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2004-12-31 23:46:31

本年もありがとうございました

テーマ:ブログ
まだ年内見た映画の報告を数本残しての年越しです。

また来年もよろしくお願いします。
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2004-12-31 22:45:46

「レディ・ジョーカー」

テーマ:映画(映画館 2004年)
12/29 Tジョイ大泉にて

本当、映画化を待ちわびてました。映画の出来がどうであろうが…。

原作:高村薫
監督:平山秀幸
出演:渡哲也、徳重聡、吉川晃司、岸部一徳、長塚京三、他

原作が出版されたのが1997年。
私がこの原作を読んだのが1999年。
タブーをものともせずに、骨太に展開するその世界にすっかり魅了され、
上下刊にわたる大長編ながら一気に読み終わってしまい、
読み終わった後は、今までの楽しみが一つ終了してしまった喪失感で、
しばし呆然としてしまったほど。

さて1999年に原作本を買った時に本の帯には
「映画化決定!今秋全国東映系にてロードショー」と書いてありました。
読んだ当時も「これが映画化されるのか?」と不安半分ではあったが、
本の帯に堂々とも書いてあるくらいだから
まずはお手並み拝見と期待をしておりました。
しかし、待てど暮せど映画の話題はその後出てこない。
結局その年の秋に東映系で公開されたのは
「金融腐食列島<呪縛>」でありました。
「呪縛」の作品自体はこれで見応えのある作品ではありましたが、
私の頭の中は納得がいかない。

「レディ・ジョーカーはどうなった?」

が、常に頭の中で反芻されていました。
…そうこうするうちに年月は5年以上経ち、
半ば諦めかけていた中で発表になった
「レディ・ジョーカーついに映画化!」のニュース。

本当に待ちわびた。
…というか待ちわびすぎた。
映画を見て思った。
5年も経っちゃうと原作の細部をほとんど忘れちゃっている事を!

だからこの映画は、世間の評判はそれ程良くないが、
私はおもしろかった。
なぜなら非常によくわかったから。
つまり、映画見ながら原作を思い出していたのだから!

だからこの映画はひとつの【作品】として感想を言えません。
なぜなら私は原作の復習としてしか見れなかったから。
復習というか付属品みたいなモンです。
制作者たちからは怒られそうですが。

宮部みゆきの「模倣犯」のように
原作に似ても似付かぬ駄作を作ってしまうのも考え物ですが、
「レディ・ジョーカー」のようにあまりにも原作が素晴らしすぎて、
映画化されても独立した作品として見る事ができず
「原作の映像見本」としてしか見ることの出来ないのも
困ったものです。ベストセラーの映画化って難しいもんですね。

最後に役者について一言二言…

渡哲也はがんばってはいるが、
どうも原作を読んだ身にとってはイメージにあわない。
もうちょっと【普通さ】がほしかったのだ。
渡哲也じゃ【なんか、しでかしそうな顔】ですもの。

石原プロ期待の徳重聡もがんばってはいるが、表情に乏しい。
眉毛よせて困ってるだけじゃダメだよ。
「マークスの山」で合田役やってた中井貴一あたりが
演ってたらよかったんじゃないでしょうか。

吉川晃司はズル賢く見えない。長塚京三は若すぎ。

良かったのは副社長役の岸部一徳
犯人グループのひとり吹越満
警部課長代理の外波山文明
外波山文明はアングラ出身のベテラン俳優さんなのですが、
私、顔がどうも覚えておらず、
あの役がまさか外波山氏だとは思いませんでした。
あまりにも適役で
見ている間はホンモノの刑事さんかとも思っておりました。

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著者: 高村 薫
タイトル: レディ・ジョーカー〈上〉



著者: 高村 薫
タイトル: レディ・ジョーカー〈下〉
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2004-12-30 17:19:17

「Mr.インクレディブル」

テーマ:映画(映画館 2004年)
12/26 Tジョイ大泉にて

【日本語吹替版】で見ました。子供が見ても充分楽しめますし、大人が見ても結構楽しめる奥の深い作品でした。

監督・脚本:ブラッド・バード
声の出演(日本語吹替版):三浦友和、黒木瞳、綾瀬はるか、宮迫博之、他

ブエナビスタのアニメシリーズは10ウン年前の「アラジン」や「ライオン・キング」あたりは劇場で見てましたが、ここ最近はとんとご無沙汰。
特に【ピクサー】とのシリーズでは「トイ・ストーリー」や
「ファインディング・ニモ」など、あれだけヒット作でありながらも
今回が初めての鑑賞となりました。
(しかも【日本語吹替版】)

今まで噂には聞いてましたが、おもしろかったですねえ。
こんなことならもっと前から見ておくべきだった。

日本のアニメーションって、宮崎駿といい大友克洋といい、
日本映画が実写で出来ない世界をアニメーションで自由に描く
というのが当たり前となっていて、
それが【ジャパンアニメーション】として確固たる地位を築いて、
海外でも評判を呼んでいるわけですが、
【ピクサー】の作品っていうのは、
アメリカ映画がいくらデカいスケールの話でも
実写でCGを活用して「現実の世界」としていとも簡単に描いてしまう、
という事を重々承知した上で
「ではアニメではどういう事を描いたらいいのか」
というのを追求して作品を作っているのが、よーくわかります。
作り手の頭がいいんでしょうね。

この作品も、いくらヒーローものをデカいスケールで描いたって
所詮は「スパイダーマン」の二番煎じになってしまう。
そこで考え付いたのが【自国のヒーローもののパロディ】。
制作者たちは、この作品が親子で見に来る事を踏まえた上で、
子供たちには純粋にヒーローものとして
アニメの持つ自由なイメージで楽しませ、
その子供に同行する親たちには
「親達が子供のころ憧れたヒーローが現在ではどうなっているのか」
という、一ひねりも二ひねりもしたストーリーを用意し、
親と子双方を楽しませる多層的な作り方をしています。
だから【ジャパンアニメーション】に比べれば
えらくスケールの小さいストーリー
(敵役シンドロームの子供の頃からの永年の嫉妬が原因なんですから)
ながらもアメリカのアニメ作品、
いや【ピクサー】ならでは魅力的な作品作りに成功している訳です。

それでいながら、シンドロームの王国の描写などは、
実写では到底描ききれない自由なイメージと展開のスピード感を
存分に見せるのですから、
実写、アニメに拘わらず【ピクサー】の制作者陣は
【映画】の作り方のツボも、きっちりと押さえているのです。
この点もホント感心しました。

最後に日本語吹替版についてですが、
見る前はかなり抵抗があったのですが、
見始めると気にならなくなりました。
逆に字幕を追う必要がないですから
場面に集中して見る事が出来ます。
但し映画の一シーンやラストのタイトルまで日本語にする必要は
ないんじゃないでしょうか?あれでは日本映画になってしまいます。
あと声優陣は作品の内容を考えると純粋な声優さん
(こういう言い方で良いのか?)がほしいところ。
私が勝手にキャスティングするならば
 お父さん…羽佐間道夫
 お母さん…小原乃梨子
あたりですが、これじゃあ興行的には弱くなっちゃいますか…。

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2004-12-29 17:28:31

「ニワトリはハダシだ」

テーマ:映画(映画館 2004年)
12/23 シアターイメージフォーラムにて

登場人物が次から次へと出演し、ワイワイガヤガヤとストーリーは展開し、柄本明や岸部一徳らがもったいないまでに1シーン出演でその場をかっさらていく。もうこれだけの要素を2時間でまとめられるのは…森崎東かロバート・アルトマンか。

監督・脚本:森崎東
出演:肘井美香、石橋蓮司、浜上竜也、守山玲愛、倍賞美津子、原田芳雄、他

京都の舞鶴を舞台に、
知的障害児や在日朝鮮人、政府高官の汚職などの
様々なエピソードが渾然一体となりストーリーを形成し、
映画はワイワイガヤガヤと展開していく。
これだけの要素をよく一つのストーリーにまとめたな、
とは思ったものの、
森崎東監督はもっと言いたい事があったらしく、
次から次へと間髪なく展開するエピソードは時々暴走気味となり、
作品が消化不良を起こしてしまったのが何とも残念。
もう少しエピソードが整理され
作品に【落ちつき】があったら良かったのになぁとも思った。
また暴走気味のエピソードにも
ギャグが上すべりになってしまったところもあって、
これらのギャグがツボにハマっていたら、
もっと作品は盛りあがったんじゃないでしょうか。

でもこれだけのエネルギッシュな作品を、
大ベテランである森崎東がこれだけの役者を集めて
インディーズ作品ながら作ってしまうのがなんともすごい。
また前述の通り、柄本明や岸部一徳らの名バイプレイヤーたちが
ゲスト出演ながらサラリと好演してそのシーンの見せ場を
かっさらっていくところなど、
ベテラン監督らしい、役者の使い方のキレを感じます。

新進気鋭の監督達の野心作が多かった本年の邦画のなかでも、
日本映画の底力を知らされる1本でありました。

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2004-12-27 16:27:21

「末広亭十二月下席(夜の部)」

テーマ:落語
…そして、昼の部終了後、
その【のんびりとした寄席の雰囲気】に感化されてしまった私は
その後、居残りの佐平次。
そう、夜の部も見続けてしまったのです。
なんだとお思いの方…期待させてしまってすいません。

出演者・演目は下記の通り

 (前座)小花「子ほめ」
 古今亭 菊可「転失気」
 明石 寿々栄「俗曲」
 三遊亭 金八「花色木綿」
 柳家 小団治「大安売り」
 大瀬ゆめじ・うたじ「漫才」
 古今亭 志ん弥「宮戸川」
 柳家 さん吉「粗忽長屋」
 翁家和楽社中「太神楽曲芸」
 五街道 雲助「強情灸」
 三遊亭 円窓「釜どろ」

     仲入り

 柳家 燕路「短命」
 太田家 元九郎「津軽三味線」
 古今亭 志ん五「素人鰻」
 桂 南喬「掛け取り」
 アサダ二世「奇術」
 むかし家 今松「茶金」

夜の主任はむかし家今松師。
十代目金原亭馬生の弟子で、派手な活動はしていませんが
落語通には贔屓の多い師であります。
こういう方が年末最後の寄席でトリをとるなんざぁ
末広亭さん、なかなか粋な計らいをするモンです。

当日の演目は「茶金」。
上方では「はてなの茶碗」で演じられる
元祖「なんでも鑑定団」のような噺であります。
(今松師のマクラもこの骨董の鑑定についてでありました)
噺自体はケレン味のない、どちらかといえば
クスクスと細かい笑いをとっていく内容なのですが
今松師はこの噺を丁寧に丁寧に細部にわたり演じて行く事で
噺自体を聴くものに非常にわかりやすく伝えるとともに
じっくり聴かせる【いい噺】に昇華させておりました。

最後に補足。
当日は今松師がきっちりと噺を聴かせてくれたのですが、
残念な事が一つ。【子供】であります。
老夫婦が孫(女の子)を連れて来たのでありますが、
まあこの子供の落ち付きがない事!
奇声は発するは、しまいに桟敷席で踊り出すわ
目障りで仕方ない。
老夫婦は自分達が噺を聴きたいものだから放任主義。
まったく周りがいい迷惑でありました。

はっきり言って子供に落語の侘び寂びなどわかるわけがない。
子供を連れてるなら落語を聞きたくても我慢して
表通りの映画館へ行って子供に家族サービスでもしてなさい!


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