ライオン達の狂宴ー3日目の2（オカバンゴサファリ No.10)

　ライオンの狩りの最終回、三日目の続きです。

格上のハイエナが突然行ってしまった直後、待ってましたとばかりハゲタカが飛びつきました・・・

　しかし、待たされたのはハゲタカだけではありません。　やっと格下のハイエナに順番が回ってきました！

　ハゲタカを追いやって、肋骨にかぶりつきます。　実はハイエナの牙は、ライオンよりもかなり強く、やすやすと砕きます。　バリバリバキバキと、すごい音が
聞こえます。　このように他の動物があまり食べない骨を食べるので、ハイエナのフンは白いんです・・・。

　これは前回のタンザニアで撮影した用をたすハイエナですが、確かにフンは白色でした・・・

　バリバリ骨を齧っている傍へ、ハゲタカが寄ってきます・・・

　煩わしいので時々威嚇しますが、吠えたりはしないようです・・・

　ハゲタカの数はどんどん増えていきます・・・

　しょっちゅう右往左往して追っ払います・・・

　そしてまたあばら骨をむさぼります・・・

　それにしても、翼を持っている強みでしょうか、すんでのところで跳びのきます・・・

　足元の土ぼこりが舞い上がります・・・

　最後まで見てはいませんでしたが、きっとこのような攻防の後に、満腹のハイエナが立ち去って、ハゲタカが最後のおそうじをするのでしょう・・・

　かわいそうなバッファローではありましたが、ここまでとことん役に立ったんですね・・・

　この写真はゾウの骨と思われますが、サバンナの至るところでこの様な光景に出合います。

　ライオンの狂宴シリーズはこれでおしまいです・・・　　サファリの写真はまだまだ続きます・・・お楽しみに！

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ライオン達の狂宴ー3日目の１（オカバンゴサファリ No.9)

　さて、これはライオンの狩りの日から二日目の夕方の様子。一頭のメスライオンだけが愛おしそうに顎を乗せて守っているようです。

　その翌日、三日目の朝９時半に同じ場所に行きました。　すると・・・

　一頭のハイエナがお食事中でした・・・。　なんと、あんなに大きかったバッファローが、ほとんど皮も無くなっています！

　皮はハイエナが食べたのでしょうか？　　そこへ例のごとく掃除屋のハゲタカがソロリと近付いて来ています・・・

　ハイエナは一頭だけでなく、１０ｍほど離れた木陰でもう一頭が寝そべっていました。上位のハイエナのお食事が終るまで、礼儀正しく健気に待っているのですね！

　皮をあさっている所へ、図々しいハゲタカ達が寄ってきて、突っつくのも出てきました・・・

　とうとうわずらわしくなって、睨みを利かせます。　ハゲタカはヒラリと退きます。

　その後、またむさぼり始めました・・・

　そのうち、何の前触れもなく、フイッと立ち去りました・・・

　お腹がパンパンですネ！　

　それにしても、あんなに大きなバッファローがたった三日でこんなになるんですね！　次回は三日目の続きをお伝えします。

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ライオン達の狂宴ー2日目（オカバンゴサファリ No.8)

さて、前回ライオンがバッファローの狩りに成功した、二日目の早朝、午前六時頃の同じ場所に行きました。　まだ完全明るくなっていませんでしたが、同じ場所にやはりライオンが数頭いました。

　近付いて見ると、バッファローの角の位置が前日と逆になっています・・・。きっと食べている時に引っ張って１８０°回転したのでしょうね。　また、バッファローの全体がかなり小さくなってしまいました・・・。

　　すごく太い骨が見えますが、何頭ものライオンが相変わらず食べています。

　

若いオスが、一瞬鋭い目でこっちを見ました・・・

　アップしましたが、さすがに豪快ですね・・・。

　向こう側の若いオスが、いとおしそうに舐めています・・・。

　どうもライオンはバッファローの皮が厚すぎるのか食べないようですね・・・

　端の方には、食い倒れたライオンがいくつかいます。　一晩中の大晩餐で喰っちゃ寝喰っちゃ寝してたんでしょうね！

　さて、その日の夕方、再度現場に立ち寄ったところ、小さくしぼんでしまったバッファローの傍に、一頭だけメスライオンがいるだけでした。　見張りしているのでしょうか・・・？

　気が付くと、１０メートルほど離れたところから、サバンナの掃除屋のハゲタカが、一羽だけじっと見つめていました・・・。　どうも翌日の展開が想像できそうな夕暮れでした・・・。

次回はライオンに倒されたバッファローの三日目の状況変化を紹介します。お楽しみに・・・　　　　　　　　　　　

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