立花岳(@ttachi)さんの「ノマドワーカーという生き方」を読みました。

フォトリーディングのグループで、簡単レビューがアップされていたので、購入。
もともと勝間塾の先輩という事もあり、お話したことはないのですが、購入することは決めていました。
(勝間塾の月例会会場で、後姿をおみかけしたことがあります)

あと数日で期限切れになるAmazonプライムで手配したら、まさかの当日到着。
半日ほど前までは、Amazonに在庫が無かったそうで、読む前から「強運だね」などとSNSでいわれ、
気分が盛り上がっていました。
*概要や目次などは、ほかのレビューをご参照くださいませ。


☆全体の印象
紙ベースでのデビュー作という事で、
ひらたくいうと、幕の内弁当みたいに、いろんなテーマが入っています。
きっと、今後
ブログのワークブックとか、 「ネットとリアルを混ぜる」をもう少し詳しく書いた本、
といった単一テーマの本が出てくると思います。

個人的には、
<ネットとリアルを混ぜる>
<SNS全盛のいまだから、ブログは母艦>
<25kg体重を落とした当事者が語る、厳選 健康管理アプリ>
みたいな本を読んでみたいです。
↑このあたりは、本書ではキーワードでさらり~んと過ぎてしまっているので、
セミナーか、今後の本で、詳しく知りたいと思います。

自分が日々感じている根っこの部分、フレームワーク化できない、もやもやしたところを、
立花さんなら、すぱっとわかりやすく書いていただけそうな予感がするんです。


「ノマドワーカーとしての一日」が詳しく載っていますが、どうなんだろう。
タイトルにある<生き方>、というのとは違うかもしれない。
ノマドワーカーとして生きる覚悟、のようなものは、ぐんと伝わってきました。
わかばは、この本では、ノマドとかライフハック、といった部分よりも、
立花さんのお人柄とセットになったノマド術に惹かれました。
それを<生き方>というタイトルにしたのかな。

いろんな波乱の半生を生きておられたということで、
そのあたりの文章は、胸が痛むところもありました。
ただ、そうしたご経験が、独特のあたたかい人間味のある文章や内容に繋がっていると感じます。
iPhoneやスマートフォンアプリについて書く方は、大勢いらっしゃいますが、
プライベートや健康管理が入ることで、たとえば、立花さんのライフハック系アプリの紹介では、ぐっと言葉に重みが出ていると感じます。

これは、以前よりブログを拝見して感じていたことでしたが、
今回の書籍で、種明かしがされていて、
なるほど!と思いました。

セルフ・ブランディングについても、立花さんスタイルが紹介されていて、
これ、こんどの週末に開催予定のオフ会で、早速紹介させていただこうと思っています。


☆一番印象に残ったフレーズ

住所も電話番号も知らない「親友」ができると、
あなたの生活はちょっとだけ豊かになる

~つらいことや悲しいことががあった時にも、
彼らは光の速さで現れて僕を励ましてくれます。
うれしい事があったときには一緒に大喜びしてくれます。~


SNSとリアルをつないで生きる、体験から凝縮されたフレーズ。
悩殺されました!

私自身が、日々SNSやブログに励まされていることを、
その世界を知らない人に伝えるのは、本当に困難なんです。
その本質を、見事に表現されています。
よくぞ書いて下さった!というかんじ。

ぐっ、とハートをつかまれました。




☆ブログについて
http://www.ttcbn.net/no_second_life/

わかばは、4月ごろから、立花さんのブログをRSSで購読しています。
WEBベースの仲間から、ちょこちょこ名前をうかがっていたのがきっかけです。
実際にブログを拝見したら、友人達のいう評判(主にビジネス系)と、また違う視点に惹かれたんです。

本書で紹介されている、3-4テーマを走らせる、「総合ブログ」術に見事にはまりました(笑)。
はるか彼方をはばたくαブロガーさんよりも、少し等身大な空気をかもし出しておられるところに
親近感を感じます。でも160万PVはすごいです。文章や写真、なにもかもが違いますし!

1)フランス系記事
わかばは、グルメ記事は、webでまず読まないのですが、
立花さんはワイン、お好きなようなんです。
これがセンスよくって愛読中。
「今日はこんな高級ワインを・・・」ではなく(笑)。

東京にあるおいしいフランスパンのお店(Tipsもすっごく参考になる!)↓
ベーカリーの焼きたてパンを毎朝自宅で食べる方法 [ttachi's Table]

自己申告ワイン、そんなものが!↓
 「自己申告ワイン」という悦楽 渋谷 カジュアル・イタリアン「ラ・ソフィッタ」 [ttachi's Table]

というニッチでおしゃれな記事を、たのしませていただいてます。


2)あっと驚くアプリ術
ノマドを極める一方で、コミュニケーションの達人である立花さん。
この記事には、度肝を抜かれました。
発想もすごいけど、やはりパートナーとの信頼関係あった上でのアプリ術。
問答無用で、立花さんをレスペクトをするきっかけになった記事です。

女性の「PMS」について男性が理解すればパートナーとの愛が深まる


3)ノマド真骨頂
ノマドワーカーさんによる、ノマドに最適なバッグ。
もうこれは「武器」に異論はありません。すごすぎて、言葉をうしないましたね。
紙版書籍では白黒だった、モバイルグッズもこの記事ではカラー写真で展開。

これは凄い! ノマド・デイバッグ 「ロープロ DSLRビデオファストパック 250AW」 はもはや「武器」だった!!



というわけで、
書評というより、立花さんへのファンレターという感じでまとめてみました。
一冊の中に、キラキラしたヒントがいっぱい詰まっている本なので、
折にふれて読み返したいと思います。

よいご本をありがとうございます。
今後のご著書を楽しみにしております!

ノマドワーカーという生き方/立花 岳志
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