ダウン症児のママはシンガーソングライター MIMOの「ギフト」な日々

ダウン症の愛娘の子育てと、シンガーソングライターとしての音楽活動を楽しんでいます。
みなさんが元気でやさしくなれる情報をお届けいたします!


テーマ:

NPO法人アクセプションズと、

 

フォトグラファー宮本直孝氏の共同企画の、

 

写真展 母の日 – I’m a mother of a child with down syndrome

 

ダウン症のあるお子さんとそのお母さん、

 

21組のありのままの親子愛。

 

それを「表情」で表現したのが、

 

この写真展なのです。

 

 

そしてその夢のような機会を、

 

私たち親子にも与えてくださいました。

 

本当にありがとうございました!

 

 

 

プロのスタジオで巨匠に撮っていただける。

 

しかもヘアメイク、スタイリスト付き!

 

どんなにキレイに撮っていただけるのかしら?

 

胸を踊らせてスタジオに向かったのです。

 

でもスタジオに到着して、

 

いろいろなコンセプトを理解していくと‥‥

 

思っていたのとちょっと違いました。

 

いや!エラく違いましたわ!!!

 

「スミマセン!帰っていいですか?」

 

途中で何度そう、

 

言いそうになったことでしょう。苦笑

 

 

 

でも終わってみたら感動で号泣‥‥

 

なんて素敵な体験を、

 

させていただけたのだろうと‥‥

 

 

 

この体験談、是非書き残しておきたい、

 

そう思い今、ブログを綴っています。

 

 

 

 

 

スタジオに到着し、

 

まずスタイリストさんと衣装合わせ。

 

アーティスト仕様の、

 

衣装やアクセサリー、

 

いつも使っているメイク道具、

 

持参したもの、

 

全部NGでした。笑

 

限りなく削ぎ落として、シンプルに!

 

なるほど‥‥承知しました‥‥。

 

そしてメイクルームへ。

 

 

うわぁー!メイクルーム素敵!

 

どんな変身をさせてくれるのかしら!

 

マッサージで肌に、

 

張り感を出して‥‥

 

うーん!極楽!極楽!

 

とウカウカしてる間に‥‥

 

 

え?マジで?

 

アイラインもインラインも全落しですか?!

 

容赦なく、私の鎧が、

 

はぎ落とされていきました‥‥。

 

 

 

そうこうしている間に、

 

あーちゃんのヘアメイクが始まりました。

 

親子で並んでキレイにしてもらえるって、

 

ちょっと、いやかなりウキウキしました!

 

 

あーちゃんの前髪カット中。

 

写真に写ってないですが、

 

この時ママは四股、踏んでます。笑

 

 

 

なーんてホンワカしていたのも束の間、

 

「え?っ!!私のメイクは、

 

 これで終わりだったの?」

 

ということに気がつきます。

 

肌の質感はさすがプロ!

 

素晴らしく作り込んでいただいたのですが、

 

なにぶん「色がない」

 

まぶたも唇も。

 

アイラインが‥‥

 

私の命綱のアイラインが‥‥

 

つけまつげが‥‥

 

「最小限のメイクで、

 

 ありのままの美しさを表現します。

 

 ポートレイトだからきっと、

 

 この方がキレイに写るはずです」と、

 

メイクさんがキッパリ!

 

いや、これ‥‥

 

私の中では「スッピン」と呼びます。

 

寝起きです!寝起き!

 

え?!マジか?!

 

これで本当に写真撮るの?!

 

どうしよう‥‥

 

私の中の不安が、

 

一気にマックスになりました‥‥。

 

 

 

 

そうこうしている間に、

 

メイクルームに私を残したまま、

 

まず、あーちゃんの撮影がスタート。

 

今回は親子共に「笑顔は封印」

 

「真剣な表情を」とのオーダー。

 

 

あぁあ‥‥子供用踏み台を「カホン」代わりに、

 

叩き始めたあーちゃん‥‥。

 

「おかあさーん!やっぱり来てくださーい!」

 

はい‥‥はい‥‥はい‥‥

 

 

いつものように歌をうたい、

 

一緒に手遊び歌を。

 

だんだんいつものあーちゃんに。

 

 

でも宮本氏、

 

「動きすぎだなぁ‥‥

 

 お母さんが歌っちゃうから、

 

 踊っちゃうんだよ。

 

 動かない歌、ない?」

 

うーん‥‥ない。笑

 

 

でもだいぶ、大人びた表情に。

 

 

うん、いいかんじだよ!あーちゃん!

 

 

大人たちが真剣に選びます。

 

宮本氏「よし!きただろう!」と叫び、

 

モニターに走ります。

 

 

「はい!オッケー!

 

 次!おかあさんいこう!」と宮本氏。

 

っていうか、まだあたし、ヘア!

 

やってないんですが‥‥

 

「いいよ、髪は撮りながらやろう。」

 

‥‥承知いたしました‥‥

 

 

さーてと。

 

私はどうすれば良いのでしょう?

 

という質問に宮本氏、こう言いました。

 

 

「キレイに撮られようと思わないことだな。」

 

 

えっ?!どっ?!

 

どーいうことじゃいっ!!!

 

キ、キレイに撮られたいがために今あたし、

 

ココに立ってるんですけどぉーーーー!!!

 

一瞬「絶望の渦」に投げ込まれました‥‥

 

か、帰りたい‥‥

 

今すぐ、帰りたい‥‥

 

 

だけど宮本氏、こう続けました。

 

 

「この十数年、辛いこと、


 悲しいこともあった。


 でもそれだけじゃないでしょ。


 喜びも、楽しいことも、


 いっぱいあった。


 その月日を、


 この一枚に収めるんだよ。」

 

 

 

そうだったのか!このコンセプトは!

 

その言葉でやっと合点がいきました。

 

と同時に「なんて難しい表現なんだ!」とも‥‥

 

手探りで表情を作っていきます。

 

「うーん、なんか違うなぁ。

 

 横向いてみようか」と宮本氏。

 

 

「あ、ダメだ。色気出ちゃう。戻して」

 

 

「ダメ!そんな顔作らない!

 

 顔に力入れない!

 

 もっと伏せ目に!!!」

 

途中でやっとヘアメイクさん入ります。

 

 

「おい!色気出させるなよ!」と宮本氏。

 

いやいや‥‥お願い‥‥

 

せめて「ひとさじ」でも色気、

 

盛ってください‥‥涙


 

 

もう私もどうしていいか、わかりません。

 

軽く無愛想モードだ。笑

 

 

「うーん。もう、

 

 泣く手前まで感情、

 

 来ちゃっていいよ!」

 

 

そうやって宮本氏が、

 

さらに私を追い込みます。

 

よーし!感情移入は得意だ!

 

やったろうじゃないかぁーーー!!

 

 

「いいよ!いいよー!」

 

「いいよー!いい!」

 

 

「よし!ここから立ち直って!

 

 前を向いて生き出して!」

 

「よし!きた!」

 

 

最後の一枚がこの写真です。

 

私も宮本氏と一緒に、

 

モニターに走りました。

 

 

「うん。撮れたな。」

 

宮本氏が安堵の表情を浮かべます。

 

そしてモニターを覗き込んだ私は、

 

なぜか分からないけど、

 

溢れ出る感情が抑えられなくなり、

 

号泣してしまいました‥‥。

 

 

 

すっごく質素なんだけど、

 

全然美人じゃないんだけど、

 

すっごくあったかーいものを感じました‥‥。

 

何よりも幸せそうな表情。

 

「女」でも「アーティスト」でもない、

 

ただただ我が子を、

 

愛している「母」の顔の私。

 

あーちゃんを見つめている私は、


いつもこんな顔を、


しているのかもしれない。


私、まぎれもなく、


「おかあさん」なんだ。

 

 

 

魂を丸裸にされたような、


「フォトセラピー」とでもいうような、


浄化された気持ちになれました‥‥。

 

 

 

わたし、イイ人相になってるなぁ‥‥。

 

いろんなことを経験し、乗り越え、

 

今の幸せ、一粒ひとつぶを、

 

味わい尽くせてる顔。

 

私の人生って間違ってなかった。

 

良い人生、歩んでこれてるんだなぁ‥‥。

 

そんな想いが、

 

たったこの一枚の写真で、

 

いろんなメッセージを、

 

乗せて伝えていました。

 

 

 

宮本氏が撮りたかったのは、

 

まさにこういうことだったんだ。

 

上部だけ飾りたてた、

 

作られたようなものではなく、

 

もっともっと、人間の奥深く。

 

自分の人生をすべて受け入れ、

 

感謝している心まで、

 

透かしてしまう写真。

 

そう、宮本氏が撮りたかったのは、

 

私の歴史だったんだ。

 

母として成長した私の、

 

凛とした、

 

強さとやさしさを‥‥。

 

 

 

人間の奥深くを撮れる写真家。

 

やっぱりスゴイと思いました。

 

 

 

今まで私が、

 

どれだけ言葉を尽くしても、

 

伝えきれなかった想いが‥‥そう、

 

「ダウン症児の母親の私、

 

 本当に心の底から幸せです」の想いが、

 

この写真できっと伝わると思いました。

 

そう、このたった一枚の写真で。

 

 

宮本氏も良い仕事やり終えた後の、

 

爽やかな笑顔です‥‥

 

 

メイクに「色がない!」と騒いでいたけど、

 

白黒写真だったの。

 

だからこれでよかったのね。笑

 

 

 

撮られるべき写真のために、

 

私を準備してくださった、

 

メイクさん、ヘアさん、スタイリストさん、

 

そしてフォトグラファー宮本直孝氏。

 

そしてそして、

 

この企画を実現させてくれた

 

NPO法人アクセプションズに、

 

心から感謝をしました‥‥

 

みなさん、本当にありがとうございました!

 

 

「母の愛」をそのまま映し出した、

 

21人のママとその子供たち。

 

表参道駅を訪れ、目にしてくださった方に、

 

何かを感じていただけたら幸せです。

 

たくさんの方々のご来場を、

 

心からお待ちしております。

 

どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

 

タイトル:母の日 – I’m a mother of a child with down syndrome

 

ポートレイト:ダウン症のある子供とその母 21組

 

 

日時:2017年5月8日(月)〜14日(日)

  

場所:東京メトロ表参道駅コンコース(ADウォール・B1出口付近)利用時間 始発〜終電

 

主催:フォトグラファー宮本直孝・NPO法人アクセプションズ

 

後援:公益財団法人 日本ダウン症協会


詳細はこちらまで

 

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