森友学園事件発覚の時

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「森友学園」をめぐる問題に最初に気付いたのが、豊中市議の木村真氏、そして朝日新聞。

木村真ー2007年4月の豊中市議選に無所属で立候補し、初当選。現在3期目。 http://www6.plala.or.jp/kaerukai/profile.html

2017年2月8日、情報公開請求した当該国有地の売却額を非公表とした国の決定に対し大阪地裁に提訴。直後に記者会見を開き、新聞記事に取り上げられたのが「森友問題」がきっかけとなった。(日刊ゲンダイ3月16日から、抜粋)

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/201557/1

「正直言って、最初はここまで問題が大きくなるとは思っていませんでした。 昨年の4~5月だったと思いますが、学校の工事現場の柵に児童募集のポスターが張ってあり、そこに靖国神社の鳥居らしき写真と一緒に教育勅語が載っていました。その時、ちょっと待てと。こりゃあ極右の学校じゃないかと。そんな小学校が豊中にできるのは我慢できない。早速、事務所で学校のHPを見たら、大阪市の「塚本幼稚園」が小学校をつくるというのが分かりました。この幼稚園は地元では右翼系幼稚園として知られていたから、これは何としても学校設置を潰さないといけない。そう思って調べ始めたのがきっかけです。

まず、土地の登記を調べました。ひょっとしたら土地取得について、何かうさんくさいことをやっているかもしれないと思ったからです。昨年5月に登記簿を取得したら所有者は国交省でした。そこで(国有地売買窓口の)近畿財務局に電話して詳細を尋ねると「定借権(定期借地権)付きで貸しています」と。この時点で何かおかしいと思いました。あの国有地はもともと、豊中市が国から無償で貸与を受け、公園を整備することを希望していました。

都市計画道路を造り、具体的な図面まであった。ところが、国は土地はタダでは貸せないといい、2007~08年(安倍総理に打診があったのが2007年)ごろになると、2010年までに買ってほしい、それができないなら売却すると市に最後通牒を突き付けてきました。当時の市の財政状況は阪神大震災の影響などもあって非常に厳しく、とてもじゃないが25億円も30億円も負担できません。そこで、仕方なく(道路を挟んで)東側の部分だけを買ったのです。あれほど国は市に対して強硬に買い取りを求めていたにもかかわらず、なぜか森友には貸しているという。改めておかしいと」

 

2012年12月26日に安倍総理誕生、強引に?この関空から、2週間後に国有地になる)

 

国有財産有償貸付合意書」の写しを請求すると、金額と一部の条件が全て黒塗りでした。しばらくして、森友が土地を買ったという話を聞いて、今度は売買契約書を請求すると、やはり金額の類いは一切黒く塗り潰されていました。過去の国有地売買の例を調べると、森友のように随意契約の案件はすべて公開されている。それなのに森友だけは非公開。これは完全におかしい。やはり、何かうさんくさいことをやっているに違いないと確信しました。同時並行で大阪府私立学校審議会(私学審)の審議過程も調べました。 

 

(安倍昭恵 、2014年4月25日 塚本幼稚園を訪問し 豊中の土地を視察する)

 

森友案件は2014年12月に継続審議になり、2015年1月の臨時会で認可適当となりました。

 

 

過去の私学審の開催状況を調べると、2009年からの8年間で臨時会は森友の1回だけ。これは極めて異例の扱いで、他方、国有財産近畿地方審議会の議事録を読むと、森友案件については異論が噴出したものの、最終的には私学審でOKが出るのだから、OKにしましょうか、みたいな内容だった。この流れはどう考えても不自然だと思いました。

その前に昨年10月末ごろから、今回の疑惑について3万枚のビラを作って市内を中心に配りました。籠池(泰典)理事長宅の郵便ポストには特別サービスで3枚ぐらい入れたと思います。ただ、豊中市だけで17万世帯もあるため、これではラチが明かない。じゃあ、マスコミに情報提供しようと。

当初はなかなか報道されませんでしたが、売買金額の非公表の件で国を提訴して会見を開けば、どこかのメディアが取り上げてくれるかもしれないと考えました。結果、大きく報道された。私は忖度のレベルをはるかに超えた政治家の関与があったと推測しました。 正直言って、こんな右翼学校ができるのはたまらん、と思って調べ始めたわけですが、別の学校法人だったら調べていなかったかもしれません。実は、今回の森友のような類いの話は全国にたくさんあるのではないか

財務官僚が独断でやるはずもなく、何らかの政治家の関与があったと思います。安倍政権のかなり中枢に近い部分が直接的に関与していたのではないかと強く疑っています。 

 さすがに安倍首相自らが森友の契約を値引きしろなどと具体的な指示を出したとは思いません。ただ、大いにあり得る話だと思うのは、例えば、安倍首相が財務官僚に対し「籠池さんの教育に対する情熱は素晴らしい。今度、小学校をつくるから期待している」などと言う一方で、森友が財務省に「土地を安くしてくれ」と陳情してくる。そこで、板挟みになった財務官僚がアクロバットのような技をひねり出したのではないか?ほぼ圧力に近いものがあったのではないかと推測しています。

 

 

森友が学校設置の認可申請を取り下げたのは、おそらく、籠池理事長は「おまえ、刑事訴追されるぞ」とか言われたのでしょうが、森友が学校設置の認可申請を取り下げても疑問点は何一つ解決していません。ワイドショーでは、塚本幼稚園のえげつない話の暴露合戦みたいな報道が目立ち、もともと何の話だったのかよく分からなくなっています。

この問題は2つ。国有地の不可解な売却と、なぜ学校設置が認可されたのかです。土地の賃貸借や売買をめぐっても、鑑定評価書が何通も出てくる。要するに国側は森友の条件に合うまで何度も鑑定をやり直している。国が何ら根拠なく契約するわけにはいかないからでしょうが、森友に言われるがまま値下げしまくっているわけです。一方、学校設置認可をめぐっては、議事録を読めば不認可が当然なのに強引に決まっている。そろって相当、ムチャクチャなことをやっている。幕引きどころか、ますます疑問は大きくなっているのです。

大阪府では自民党よりも政権に近いのが維新であり、安倍首相と橋下前知事、菅官房長官と松井現知事のラインは強固なパイプといわれている。こうしたラインが関与していたのではないかと強く疑っています。いずれにしても、この問題は限りなく黒に近い灰色ではなく、完全に黒だと思うので、今後も刑事告発など使える手段を何でも使いながら、真相を解明したい。

この国の政権、政治というのが異常な状態にあるということを再認識しました。安倍首相は当初、森友学園のことを「非常に教育熱心で素晴らしい」と発言していました。よくよく考えると、籠池理事長が言っている内容は安倍首相が普段言っていることとほぼ同じ。

つまり、思想的には一緒です。無意味に中国を敵視したり、太平洋戦争を侵略戦争と認めなかったり。従軍慰安婦問題についてもしかりです。国際的には全く通用しない言い逃れを繰り返している。森友問題が大きく注目されたことで、国民も森友学園を礼賛するような政治家が総理大臣に就いていていいのかということを真剣に考えないといけないでしょう」

 

ということです。籠池氏は証人喚問で会ったことはないと言っていましたが、これを読むだけでも、会ってると思いますけどね?きっと記念写真もありますね?(笑)これは、国民を弾圧する共謀罪成立寸前に発覚。私がかねてより書いている悪法三昧が、なんとか強行採決されるのを阻止できますように、たんたんとブログであれこれ発信して頑張ってます。

 

金沢京子

 

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