歌舞伎役者さんによる舞台メイクの講習会に行きました。
役者さんのセルフメイクでのデモンストレーションで、その筆の動かし方はとてすばやく、
男性的な顔があっという間に優しい女性的な顔に変わっていきました。
同時に表情やしぐさまでもが女性的に見え、その表現力に驚かされました。
”歌舞伎の女形メイクは男性から見た女性らしさを表現している”と教えてくださいました。
”卵のようなつるっとした肌
仏のような優しい眉
整った顔パーツ
魅力的な口元を表現すること”
舞台の上で女性を演じる時、男性の部分20パーセント、
女性の部分80パーセントの割合で演じる事を心がけているそうです。
とても勉強になりました。