不動産の不思議 第二回

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不動産の不思議 第二回

本日は街を歩いて感じた袖看板についての疑問を検証してみます。建物には形態制限があるが看板はどうなのか。また建築物は敷地境界線からの越境は違反建築物になるが看板はどうなのか。屋外広告物は都市景観の重要な構成要素となり街を訪れてた人の案内や誘導をするほか、その街の商業文化度を示す役割も担っている。その屋外広告物が無秩序、大量に表示されるとどんな問題が生じるのか。

 

そこで東京都屋外広告物条例を調べてみました。

 

屋外袖看板等の「建築物から突出する屋外広告物」に対する主な規制は以下のとおりである。

 

①地盤面から広告物等の上端までの高さは52m以下

②道路境界線からの出幅は1m以下で、かつ建築物からの出幅は1.5m以下

③広告物等の下端は歩道の区別のある歩道上では地上3.5m以上(道路境界線からの出幅が0.5以下の場合は2.5m以上)とし歩車道の区別のない道路上では地上4.5m以上

④広告物等の上端が建物壁面の上端を超えない

⑤広告物等の構造体は鉄板等で覆うなどして露出させない。との内容でした。

〖j結論〗

看板は建築物と異なり一定程度まで越境することが認められる。実際に付けられている袖看板はおおよそ規則を守っているが大きすぎるものもある。一つでも規制以上の看板が付けられると規則を守っている看板が見えなくなってしまいます。営業に影響があるだけに規則の順守を徹底する必要がある。

不動産で宅地建物取引士の勉強をしても屋外看板は含まれない。実際に街を歩くと屋外看板の状況は不動産の価値に影響すると感じます。取引時に順法性も正しく説明する必要があるのではないだろうか。

※参考に大阪市の屋外広告物条例、屋外袖看板等の「建築物から突出する屋外広告物」に対する主な規制を添付しました。

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