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2006-01-05 00:53:21

2005年 邦洋画ワースト10

テーマ:映画(映画館 2005年)

と、言うわけで本日は「劇場で見た邦洋画ワースト10」
2004年と同じく邦洋画とひとまとめにした理由は簡単、
それぞれベスト10を作るほど本数を見ていないから。
またワースト10とは書いたものの、
ワーストにはそれぞれ違った原因があるので
2005年も10本を並列してピックアップしました。


それでは鑑賞順に10本の発表です。
(blogにて報告分はリンクしております)


 ●「オーシャンズ12」 (スティーヴン・ソダーバーグ監督作品)


  前作の快調さも何処へやら、ストーリーをこねくり回して交通渋滞。
  仕舞には楽屋オチまで持出しての反則技…本当ガッカリ。


 ●「バッド・エデュケーション」 (ペドロ・アルモドバル監督作品)

  ペドロ・アルモドバルが、ガエル・ガルシア・ベルナルの魅力にメロメロになってしまった
  残念作。やはりアルモドバルは女性が主人公の作品のほうがキレが良い。


 ●「インファナル・アフェアⅢ 終極無間」 (アンドリュー・ラウ、アラン・マック監督作品)


  期待してたんだけどなぁ、柳の下の三匹目のドジョウを。結局ドジョウはいたのですが、
  体は立派でもなんだか味のよくわからないドジョウであった、っていう感じですかね。


 ●「ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ」 (ジョン・ポルソン監督作品)

  昨今の親殺し・子殺しのニュースを頻繁に見る中、こういう映画を見ると本当に気が滅入る。
  平気でこういう作品を作る製作者たちの良心を問いたい。あー、後味悪い!


 ●「サマリア」 (キム・ギドク監督作品)

  出来が悪いのではない。見た当時はひどく考えさせられた作品。
  しかしこの作品を機に韓国映画を見なくなってしまったのも事実。


 ●「ライフ・アクアティック」 (ウェス・アンダーソン監督作品)


  私は笑えないコメディに採点は厳しい。
  お金もかかってるし、キャストも豪華だし、音楽のセンスも良い…しかし笑えない。


 ●「ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]」 (ティム・ストーリー監督作品)


  最新のSFXを駆使して展開する、超能力を身につけた者が解決する
  「町内のトラブル」…陳腐の一言。

 ●「スクラップ・ヘブン」 (李相日監督作品)


  若き新鋭の意欲作ながら、ちょっと才気が先走りしすぎ。この内容で2時間弱は長すぎるし、
  主役の3人もあまり見どころがない。オダジョーもちょっとオーバーアクト気味。


 ●「ベルベット・レイン」 (ウォン・ジンポー監督作品)

  せっかく香港の若手・実力派の4大スターを配役しておきながら、
  監督の感覚だけに流された演出が全てをぶち壊しにしてしまった作品。


 ●「同じ月を見ている」 (深作健太監督作品)


  別に深作健太監督が故・深作欣二の子息だからって、こういう内容に
  アクションだのバイオレンスを無理に持出さなくたって良いのにね。


以上ですが、
いつも記事を書いていると【誉めたい作品】よりも【悪口を書きたい作品】の方が
スムースに記事が書けるというのは、どういう事なんでしょね。
ここぞとばかりに自分の日頃のウップンを晴らしているのか、
根本的に私が【意地悪】な性格なのか…。
そう考えると、やはりたまには出来の悪い【悪口を書きたい作品】を見るというのは
私の精神衛生上、良いことなのかもしれません。


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2006-01-04 23:09:04

2005年 外国映画ベスト10

テーマ:映画(映画館 2005年)

と、言うわけで本日は「劇場で見た外国映画ベスト10」
外国映画は日本映画と比べそれなりに劇場で見ているため、
ベスト10選びはさぞかし楽だろうと思って取り組んでみましたら
アラ不思議、これが日本映画以上に悪戦苦闘してしまいました。
その理由は…後ほど。


今回も10位から発表です。
(blogにて報告分はリンクしております)
※なお順位の後の点数は「日本インターネット映画大賞」 投票用のものです


 10位(1点) 「香港国際警察/NEW POLICE STORY」 (ベニー・チャン監督作品)


  ジャッキー・チェンが体を張りつつ「俺が、俺が…」していないのが良い。
  作品の出来に反して小規模公開されたことへの反発票の意味も含めて1票!


 9位(1点) 「セルラー」 (デヴィッド・R・エリス監督作品)


  巧みなアイデア、無駄のない脚本、小気味良いテンポ。
  B級サスペンスの醍醐味を十二分に堪能できる傑作。


 8位(2点) 「アビエイター」 (マーティン・スコセッシ監督作品)


  アカデミー賞無冠も納得の【奇人は奇人】と割りきったように描かれる
  きらびやかで豪華な映像でつづられた偉大なる【奇人列伝】。
  
 7位(2点) 「さよなら、さよならハリウッド」 (ウディ・アレン監督作品)


  ウディ・アレン作品の中では決して傑作ではないものの
  彼が古巣の【ドタバタコメディ】に帰ってきてくれたのが、何より私は嬉しい!


 6位(3点) 「ミリオンダラー・ベイビー」 (クリント・イーストウッド監督作品)


  もっともっと上位にあげなくちゃいけないんでしょうけれど
  やっぱり私にはこの作品…ヘビーすぎた。


 5位(3点) 「エレニの旅」 (テオ・アンゲロプロス監督作品)

  これもメガトン爆弾のような重量級の作品。テオ・アンゲロプロスの延々と続く
  長回しを見ただけで、自然とこの位まで順位は上がってしまいます。


 4位(4点) 「ウィスキー」 (フアン・パブロ・レベージャ、パブロ・ストール監督作品)


  洗練された語り口、全編に漂うユーモア、南米の小国ウルグアイ映画ながら
  その洒落た味わいは立派なヨーロッパ作品に匹敵!


 3位(4点) 「ライフ・イズ・ミラクル」 (エミール・クストリッツァ監督作品)

  自国の悲劇も開き直ったようにファンタジックな祝祭劇にしてしまう
  “現代のフェリーニ”エミール・クストリッツァの復活を祝う。


 2位(5点) 「エターナル・サンシャイン」 (ミシェル・ゴンドリー監督作品)


  ミシェル・ゴンドリーの抜群の映像センスを楽しみつつ、仕舞には自分の過去の恋愛まで
  思い出させられてシュンとしてしまう…【頭が良い作品】とはまさにこれ!


 1位(5点) 「チャーリーとチョコレート工場」 (ティム・バートン監督作品)


  何度でも言いましょう…「チャーリーとチョコレート工場」は傑作です。
  とにもかくにもウンパ・ルンパ!


 次点 「頭文字[イニシャル]D THE MOVIE」 (アンドリュー・ラウ、アラン・マック監督作品)



 【監督賞】    エミール・クストリッツァ (「ライフ・イズ・ミラクル」)

 【主演男優賞】 ジェイミー・フォックス  (「Ray レイ」)

 【主演女優賞】 イメルダ・スタウィントン (「ヴェラ・ドレイク」)

 【助演男優賞】 ディープ・ロイ        (「チャーリーとチョコレート工場」)

 【助演女優賞】 ミレージャ・パスクアル  (「ウィスキー」)



なぜ外国映画ベスト10選びに悪戦苦闘したかというと
本数は見ていたのですが、ピックアップしていくと【ベスト10】にも、ましてや【ワースト10】にも入らない
「別にどうでもいい」作品の山だったのですね。
特にアメリカ映画は見た時は面白く、blogでも見た当時はそれなりに評価した記事を書いていても
いざベスト10のピックアップで思い出そうとしても「印象が跡形も無くなっている」作品の何と多い事か!
駄作ばかりを見てしまうのも辛いものがありますが、
印象に全く残らない作品を見続けるというのも
…虚しいもんですよ、本当に! 


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2006-01-03 01:06:13

2005年 日本映画ベスト10

テーマ:映画(映画館 2005年)

と、言うわけで先日の予告通り今週一週間は
各ジャンルの2005年を振りかえりたいと思います。


本日は「劇場で見た日本映画のベスト10」
今年は日本映画を劇場でそれほど見ておりません。
見逃したもの、それほど鑑賞欲が起きなかったもの、などなど
だから今年の日本映画ベスト10は自分でも【大甘】だなと思います。


と、いうわけで10位から
(blogにて報告分はリンクしております)
※なお順位の後の点数は「日本インターネット映画大賞」 投票用のものです


 10位(1点) 「蝉しぐれ」 (黒土三男監督作品)


  前半の青春編の素晴らしさは今年のベスト5確実の出来。
  しかし後半の出来の悪さは今年のワースト5確実の出来…よってこの結果。


 9位(1点) 「メゾン・ド・ヒミコ」 (犬童一心監督作品)


  犬童一心と渡辺あや「ジョゼと虎と魚たち」のゴールデンコンビ復活。
  前作ほどの深い感銘は受けませんでしたが、それでも心にひっそりと残ります。


 8位(2点) 「埋もれ木」 (小栗康平監督作品)


  ストーリー展開だとか、映画文法だとかの映画の常識を一切覆し、
  小栗康平はいよいよスゴイ領域にまで到達してしまった!


 7位(2点) 「春の雪」 (行定勲監督作品)


  行定勲のネバリの演出に、台湾のリー・ピンビンのカメラワークが織り成す
  極彩美の映像の数々に酔いしれる。


 6位(3点) 「ALWAYS 三丁目の夕日」 (山崎貴監督作品)


  スゴイ労力を使って展開されるVFXの数々が、劇中での使われ方は実にさりげない。
  それはやはり西岸良平原作の人間ドラマの方を製作者側が尊重している証拠。


 5位(3点) 「リンダ リンダ リンダ」 (山下敦弘監督作品)


  ズルイよ、ブルーハーツなんてさ。ウチらの世代この題材に弱いんだからさ!
  ズルイよ、韓国のペ・ドゥナの圧倒的な存在感で作品の評価上げるなんてさ!


 4位(4点) 「真夜中の弥次さん喜多さん」 (宮藤官九郎監督作品)


  ドリフターズに田宮模型に「ロッキー・ホラー・ショー」…
  宮藤官九郎から発信される【30代を刺激するキーワード】に無条件で笑う!


 3位(4点) 「運命じゃない人」 (内田けんじ監督作品)


  おもしろさでは本年ベスト1。無名の監督の低予算の作品がしっかりと評価され、
  それなりにヒットするところに日本映画そして観客たちの【良心】を感じる。


 2位(5点) 「トニー滝谷」 (市川準監督作品)


  市川準が「BU・SU」の頃の彼に戻って放つ珠玉の傑作。
  でも本当はこういう作品は10位くらいにひっそりと取り上げたかった…。


 1位(5点) 「パッチギ!」 (井筒和幸監督作品)


  2005年最初に見た作品がベスト1。
  井筒監督の「ゲロッパ!」はちっともおもしろくなかったけど、この作品には無条件で感動しました。
  でも結局ここまで【骨太】の作品が、その後登場しなかったのは残念だったなぁ。


 次点 「ノロイ」 (白石晃士監督作品)


 【監督賞】    内田けんじ  (「運命じゃない人」)

 【主演男優賞】 長瀬智也   (「真夜中の弥次さん喜多さん」)

 【主演女優賞】 ペ・ドゥナ   (「リンダ リンダ リンダ」)

 【助演男優賞】 緒形拳    (「蝉しぐれ」)

 【助演女優賞】 岸本加世子 (「TAKESHIS'」)

 【新人賞】    沢尻エリカ  (「パッチギ!」)


今年こそは日本映画を30本くらいは見て、
ベストテンも厳選したものを作りたいですね。
 

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2005-12-13 14:03:31

「ブラザーズ・グリム」

テーマ:映画(映画館 2005年)

ブラザーズグリム

12/4 丸ノ内ルーブル にて


あーうるさい!


監督:テリー・ギリアム
出演:マット・デイモン、ヒース・レジャー、モニカ・ベルッチ、ジョナサン・プライス、レナ・ヘディ、他

昨日からの続き

「ラ・マンチャの男」の制作中止でまさに瀕死の状態の彼が、
いかにしてこの「ブラザーズ・グリム」の企画に着手し
【トラブルメーカー】であるにもかかわらず、
制作が決定したのかは私は分かりかねますが、
(後に復帰までの顛末を書いた本の1冊でも出そうですが!)
とにもかくにも映像作家は「映像を発表」しなければ何ら存在価値はないのですから
新作が発表できたという事を私は心から祝福したいと思います。

また「ブラザーズ・グリム」の後には
間髪入れずに「タイドランド(原題)(2005)」
制作にも着手したようですから、私としては喜びもひとしおです。
でも、またいつかどこかで【トラブル】を起こすかもしれないと
逆にもはやトラブルに期待してしまっている私も怖いものがありますね。


では待望の「ブラザーズ・グリム」の出来栄えはどうであったか…

「未来世紀ブラジル」の頃から心底好きな映像作家ですから
新作についてはエコ贔屓を含めて無条件で褒め称えたい…
しかし正直申してイマいちの感想はぬぐいきれません。

何と言ったらいいのでしょうか。
久々に自分のイマジネーションの世界が作品として発表できた喜びからか、
テリー・ギリアム【はしゃぎすぎ】なんですね。
もう全編がクライマックスのような出来栄え、
ワーワー、キャーキャー、うるさいの、うるさくないの!
電車に小学生の団体が入ってきたような感じ。
見ていて「もうちょっと静かにしてくれよ」と思わずつぶやいてしまいました。

そのあふれるイマジネーションは相変わらず素晴らしいと思います。
グリム兄弟の童話の世界を、これでもかとグロテスクに脚色し、
彼一流のイマジネーションで料理していく…
一つ一つのシーンは美しいし、ムード満点だし最高です。
しかしこれが緩急なしにギュウギュウ詰めに詰め込まれていると
ご馳走をずっと食べ続けているような感覚で、いい加減ゲップがでてしまいます。
もうちょっと落ち着きのあるシーンを間に入れていけば
作品自体も格調高い仕上がりになったろうに、
ここが残念でなりませんでしたね。

しかしこれも天才・テリー・ギリアムの
復帰への【リハビリ作品】と思えば、ファンの一人としては納得のいくもの。
21世紀の更なるテリー・ギリアムの映像作家としての発展を
今後も新作を追いかけていく事で期待していくこととしましょう!
…って、【リハビリ作品】というにはあまりにも高額なリハビリですけれどもね。


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2005-12-04 01:06:56

「ALWAYS 三丁目の夕日」

テーマ:映画(映画館 2005年)

ALWAYS

なにっ!私の作品をVFXで描く!【西岸良平せんせい談(想像)】


【劇場公開作品より】
11/26 ユナイテッドシネマとしまえん にて

監督:山崎貴
原作:西岸良平
出演:吉岡秀隆、堤真一、薬師丸ひろ子、小雪、堀北真希、もたいまさこ、三浦友和、他


まずは、西岸良平氏のロングセラー漫画「三丁目の夕日」をVFXで描く、という
その発想、その着眼点がおもしろいと思います。

VFX(SFX)は“未来の世界”を描く時の常套手段だと思っていた身にとっては、
「今失われつつある昭和30年代の風景」を、
その時代の臭いの残るロケ地を必死に探すよりも、
大掛かりなセットを組むより(この作品も基本はセットですけどね)も、
技術が発達したVFXで描いてしまえ、という逆転の発想が“目から鱗”ものでありました。
以前、篠田正浩の「スパイ・ゾルゲ」が戦争中の銀座の街並みをCGで再現したと
公開当時は鳴り物入りで宣伝していましたが、
実際に見てみるとちっともリアルでなく、いかにも“作り物”って感じでがっかりさせられた事がありました。
やはり高技術のCGを使っても、その時代のリアル感を出すのは不可能なのかと
この作品も「どうかな?」とは観る前は思いましたが、
結果としては心配ご無用、見事の一言。
技術の進化は日進月歩、スゴイもんです。

しかもこの作品のVFXは、その使われ方の“さりげなさ”に非常に好感が持てました。
“これ見よがし”でないんですね。
人々が極自然に生活するその時代の風景としてさりげなく使っており、その自然体の描写が良いですね。
パンフレットを鑑賞後に読んだところ、
工事中の東京タワーがそびえる街並みといい、SLが鉄橋を渡って行くシーンといい、
実は大変な労力を経て作られたシーンの数々ではあるのですが、
映画の1場面として見るとゴク普通のシーンとして見れてしまいます。
スゴイ事をさりげなく1シーンとして描いてしまう…その“さりげなさ”に、
かえってスタッフ陣の努力を感じ、頭の下がる思いすらしてしまいます。

これで昭和30年代の“臭い”まで表現できたら完璧だったのですがね。
昭和30年代の日本映画を見ると結構街並みがまだ“汚い”んですよね。
この“汚さ”や“臭い”まで表現できたらより一層リアルな作品になったのでしょうけれど、
まぁ、この作品は一種のファンタジーでありますから
完璧なリアルさまでは求めていないのでしょうけれどもね…。

話を元に戻しましょう。

そして何よりこの作品に好感が持てるのは、
VFXを使っていることを“さりげなく”見せるのは、
あくまでもこの作品の根本が人間ドラマであるという、
原作を尊重しているスタンスをスタッフ陣が忘れていないところであります。

原作である西岸良平氏の漫画自体は、人々の触れ合いを描いた人間模様であり、
昨今の漫画に比べれば非常に地味な、
現代のVFXなどという言葉とは対極にあるような内容なのですから、
VFXを“これ見よがし”に見せてしまっては原作の雰囲気などは到底表現する事はできなかったでしょう。
高水準の技術を人間ドラマのスパイスとしてさりげなく、そして贅沢に使う
これってなによりも“スゴイ事”だと思います。

だからこの作品VFXもスゴイけれども、
その風景の中を動き回る役者陣がVFX以上に魅力的なのであります。
この作品は昭和33年を生きてる人々の一風景をスケッチ的に積み重ねた群像劇ですから
個々の役者というよりはキャスト全体から醸し出されるアンサンブルが一番の魅力でありましたが、
あえてというところでピックアップするならば、主役級の2人吉岡秀隆と堤真一が、
それぞれ以前はそれほど好きな役者ではありませんでしたが、この作品では非常に魅力的。
吉岡秀隆は、役者として持つ独特の【地味さ】が、原作の雰囲気を体現していてまさに適役。
その吉岡秀隆の対極にいるような堤真一【派手め】のキャラクターが、
こちらは作品の持つコミカルさを体現していて
この【地味】と【派手】、対極な2人が醸し出す漫才のようなやりとりの数々が
作品の雰囲気を見事に作り出していました。
あと、もたいまさこピエール瀧益岡徹あたりがいかにも昭和30年代にいそうなキャラクターでしたね。
逆にワケありの飲み屋の女将役の小雪や、
青森から集団就職してくる堀北真希などは、ちょっと綺麗すぎ
もっと昭和30年代の【イモ姉ちゃん】的な役者さんを配してもよかったんじゃないかと思いますが、
あまり【華】を無くしてしまっては映画自体が原作以上に地味になってしまう、
といったこところなんでしょうか。

■特集【日本映画を語ろう!】の過去の記事、今後の予定は こちら から

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