みなへいのブログ

ライター(兼主婦)の戸塚美奈が「日々の笑いと発見!」を書きとめるブログです。



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すごい漫画を読んでしまった・・・・・。

ゴミ屋敷の掃除のことを調べていて、行きついたのが、この漫画。ゴミ屋敷に住む母親とのバトルを描いたコミックエッセイ、『母は汚屋敷住人』高嶋あがさ著(実業之日本社)。amazonのレビューを読んでいるうちにどうにも読みたくてたまらなくなり、即購入。

世の中にある汚部屋あるあるはすべて網羅、しかも自殺した元住人の遺品もすべて残っているというスーパーウルトラ級。台所にはねずみやごきぶりが我が物顔ではい回り、著者は自分の部屋のカセットコンロで自炊するというありさま。しかしその著者の部屋は元住人が睡眠薬で自殺した部屋なのだ……。ゴミの中で暮らしながら、ネズミにかじられた靴さえ捨てるのを拒む母。そんな母の目を盗み、くさった家具を解体して捨てようと、著者はチェーンソーで武装して立ち向かう。

 

そもそも母親は料理も掃除も何もできない人であり、もはやその捨てられない性格は変えられないということがはっきりしてくるのだが、そんなお母さんから立派な漫画家さんが育ったことが信じられない思いである。いやそんなだらしない母親だから子が立派になったと言うべきか。別居したお父様とは大学で知り合ったということも後半明らかになる。お父様は海外赴任もするくらいの立派な社会人なのだから、お父様はもちろん、ゴミ屋敷主人のお母様も、もともとは知的な人であることは間違いない。

著者が描くお母様の姿……顔は樹木希林そっくり、太目の体型に毛玉だらけのセーターを着て、常に足を組んで座っている姿が、決してなりたくないが、まかり間違ったらいつかなってしまいそうな姿に思え、夢見が悪かった。

いや、一晩寝ても、私の心の中にいる、ゴミ屋敷母さんが居座ったままだ。ふっと気づくと「ホホホ」と笑ってゴミをためこんでいる。スティーブン・キングばりのホラー。

でも読後感は驚くほどカラッとしている。たとえ家族であろうが、理解できない人はいるし、そういう人とうまくやっていこうとする必要もないのだ、ということが結論づけられているからだろう。

 

汚部屋のことをもっと知りたい方はこちらのブログもおすすめ。

http://ameblo.jp/minamio-oo-o/

ゴミ部屋掃除をしている方のブログ。引きこもりの人を強制撤去(?)する話やら、ご遺体のある部屋掃除やら、出てくるエピソードがすさまじい。ゴミ部屋には恐るべき人間ドラマが詰まっていて、場数を踏んだおかみさん(と呼んでいいのかわからないが)の人生訓にも重みがある。

 

それにしてもなぜ私はかようにゴミ屋敷にひかれるのか? 難題である。すごい深層心理が潜んでいそうで、深く考えるのが………こわい。

 

 

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ただ今、WBC、アメリカとプエルトリコが対戦中ですが……、プエルトリコってどこ? と本で探していた家族から「プエルトリコが載ってないじゃないか!」と苦情があったのでお答え。

 

プエルトリコ、国家としての承認はされておりません。コモンウェルスというアメリカの中の自治連邦区になります。本にはこのように プエルトリコ島(アメリカ合衆国)と載ってます。↓ 

お隣にあるドミニカ共和国と同じく野球がさかん。

 

この本、中身はこんな感じ。どうです、わかりやすそうでしょう? 暗黒大陸だった世界各地に親しみが持てるように工夫を凝らして作りました。類書はありません。

私と世界を駆けるライターのYさん、漫画家の宝丸ハルカさんのほか、デザイナーさんや印刷所さんにもご苦労を散々掛け、長い時間をかけて作った渾身の一冊です。やっと重版したのでお知らせします。世界の国を知るために、ぜひご家庭に一冊!

 

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先日のひよどりが空に飛んでいったあと、ダンボールに残されたみかんを庭の木にくくりつけておいたら、そのひよどりかどうかはわからないが、2羽ほどやってきて、さかんにみかんをつついて食べていた。

鳥のエサ台を作ろうかな。

山形の実家の庭では、残った米粒を庭石の指定の位置に置いたり、巣箱を据え付けたりと手をかけて、野鳥をかわいがっているけれど、スズメでさえも怖がって縁側にはよりつかない。巣箱に入ったと喜んでいた矢先、私たちが帰省して、お供の犬が庭を駆け回ったものだから、あっという間にどっかへ飛んでいってしまった。一方、東京の我が家では、スズメもヒヨドリもメジロもみんな人懐っこく、平気で窓際にやってくる。

 

さてと、やるべきことをやらなくちゃいけない。

今日は雨ふりで、なんとなくぼんやりと過ごしてしまった。ぼんやりしている自分に気づいて、思わず、手帳に、「やらなくちゃいけない」と書いた。書いて初めて気が付いた、そうか、「いけない」って、「行け・ない」、なんだ。やらなくちゃ、前に進めないんだぁ。

 

 

 

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昨年、珍しく一年間見続けた大河ドラマ「真田丸」。でも、関ケ原の戦いが一瞬にして終わってから、なんとなく物足りなさも感じていた。そんな心の隙間を埋めてくれたのが、時代劇チャンネルでやっていた「真田太平記」だった。

「真田太平記」、昭和60年にNHKで放映されたドラマで、テレビのない暮らしをしていた当時の私は観ていない。小学生だった弟がハマって観ていて、手紙などにいつも六文銭を書いていたのを覚えているのだが。「真田太平記」では幸村役を演じた草刈正雄さん、「真田丸」では昌幸役を演じることになって、感無量だったようだ。太平記のほうで父の昌幸役の丹波哲郎さんが、クランクイン前に、草刈正雄さんと、兄の信之役の渡瀬恒彦さんに、日本刀を贈ってくださったそうだ。それと同じように、「真田丸」での共演の堺雅人さんと大泉洋さんにも日本刀を贈った、とテレビのインタビューだったかで話していた。

さても「真田太平記」とはどんなドラマだったのだろう、と気になっており、たまたまダンナが録画した1回目をうっかり見たら、そのまま2ヶ月かけて、55回もの全編を観てしまった。まるで「真田丸」の復習をしているかのように、真田家の興亡を二度もたどってしまった。

そして私は、信之役の渡瀬恒彦さんのかっこよさに完全にいかれてしまったのだった。

全編見終わったのは、つい2週間ほど前のこと。「真田太平記」ロスのさなかに、まさか渡瀬さんご本人の訃報を聞こうとは。とても寂しい。

 

丹波哲郎さんの昌幸役はまさにハマり役で、九度山で無念のうちに亡くなったあと、息子たちの夢枕に立つシーンなど、晩年の「大霊界」を思い出してしまったが、なにしろ演技がうまく迫力があり、戦国を生き抜いた武将のプライドが表情にじみ出ていてすばらしかった。

草刈正雄さんの幸村もこれまたハマり役。父を尊敬し、誰にでも好かれる幸村という好人物をさわやかに演じていた。お若いから滑舌もよい。

そして、冷静沈着で頭がよく、そのため父に少し煙たがられる信之が渡瀬恒彦さん。控えめな演技なのだけれど、自らの葛藤や、弟への思いなど、ぐっとくるシーンが多かった。いまいち女性に縁がない様も描かれたりして。

とにかく、さすが原作池波正太郎というべきか、ストーリーが骨太で、キャラクターがしっかり作られている。それに、忍びの者のエピソードも絡んでくるからたまらない。真田兄弟のほかに、角兵衛という、榎木孝明さん演じる存在も出てきて、これがまた、スメルジャコフ(カラマーゾフの兄弟の)的というか、いかにも文学作品的な存在の架空の登場人物が出てきて、ストーリーをうまく掻き回してくれる。

最後、真田家が松代にうつされても、信之が、「俺は生きるぞ」というふうになるまとめ方もなかなかよかった。事実、なんだかんだで信之は93歳まで生きるのだ。長野県はご長寿県といってもいくらなんでも長生きすぎないか、あの時代に。

 

と、何を書いているのかわからなくなったが、「真田太平記」はかなり面白かった、ということ、なんといっても、主演の渡瀬恒彦さんは最高だった。

真田信之のように長生きしていただいて、渋い演技でおじいさん役をいっぱい演じてほしかったな。

ご冥福をお祈りします。

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一昨日のこと。私のFacebookが乗っ取られてしまった。

午後2時半ころ、外出先から家に戻る途中、たくさんのFacebookの知人からメールやツイッターのメッセージで「大丈夫?」「乗っ取られてるよ?」という連絡が入って来た。大慌てで家に戻り、パソコンにかじりついて見ると、Facebookのメッセージ機能を使って、私がこれまでメッセージのやりとりをしたことのある人に、「今忙しい?」というメッセージを送っている。なんたることか。パニックになり、必死でネットの情報をさがし、どうやって対処したらいいか調べまわった。いろいろな人が対処法などを書いているけれど、それを読んでいるあいだにも、「大丈夫?」とあちこちからメールや電話が来てしまう。焦っているからどこからどう手を付けていいかわからず、「助けてーっ」と叫んで頭を抱えてしまった。

とりあえず、一度パスワードを変更して、タイムラインに、「乗っ取られてしまいました云々」投稿したものの、タイムラインを見ずにメッセージだけ見ている人がいるかもと、もういっそアカウントも削除! と削除してしまった。とりあえずほっとして、そして、来ているメールやツイッターの「大丈夫?」メッセージにひとつずつ返事。心配してくださったみなさんからのメッセージがありがたい。ひととおり返事をしてから、いったい何が起こっていたのかをもう一度検証。

どうも、Facebookを乗っ取って、なにか変な投稿をしようという乗っ取りではなく、Facebookのメッセンジャーというメッセージ機能を使って、主と親しい人に「今忙しい?」とメッセージを送り、「私のLINEが凍結されていて困っている、そちらの電話番号を教えて」と矢継ぎ早に問いただし、相手のLINEを乗っ取るのが手口のよう。

私はLINEは使っていないから、よけいそのシステムが理解しづらく、何が起こっているかを理解するまでに相当時間がかかった。以前はLINEだけの乗っ取りがはやっていたのだが、このところ、Facebookのメッセンジャーを使ってのやり口が増えているらしい。

その後、もう一度ログインしてFacebookに入り、履歴を全部確認。メッセージに間違って返信してくださっている方にはごめんなさいのメッセージを送り始めた。引っ込み思案で(?)SNSのやりとりが極めて不得意な私がそんなずうずうしいことをするはずないと、ほとんどの人はありがたく無視してくださったようなので助かったが、AさんとBさんという2名の女性が、返信してしまっている! 二人とも、仕事の付き合いではなく、家族親族ぐるみの付き合い。だからこそ、変な様子の私に、「何か一大事があったのでは!?」と思ってしまったようなのだ。

 

「今忙しい?」にAさんは、「お久しぶりです、どうしました?」と返してくれている。、「私のLINEが凍結されてるから、そちらの携帯で検証コードメッセージを受け取ってくれる?」「検証コードメッセージ?やってみます」「携帯番号を教えてくれ」「○○○です」「検証コードは送信したよ。メッセージの四桁検証コードを見て。.四桁検証コードFacebook送信してくれ」

いきなり語尾が「くれ」になったのでおかしいと思った、とAさん。検証コードは人に伝えないよう、警告が出ていたから、Aさんは大事に至らずにすんだとのこと。

Bさんの場合も手口は同じ。

「今忙しい?」「忙しくない」「私のLINEが凍結されているから、そちらの携帯で検証コードメッセージを受け取ってくれる?」「どうしたんですか」「電話番号を教えてくれる?」「○○○」「検証コードは送信したよ。メッセージの四桁検証コードを見て。四桁の検証コードをFacebook送信してくれ。メールが入ったら四桁の検証コードを送信してくれ。四桁の検証コードを送信してくれ。」(←何度も同じことを、それも「くれ、くれ、くれ」)「○○○○」「LINEのID教えてください!」(←最後だけ 「ください」)

LINEが凍結しているから手伝ってほしい旨伝えて、次々に電話番号を聞き、検証コード(正しくは認証コード、検証コードというのはヤツの癖らしい)を入力させ、LINEのIDを聞き出す。ここまでに至って、なにが起こったのだろうと不審に思ったBさんが、私にFacebookの電話機能を使って電話をしたときに、へんな切れ方をしたため(私がいきなりアカウント削除をしたからかも)異常に気付いたのだと。Facebookメッセンジャーからの文面は、明らかにおかしなメッセージなのだけれど、お互い年老いた父母がいて、何かがあったのでは!?緊急事態では、と思ってしまったとのこと・・・。人の善意に付け入る許せない手口。申し訳なくてどう謝ったらいいのか、ほんとうに困ってしまった。電話をしてお詫びをしたところ、LINEのバックアップはとってあったから大丈夫、と言ってくださり、とりあえずは安堵したけれど・・・。

悪いのは私、ほんとうにごめんなさい!!!

 

ちょうど同じくらいのときに、Twitterで、ネットに詳しい作家の中川淳一郎さんがLINEの乗っ取りにあったとさかんに「ごめんなさい!」と言っていた。でも、中川さんは、「忙しい?」にひっかかっただけで、自分のFacebookが乗っ取られたわけではないから、本当に悪いわけではないと思う。「今忙しい?」にひっかかるのはやさしい人で、悪いのは私みたいな、SNSの管理が悪いやつのほうなのだ。

 

正直に告白すると、Facebookが変だな、と思ったのは2週間くらい前から。ほとんどいじっていない「Facebookのパスワードのリセットがリクエストされました」というメールが来た。なんじゃこりゃだ。その場所が、変。日本の、行ったことのない場所。その後、長いパスワードに変更した。その後同じメッセージが来たので、パスワードをさらに複雑なものに変更。さらに、二段階承認というものにしたが、いまいち不安は消えず、もうFacebookなんてやめてしまおう、と思い立った矢先、の出来事。(二段階承認の設定、確認したら「オンにする」の表示になっていた。つまり、設定はしたのに、オフになったままだった・・・。というか、二段階承認のしくみも、こんなことがあってようやく理解した。二段階承認というのは、その機器でログインする人が本人であるのか確かめるために、ログインすると携帯電話のほうにメッセージに認証番号が送られ、それを再度本人が入力することで本人のログインと確定するというもの。その仕組みがわからなかったので、最初は認証のために電話番号を入力するのも送られてくるのもなんか不安だった。LINEの乗っ取りは、それを悪用したもの)

 

もともと狙われていたのに、対処法が甘かったのでこんなことになってしまった。私のせいで友人がLINEを乗っ取られ、そのまた友人がお金をだまし取られるような大きな被害が起こっていなかったのがほんとうに不幸中の幸い。ネットに詳しい人達からすると、こういうのにひっかかる私のようなてあいは、ネットリテラシーの低い情弱、っていうらしい。わかったよ、どうせ情弱ですよ、と石でも蹴りたい気持ち。でもネットに詳しいIT星人たちって、どうしてもっと情弱な私たちにわかりやすく教えてくれないんだろ。

 

今回のことで、心配してメッセージをくださった知人や思わずうっかり返事をして不審に思ってくださった友だち、そして、私のことを信じて騙されてしまい、それでも許してくれた方、ほんとにほんとにごめんなさい、ありがとう、感謝・・・・。それから、こんな情弱な私とも、SNSでひとときつながってくださった皆様にも感謝感謝。

 

今、どうやってお詫びと感謝の気持ちをお返ししようと考えているところ。

じつは。

トラブルのおかげで久しぶりの方にたくさん電話やメールで会話できて・・・・・それが、なんかとっても、うれしかった。

 

 

 

 

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週末、イライラするので「もの捨て」を決行、いらない書類は破って捨て、「何かに使うかも」と思っていたそうめん等の木箱も全部ばらして捨て、「リフォームに使うかも」と思っていた古着類も全部雑巾&ぼろ布として処分。あースッキリした。と思ったところで目についたのがこれ。

https://stat.ameba.jp/user_images/20170313/09/minahei/3d/a9/j/o0960128013888679167.jpg

小学校のときからの仲よしEちゃんに、中学生のとき、誕生日プレゼントにもらった小さな写真立て。何度もの引っ越しに断捨離を乗り越えていっしょにいる。中学生の時、おこづかいを使って、友だちに誕生日プレゼントを買うのが楽しみのひとつだった。友だちと約束して、部活のない休みの日にバスで町(?)に買い物に行く。かばんにつけるマスコット人形のような、300円~400円くらいで買える何かかわいいものが多く、そういえば、お人形系は汚れてしまって処分してしまったけれど、バインダーや缶のケースなど、まだ活躍しているお誕生日プレゼントはいくつかある。

 

本で、カナダで行われたおもしろい実験のことを読んだ。

5ドルを入った封筒を渡す。一つのグループには、今日の午後5時までに、自分のための支出にこの5ドル使ってください、と書いてある。もう一つのグループには、今日の午後5時までに、誰かへの贈りものか、チャリティーのためにこの5ドルを使ってください、と書いてある。さて。実際に5ドルを使ったあと、ふたつのグループの人々はどう感じたか。幸福度は、後者のグループのほうが高かった、という話。(『しなやかに生きる心の片づけ』渡辺奈都子著)

 

家族のために食事の買い物をしたり生活必需品を買うのはなかば義務のようなもの。でも日常の私の支出はすべて家族のための生活のもの。そういや久しく、「誰かのための贈りもの」を買うことなんて、なかった。すぐに役にはたたないかもしれないけれど、誰かのことを考えて買う、そんなショッピングの楽しさを、小さな写真立てを見てふと思い出した。めったに行かないかわいいもの売り場で、小さな贈りものを探してみようか。なんとなくくさくさしたこの気持ちを癒せるかもしれないナと思った。

 

 

 

 

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今朝、ゴミ出しをしようと外に出たら、「ピィーイピィーイ!」「ニャオ~!」の騒ぎ。ウチの玄関先で近所のサビ猫が鳥を押さえつけてる。思わず「コラコラッ!」と言うと猫は私を見て手を引っ込め、「チッ」とばかりにどっかに逃げた。鳥はバタバタと羽を動かすが羽毛が飛び散るばかりで飛べない。足もやられているようで、つかまえようとするとウズラのように地面をはい回って逃げる。

このままにしようか・・・と思ったけれど、フト見ると、隣の家の車の下で、さっきのサビ猫がじっとこちらを見てるではないか。私が家に入ったら、またやってきて襲うつもりだな。

結局、鳥を一時保護することにした。

 

次男が見とがめて「野生の鳥は飼っちゃいけないんだよ。法律で決まってる」とか言う。「昔I(近所の友だち)がひなを拾ったとき、すぐに死んじゃって。ひなは親鳥が見ているから人間が拾ってきちゃいけないんだぜ」でも、この鳥はひなじゃない。ひなが孵る時期じゃないし、見たところ、ひよどりの成鳥だ。足と尾羽を痛めているから、無事飛べるようになるまで少し保護するだけだよ。

段ボールに新聞紙をしいてそっと鳥を入れたら、じっとしてうずくまった。

大丈夫かな。子どものころ、何度か巣から落ちて来たスズメのひなを保護したが、みんな死んでしまってつらい思いをしたことを思い出した。

次男がネットでいろいろ調べてくれた。「水とかエサとか、あげなくていいらしいよ。かえって弱ったりするらしい。25度から30度に温めてあげるといいんだって」そうか、弱っているときはなにも食べずにあったかくしてじっとしている、か。人間も同じである。「あとさ、写真とかツイッターとかにあげないほうがいいよ」ハイハイ、法律で禁止されているからね。そういうとこほんとうるさい。犬が吠えると鳥がこわがる、と長男が犬を自分の部屋に連れていった。

1時間ほどは静かだったが、しばらくすると、コツコツ、と嘴で箱をつつくような音が聞こえてくるようになった。そっとのぞくと、目と首だけは動かしている。大事には至っていないようす。

銀行など用足しに行って戻ってきたら、長男と次男が「羽バタバタさせてるよ、もう大丈夫じゃない?」と言う。そっと上からのぞくと、つぶらな目でこっちを見て、「ピィーイピィーイ」と鳴くではないか。ほんとだ、元気そう。羽をばたつかせているし、もう、足も立ててる。

庭に箱ごと持って行き、様子を見ていたら、何度か方向転換してからパッと飛び立った。庭のヤマボウシの枝に止まって、その後飛んでいった。長男がずっと見ていたが、しばらく隣の家の木に止まっていたみたい。

 

元気に飛んでいって、よかった。また遊びに来てね、とみかんのかけらを庭木にさしてみた。ひよどりのヒーちゃん。また来てくれるかな。もう来ないね、きっと。

 

飛び立つ前にみかんをおいてみたけど、食べませんでした。

 

 

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☆彡ひきつづき、「先生は教えてくれない!クレヨンしんちゃんの友だちづきあいに大切なこと」発売にちなんで、お友だちのことを。

 

長男が小学校のとき、保護者会で先生に聞いた話でびっくりしたことがある。

春のクラス替えにそなえて、子どもたちに友だち関係についてのアンケートを取ったという報告。どうしても離れたくない大好きなお友だちがいる場合に、同じクラスにするよう配慮するためだという。ところが、「これが、けっこう怖いんです」と先生。女子の場合、大の仲よしに見えるのに、「別のクラスになりたい」「ほんとうは好きじゃない」という回答が多いのだと。男子はそうでもないらしい。この話を聞いて母親たちは「まぁ怖い!」と顔を見合わせたけれど、親のほうも、なにやら心当たりのあるような微妙な表情だった。

近所に朝一緒に学校に行く上級生の仲よし女の子二人組がいて、その片方のお母さんに「仲よしだね。中学校も〇○ちゃんと一緒だからいいね」と言うと、お母さん首を横に振り、「ほんとは、〇○ちゃんのこと、好きじゃないのよ。中学でも通学一緒なのがイヤだから、別の中学に行きたいって言ってるの……」うーむ、先生の言ってたとおり、やっぱりそういうことあるんだ、と思いつつ、なんでお母さんは、本人の気持ちをわかっていながら、「じゃぁ別々に行けばいいじゃない」となぜ言ってあげないのかな、と気になった。

 

長男が小学校低学年のころ、PTA活動やサッカーを通して、たくさんのママたちと知り合いになった。みんな知的で素敵なママたちばかりで息子さんたちも優秀。仲よくなりたくて、そのママたちの息子さんたちと長男が仲よくしてくれるといいなと、一緒に遊ぶ機会を作るなど、あれこれ手を打った。ママさんたちも、「一緒にサッカーの合宿に参加しませんか?」とファックスを送ってくれたり、何かと気をつかってことあるごとに誘ってくれた。なのに、長男の返事はいつもそっけなく、結局学年が上がるごとに彼らとは疎遠になり、結局、ほとんど親交を深めることができなかった。私も素敵なママさんたちと親交を深められずに終わってしまったわけだ。

長男はお勉強ができないから、引け目を感じていたのかな? とも思うけれど、そもそも根本的に友だちになりたいと思えるタイプじゃなかったんだろう。そういうところは、めちゃくちゃ正直なヤツだったと思う。

 

大学に入ったとき、最初に知り合った女の子としばらく一緒に行動していたが、いっしょにいるのがつらくなり、自分から少しずつ離れた。なぜか私のコンプレックスを刺激するような話し方をするのに、イナカ者の私は耐えられなかった。冷たいなと思いながら、けっこう強引に距離をおいたのだ。悪いな、と思ったけど、そうせざるをえなかった。私もけっこう正直(というより心がせまい)ヤツなのかもしれない。

自分のことを振り返って考えると、友だちのふりをして友だちづきあいをしていた人はいない。少し疎遠になったりはあっても、そのときそのときで、いっしょにいるのがうれしい友だちと仲よくしていた。

いっしょにいるのが苦痛だったら、いっしょにいないようにしたほうがいい。単純なことで。でも、人間関係なんていつどうなるかわからない。何年もあとに巡り合ったら、思いがけずそれぞれ成長して、気が合ったりするかもしれない。大学時代のあの彼女にまた出会えたら、どうだろう? 今なら落ち着いて話ができるような気もしているのだけれど。

 

☆彡ほんとは好きじゃない友だちと友だちづきあいしている人は項目32の「ほんとは好きじゃない友だちのふりをしている友だち」をどうぞ。

 

 

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☆彡3月7日発売記念(?)に、「友だちづきあい」についての思うことを書いています。

 

小学校1年生のとき。目白の社宅に住んでいた私は、階下に住む同い年のFちゃんと毎日のように手紙のやりとりをしていた。広告紙やカレンダーの裏などを手ごろに切って便箋にする。厚手のカレンダーの裏紙はバリっとしていて上等の手紙。Fちゃんはいつも「Fはこないだもカレンダーの紙使ったんだから。ミナちゃんもカレンダーの紙で書いて」と言うのだが、我が家はなかなかカレンダーの裏紙の出物がなく、貴重なカレンダーの裏紙は、私が自分用のお絵かきに使ってしまっており、私がFちゃんに渡すのはピラピラの広告紙ばかりで顰蹙をかっていた。

毎日飽きもせず何を書いていたのかさっぱり覚えていない。ひとつだけ覚えているのがあって、それは、「わたし、〇○ちゃんとなかよくなったよ」という内容。○○ちゃんとは、隣のアパートに住んでいた同い年の女の子。別の小学校に通っているのをいぶかしんで、私とFちゃんは彼女に冷たくあたっていた。どうも後年聞くところによると、〇○ちゃんは、学習院に行っていたようだった。Fちゃんの手紙を読んで、翌日、私は絶対仲よくなんてしないからね!と宣言した。なんという意地悪! 

1年生のときは、勉強もさっぱりわからず、学校ではなんとなく先生から厳しくあたられているような気もして、毎日が楽しくなかった。すさんだ気持ちが、お隣のちょっと様子の違う同い年の女の子に向かったのかもしれない。

Fちゃんに、カレンダーの裏でお手紙を出せないのは、本当に申し訳なくて肩身がせまかった。でも、カレンダーの裏紙が出ると、さっさと全部自分用に使ってしまう。上等の紙をあげるのをもったいないと思っていたのだ。そして、ころよいカレンダーの裏紙でFちゃんに手紙を出せないまま、お別れしてしまった。

 

意地悪はいけないことは、成長する中で学んできたから、もうそんなことは誰に対してもしない。でも、ケチなのは相変わらずだ。友人のために時間や手間を惜しんでいる自分に気づくたび、Fちゃんにあげられなかったカレンダーの裏の手紙のことを思い出す。自分にとって大事なものを、友だちにも惜しまず分け与え、ともに楽しむべし。カレンダーの裏でも、なんでも。

今も、破いたカレンダーは貴重なもののような気がして、さっさと捨てられない。

 

 

 

 

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中学のとき、部活が終わって、KちゃんとEちゃんとの仲よし3人で帰る道のりが、とってもとっても好きだった。

箸が転げてもおかしい年ごろとはよく言ったもので、くだらないことでゲラゲラ笑い、家に帰って宿題をやりながらも思い出して笑っていた。

あるとき、体育で珍しくソフトボールをやった。どういう試合内容だかはスッカリ忘れたのだけど、帰り道、ソフト部のファーストとして活躍していたKちゃんが、急にまじめな顔をして、「おやっち(ワタシのあだ名)、ぜんぜんソフトやってないのに、うまいんだもん。顔はヘンなほう向いているのにボールちゃんと届くし」と、さらっと私のプレーをほめてくれたのだ。

 

Kちゃんは口数が多くはない出しゃばらないタイプ。だからよけい、彼女の一言がうれしかった。

これ以上のうれしい褒め言葉は、いまだかつていただいたことがない。お世辞ではない心からの賛辞だと思った。

だいたい私は超のつく運動オンチ。スポーツ全般、まったくダメ。ソフトボールは小学校のとき少しだけ夏に練習したからその成果か。たぶんまぐれでボールが飛んでいっただけだと思うのだけど。

その後大人になってから、ことあるごとにKちゃんに褒めてもらったことを思い出した。不思議なもので、いつも笑いあっていたKちゃんがくれた褒め言葉は、その後もずっと小さな灯のように心の中にともっていて、私を勇気づけてくれたのだ。

 

私もKちゃんのように、友だちを褒めてみたい。そう思ったけれど、Kちゃんのように、嘘偽りなく心からの言葉で友だちを褒めるのはなんと難しいことか。何年たっても、Kちゃんのようなひと言が出てこない。

あの一言はたぶんに、Kちゃんの飾り気のない人柄のなせるわざでもあった。

腹黒い私は、Kちゃんみたいにはできないけれど、せめて、できるだけ気づいたときに「いいね」と言える自分でありたいと思うのだ。

 

 

なかなか友だちを素直に褒められない、という方は

8項目目の、「友だちに『いいね!』と言ってみる」をどうぞ。

 

 

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