考察#1:「君の名は。」(ネタバレ含む)

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サマリー:

1.因果の交錯(話中では時間の交錯とされる)

2.一葉・二葉・三葉・四葉の意味

3.宮水神社の御神体はなぜ山頂のクレーターにあり、またそこが水源となっているのか

4.一度滅びた町を再び救うことは成功したのか


1.因果の交錯

話中で、組みひもは時間の構造を表すもの。というセリフが出てくる。

全体を見れば一つの紐をなしているように見えるが、一つ一つの糸をみると局所的に切れていたりループしていたりほかの糸と絡まっていたりするものだという説明もある。


晴姫が考えるに、一つの糸は時間ではなく因果である。

始点が原因、終点が結果。時間はその長さを表す尺度で、因果が始点から終点へ流れる速度こそが光速ではないかと考える。

因果の最小単位は意識ではなく、3次元世界上では0次元に見える粒子。

前述の組みひもの一断面こそが今のこの「現在」である。

組みひもを1次元的(長さのみ)にとらえるとき、その断面には「観測された」全宇宙の粒子が見えるはず。


さて、物語の中で、時間の交錯として描かれるものは、一つの糸がほかの糸と絡まって一つの断面で局所的に一体化したり、また次の断面では離れたりするような状態を指しているように思える。

そこで示されている糸というものが、ひとつの「意識」という因果の集合であった場合、それは複数の粒子の1次連続体である繊維(因果)の撚り集まった糸。という見方ができる。


その糸の交錯、もつれ、繊維(因果)の交換こそが、この物語の主題なのだろう。


2.一葉・二葉・三葉・四葉の意味

物語の舞台となる飛騨の町には既にクレーター状の湖があり、さらに山の上の神社の聖域もクレーター状を成している。

宮水神社(主人公三葉の家)では代々の巫女にこの意識交換が起きていた。

三葉の代に、3つ目のクレーターができるというのは、単なる3の数字の符合なのか。

一つ目(?)のクレータ(山頂)は神域となって、二つ目は町の近くに湖を作り、三つめは・・・。

後述する一つ目の山頂のクレータは人命に影響がなく、二つ目のクレータはかつて一度町を滅ぼしていたのではないだろうか。

一葉は存命、二葉は逝去、三葉はまさに生死を分かつ存在・・。ということがそれの暗喩となっているのかもしれない。


3.宮水神社の御神体はなぜ山頂のクレーターにあり、またそこが水源となっているのか

この彗星が過去何度もこの地域に災厄を引き起こしたことの暗喩としての俯瞰地形と思われるのだけど、山頂の一つ目のクレータには彗星の氷核が落下したのではないだろうか。

だからこそ周囲に山はないのに豊富な水が湧く。


4.一度滅びた町を再び救うことは成功したのか

防災無線の乗っ取りに失敗し、万事窮した三葉の上に隕石は落下した。あの状態からの高校への避難はできなかったはずだ。

なので、あの後には避難が成功するまでなんども同じ時間を繰り返した三葉たちがいたはずだ。それは意図的に省略されている(陳腐なモチーフだからなのか)

巫女である三葉・四葉が舞の時に持つ鈴に、その隠喩(らせんを描く竜)が描かれている。


最終的に三葉は成功した。その時間軸、因果軸の上にラストシーンはある。


1度観ただけではこのくらいしか語れないです。見当違いかもしれないけど。



via the Days with Haruhi
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