで。

テミンは嬉しそうにしながら無邪気に頬張って、神ふたりを和ませたようだった。

そう思うと、テミンの存在というものはもっともっと明るい意味をもっているのかもしれない。








主、チャンミンは甲斐甲斐しく火の神ユンホの皿に料理を取り分ける。
手と手は触れられないけれど、物を介して繋いでいる。
皿を渡す手と、受け取る手。
食卓だけを見ていると、不都合なんてないように見える。

最初からこんなふうに、穏やかに愛を育めばいいのに。

なんて、ふたりには酷なことばかりが思い浮かぶ。

世話役が去ってから、火の神はひとりで食べていたのだろう。
厨房のものや、他にいる館のものが同席することはない。
世話役だって別に食べるものも少なくはないのだ。
だから大地の神や風の神は、主のもとへやって来ることが多い。
俺は主と同席することがほとんどだが、先のふたりの神は別に済ませることが多いようだった。

テミンは厚く切られて、肉の旨みをたっぷり含んだまま焼かれた牛肉を美味そうに頬張っている。

緊張していた姿が既に思い出せないほどだ。

発想の転換をくれたあのテミンとは、別人にすら思える。



『ひとつ、お聞きしてもいいですか、』

俺は火の神と水の神に思い立って聞いてみた。

『指の一本も、互いに触れた事は、ないんですか、』

よせばいいのに。
穏やか食卓の雰囲気をわざわざ終わりにしなくても。
馬鹿だなって自分のことを罵っても、言ってしまったのだから仕方ない。

『ないよ。』

水の神が答えた。

『ほんの一瞬でも、それによって俺達が消えることになるのだとしたら、まだ世界を置いていくわけにはいかない。』

火の神が言った。

『まだ、混乱をさせるわけにはいかないって、思っていたから。』

水の神が補足した。

「思っていたから」
つまり、今はまた違う考えを持っているということか。

『来てくれたテミンを前にして言うのもなんだけれど、僕個人は、とてもつらく思っていた。』

つらいとは、何を指すのだろう。

『彼を求めている自分を止められない自分が、とてもつらかった。』

そうだろうな。
それは今も、抱えていることではあるのだろう。

『それで均衡を崩してしまうなら、僕はここから去りたいと思ったよ。』

唇には笑みが浮かんでいた。
自分に向かって笑うようなあの笑みが。

『もっと乱すことになるなら、その前にって、思った。』

それが現在進行形なことでもあるのだろう。
水の神自体は、考えていないわけではないだろうと思うんだ。
その気持ちを、「諦める」という殺す感情を変えるにはどうしたらいいのだろう。


『愛してるって、囁きあってもダメなんですか、』


テミンが言った。

またこの場にいる全員が、テミンに視線を投げた。

『「愛してるよ」って、言ってみても暗い気持ちになっちゃいますか?おかしいな。』

おかしいんだな。

そうなんだ。

おかしい話だな。

何がどうおかしいのかも、ちょっとわからなくなっているんだが。

何かがやっぱりおかしいんだよ。


その前に、このふたりは愛を囁きあってすらいなかった。

ああ。

だから認める言葉を声にすることで、

笑いもできるし、優しくなれる。


テミンは肉を頬張った。
口周りと頬に肉汁がついている。
この男は、いったい何年大人をしてきたのだろう。
大人なのだろうか。
素性を聞いていないままなことにも気付く。
何者なんだ、この男は。


水の神と火の神の食事をする手がすっかり止まってしまっていた。

まさに鳩が豆鉄砲を食らったような顔だ。

鳩は相変わらず飛び交っているけどさ。



ついでに俺の手も止まる。
テミンだけが、食べ続けている。


『おふたりは、そういうことなんですよね?』

テミンは口を動かしながらふたりに問いかけを投げた。

神に向かって話しかけているのに、口元がちょっとだらしない。
付近で口元を拭ってやると、口を突き出してくる。
甘やかされ慣れているな。
いや、これがこの男の性格そのものかもしれない。

『ありがと、』

満足そうにその豊かな唇で笑って見せてきた。







変なヤツ。


あいつの顔に向かって、心のなかで言ってやったらなにかすっきりしたものを感じた。








なかなかに面白いやつなのかもしれないな。



水の神の手が動いた。
皿の上の肉を切って、口に運ぶ。
目は動かないけど、口から下だけが動いているようだ。

火の神はじっと自分の手元を見ているようだ。
こっちは瞬きを忘れてしまったかのようにね。


『ヒョン、美味しいよ、』

無垢というか、純真というか。
屈託なく笑うその柔らかい唇は不可思議なものにしか思えなくなる。


『おいしいね、』

主が、水の神が、言った。
ゆっくり咀嚼して、テミンを見て、火の神ユンホを見た。
それから微笑んで、表情に花を咲かせた。


『ヒョン、』

水の神が、火の神に言った。
そんなふうに呼ぶこともあるんだ。
なんて思ったものだ。

『ほら、食べよう、』

一口大に切り分けた肉。
一滴、肉汁が皿に落ちた。
それを腕を伸ばして火の神の口元に運ぶ。

火の神はまた驚いた顔をした。

それから、ふっと力を抜いたようにして微笑んだ。

『ウン、』

子供みたいな返事だった。


この神が、力を抜ける瞬間は、一日のなかでどれほど存在しているのだろうか。

そしてこの瞬間は、我が主、チャンミンによって生まれた瞬間だった。

俺では作れない。
俺では、このふたりをどうすることも出来なかった。
けれど、テミンは仕向けるように作った。
計算してのことなのか、否か。
テミンを見ていると尚更わからなくなってくるな。


赤い葡萄酒で口を湿らせた火の神。
杯を置いて、水の神を見た。
水の神はテミンと微笑みあっていた。
火の神の視線に気づいた主は、手を止めてその視線に自分ものを重ねる。

火の神の唇が動いた。


『愛してる。』


今ここで言えとは、テミンも言ってない。
俺も言ってない。
けれど、火の神は眉の間の力を抜いたまま、水の神を見つめていた。

同じ言葉の返事を、待つように。

俺もテミンも、主チャンミンを見遣った。


『怖がって、ごめん。』

火の神は、食卓の上で深く頭を下げた。
それを見た水の神は慌てて首を横に振る。
声は出ないようだった。
首だけで、謝るなと訴えている。

肩に触れることで、手を握ることで、言葉ではなくてもすぐに伝えられるのに。
頭を上げさせられるのに。
このふたりにはそれが出来ない。

こんなふうにもどかしい思いを抱え続けることは、いろんな心の不都合も招くのだろう。

抱き合うことで安心できることが、このふたりは叶わぬのだ。

それを越えられる心の持ち方ができるのだろうか。

何事も浅い俺からしたら、この世すら捨てて生き方を変えるだろう。
大きく開き直って、ずっと笑ってられる道を選ぶかもしれない。
「どうせ独りだ」と豪語して。



『ユンホ、』

水の神の声は震えていた。

相手の手を取れない自分の手を、自分で握っていた。
食卓の上で震えを抑えるように。

『好きだよ、あの日から、ずっと。』

「あの日」とは、ふたりが顔を合わせた最初の日のことだろうか。
火の神が話してくれた、その日のことなのか。

『愛してる。』

火の神と同じ言葉を、返した。

『ごめんなさい、僕は今でも、あなたに触れられるのなら、消えてしまうことさえ考えている。』

ほらな。
やっぱり。
だから今は上手くいっても、そのうちきっと心に負担が大きくなる。

それを解ってる。
主は、解ってる。
解ってるから、消えることを考えている。
その間でまだ迷っている。

主の迷いは解った。

じゃあ、火の神は。








『チャンミン、』

触れられない代わりに、しっかりと見つめる。

疲労が残る顔色だった。
けれど、視線だけは固定して。
主をしっかりと見つめていた。

『この立場で出会って、惹かれたことに意味があるのかもしれない。』

困難な立場だから、意味があったということか。

『神を降りてから愛することは必ずできるだろう。』

それもすごい自信だな。

『俺とチャンミンは多分、いくつ生まれ変わってもこんなふうに惹かれ合うだろうから。』

火の神は随分情熱的な心の持ち主なようだ。
だから火の神の座に就いたのかもしれない。
ひとを呼び、ひとに恐れられ、ひとに尽くすひとだ。

暖める火であるから、人を呼び寄せる。
何にも負けんとする強さである火。
静かに強く、誰かのために燃やす火。

そうか。

火の神であるために兼ね備えていたものがあったから選ばれた。

今現在の命は、神であることに意味があるからこうなった。

それは水の神である主も同じことなのだろう。

テミンの傷口を癒す主がそれを現しているようだった。
自らの手で、静かに遂行する。
自分の役割を誇張せず、絶やさず、静かに実行し続ける。
そんな強さがある。

すこしばかり、心を傷めやすいのかもしれないけれど。



『やっと言えたんだ、もう少し、お前を見ていたい。』


十分だって、思った。

「見ていたい」という言葉の裏には、「抱きしめたい」という思い以上のものがあるのに。
それを言えないのだ。

十分だ。
「見ていたい」と言葉にできたことがどれほどの重みがあるのか、考えるだけでまた涙がこみ上げそうだ。

だから、十分だ。

このふたりは、考えなしにものを言わないって、十分に今理解したよ。


自分達と、他人を一緒に考えられるから、悩めるひとたちなんだ。

自分達の責任のなかで、
自分達の幸せを見いだせるからこそ、
神は神にこんな廻り合せを与えたのかもしれない。







『はい。』


主は顔を上げて、火の神を見て、微笑んだ。


水のにおいがした。

どこまでも澄んで、俺の体すらも通り越していくような、「なにかのせせらぎ」を感じた。

俺までモヤモヤとしていたものが、それによって流されたようだった。

清流が残る、そんな感じ。




『考えよう、これから、』

テミンはふたりの会話を聞きながら、また肉を頬張った。

『はい。』

その図太さと、鳩に怯えるダメなところが、なんとも不思議で魅力的にすら思えてしまう。

ふたりが大切なやりとりをしているというのに、テミンも俺も、ダメだな。



『食べましょう、テミンにすべて食べられてしまう。』


テミンはなにも言わず、上機嫌に手と口を動かし続けていた。

葡萄酒の杯が鳴る。

ささやかな何かを祝う様に、
けれど何を祝うでもなく、
ただ鳴らしたことでなにかに満足する様に。


俺は俺で、主を支える引き出しを増やさなくてはいけないな。

やっぱりもう少し、この主の世話役でいたいなって、心から思うから。


















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