リーちゃんの見えない理由・前編後編の続きを書かせてもらいました。
あのすてきなお話の続きを書こうと思った自分の無謀さをホメテヤリタイ・・・←日本語が変・・・

 >人前だと甘くドキドキて2人の時はでろ甘ドキドキ

という蓮さん(が言ってたとリーちゃんが言ってた)のリクエストがあったので、yununo、頑張りました!
それから、リーちゃんがショータローの前でも2人をイチャイチャをさせろと言ってたような気がする(←)ので、ショータローさんに見てもらうことにしました。
ただし、クオリティは相変わらずですので要注意ニコ
あと、切るところが見つからなくて長い短編(←)になっちゃいましたぼー


鬼yununoに天使の笑顔でおつきあいくださるリーちゃんとセーちゃんに、このお話を捧げます薔薇









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俺様の目がおかしいのか?
今、目の前で繰り広げられているこれはなんなんだ?!
あれは本当に敦賀とキョーコなのか?
敦賀の顔面の筋肉はどうしたんだ?
笑み崩れて普段のうんちゃら(カッコイイとは決して言いたくない)な顔とは別人のようだぞ?
おかしいのはキョーコもだ。
キョーコのあんな声は聞いたことないぞ!
鼻にかかった甘い声・・・
別人としか思えない!!

「キョーコ。明日は何時まで仕事?」
「えっと、明日は21時までです。・・・って今朝も言いませんでした?」
「ん?言ってくれたよ?ただ、小首を傾げながら答えてくれるキョーコがかわいくて何度でも聞きたくなっちゃうんだ。」
「あの・・・・そう言う敦賀さんがカッコよすぎて、私の心臓、壊れそうなんですけど・・・」
「俺もキョーコがかわいすぎてどうにかなりそうだ。」
「うれしい。敦賀さんにかわいいって言ってもらえるとうれしくて涙が出そうになります。」
「俺もキョーコがそばにいてくれるだけで、うれしくて言葉が見つからなくなる。」
「うふっ。敦賀さん、だーいすき。」
「俺も大好きだよ。キョーコしか愛せないんだ。・・・ねえ、キョーコ。」
「はい?」
「抱きしめても、いい?」
「はい・・・あの・・・ぎゅうってしてください。」
「うん。ほら・・・ぎゅー・・・」
「ふふふ。敦賀さんにもぎゅうぅぅ。」


おい・・・・


「キョーコ、もっと強くぎゅーってしたいな。」
「もっともっと、ぎゅうってして欲しいです。」
「でも、これ以上強くぎゅーってしたらキョーコが壊れちゃいそうだ。」
「壊れたりしませんってば。でも、どうしても怖いって言うのなら・・・あの・・・」
「なに?」
「・・・その・・・ちゅうをして、ください・・・」
「いいの?」
「はい・・・」


チューだと・・・?
こいつら・・・


「挨拶のキスがいい?それとも・・・」
「それとも・・・のがいいです・・・」


それともって何なんだ?!


「くちびる・・・ぷっくりとなっちゃうかもね?」


腫れさすのか?!
こんなまっ昼間から?!


「敦賀さんになら・・・いい・・・です。」
「じゃあ、遠慮なく。・・・キョーコ、目を閉じて?」


ざぁぁぁぁぁ

す、砂が!
砂が口から!!

俺から吐き出される砂の音に2人とも気づき、いっせいに俺のほうへと視線を向けてきた。


「きゃっ。やだ!バカショーじゃない!ここで何してるのよ!」
「不破君、相変わらず暇そうだね。もしかしてノゾキ?」
「つーるーがー。お前、今、何をしようとしてた?!」
「何がって?見てわからないの?キョーコにディープキス。」
「ここをどこだと思ってんだ?!」
「どこってキョーコの楽屋。」
「なんでお前がいやがる?!」
「キョーコの恋人だから。」
「敦賀さん!こんなヤツの相手をイチイチしなくてもいいです!!バカショー、出て行ってよ!私、あんたに入っていいなんて言ってないわよ?!」
「お前、すっかり色ボケ女になりやがって!」
「なによ!スキャンダルまみれなアンタに言われたくないわよ!!」
「・・・・・ふぅぅぅぅ。・・・・・・キョ・オ・コ?ずいぶんとナカヨシ・・・だね?」
「!!」


なんだ?
いきなりものすごい冷気が!!
さ、寒い!!


「そんな奴と話しちゃダメ。今、キョーコが話していいのは俺だけだと思わない?」
「それもそうですね!!」


敦賀!
お前か?!
この異常現象を起こしやがったのは?!


「それと・・・さっきから呼び方・・・確かにここは仕事場だけど、今は休憩中でしかも2人きりだ。だから、ちゃんと“蓮”って呼んで?」
「れ、蓮?」
「はい。よくできました。」


目、目がくらむ・・・!
なんて神々しい笑顔なんだ!!←


「あの、蓮。お願いがあるの。」


キョーコ、お前この顔見て平気なのかよ?!


「お願い?」
「あの・・・今日も蓮の腕枕で寝たい・・・です。」


腕枕?!
今日も?!


「キョーコ、おま、いつからそんなふし・・・!ひぃ!」


なんで俺にはその凄まじく綺麗な(←)悪魔顔なんだよ!
地獄の使いにしか見えねー!


「クス。毎日、俺の腕枕で寝てくれなきゃ、俺が寂しいよ。」
「じゃあ。今日もよろしくお願いします。ふふ。それで、あの・・・いつも使ってるゲストルーム・・・なんですけど、蓮がおうちにいるときは使わなくてもいいですか?」


は?
まさか、こいつら一緒に暮らしてんのか?!


「もちろん。俺が泊まりの時も俺のベッドで寝ていいよ?」
「やだ・・・」
「なんで?」
「1人じゃ、あのベッド、大きすぎるから・・・さびしいの・・・」
「キョーコ、かわいい。」


ざぁぁぁぁぁぁぁ


ハッ!
また砂が!!
口ん中がジャリジャリして気持ち悪ぃ。


「私、わがまま、ですか?嫌ったりしませんか?」


ずっきゅーーん

なんだよ!
そんなかわいい顔したら押し倒したく・・・!!

ひぃぃぃぃぃぃぃ!!

また敦賀の冷気が!!
動けねえし、声も出せねえ!!


「どうやって俺がキョーコを嫌いになるの?そんなこと考えられない。1秒ごとにキョーコへの愛情が増すだけだ。こんなに俺を夢中にさせるのはキョーコしかいない。」
「蓮。私、蓮にしか甘えられないの。あなたしか、私のすべてを包み込んでくれる人はいないから。」
「もっと甘えて?俺にだけ、甘えん坊なキョーコを見せて?」
「はい!でも、蓮も私に甘えてくださいね?」
「もちろん。俺はキョーコ依存症だからね。たくさん甘えるよ?甘えん坊な俺をキョーコにだけ見せてあげる。」
「うふふ♪私だけが知ってる“蓮”のかわいいところですね!」
「クス。そうだよ。それでね、キョーコ。俺からも1つお願いしてもいい?」
「ええ!」
「この左手の薬指。俺の為に空けておいてくれないかな?ちゅっ。」


薬指に指輪・・・だと?!
その指は俺のだ――!!


「今のキスは結婚の予約の予約。つまりエンゲージリングをはめる約束をさせてっていうこと。だってね、俺が結婚したいと思うのはキョーコだけなんだ。俺は今すぐにでも結婚したいくらいなんだよ?でも、キョーコは今仕事を楽しんでいるよね?だから、そろそろ結婚してもいいかなってキョーコが思えるまでは、俺は待つから。だから、キョーコが結婚してもいいって思うその時が来たら教えて?この指にエンゲージリングをはめるから。」
「蓮、ありがとう。私に返事をするチャンスをくれて。」
「ああ。前は失敗しちゃったからね。俺は2度もキョーコにさびしい思いをさせたくないんだ。それと、社さんの後ろに隠れるキョーコも見たくない。」
「クスクス。そんなこともありましたね。でも、本当に言葉にできないくらいうれしいです。」
「それで返事をくれる?」
「はい。私の旦那様になるのは蓮しかいません。ほかの人なんてありえない。」
「キョーコ、ありがとう。」
「それで、あとは指輪をはめてもらう時期なんですが・・・」
「俺の気持ちが変わるなんていうことは、絶対にないから安心してくれて平気だよ。だから、キョーコの今だって思う時で・・・」
「今だって思うのは・・・今、です。私は・・・今すぐ・・・がいいです。」


今すぐ?!
何言ってやがる!!
俺はまだ指輪を買ってねー!←


「いいの?キョーコ。今すぐで・・・」


ほら!
敦賀だって今すぐでいいのかって聞いてるじゃねえか!!


「今すぐがいいんです。一生蓮のそばにいてもいいっていう証が欲しいんです。」


だーーー!
ちょっと待て!!
お前の薬指には俺が指輪をはめるんだ!
敦賀にはめさせるな!!

っっっっっっ!!!

つーるーがーー!
お前、冷気のレベル上げたな?!
もうこれは冷気じゃなくて瘴気だぞ!!


「キョーコ、手を出して?」
「はい。」
「キョーコ。愛してるよ。君に永遠の愛を誓う。一生君を守り続ける。だから、ずっと俺のそばいて欲しい。」
「蓮。私も愛しています。私もあなたに永遠の愛を誓います。あなたの安らげる場所に私はなりたい。」
「キョーコ。」
「蓮・・・」


ちゅううううううう・・・・・・・・



はあああああ。

なんなんだ?これ・・・
俺はいつまでこれを見てりゃあいいんだ?

もう20分は経ってるぞ・・・

とことん濃厚なキスシーン・・・
しかも、キョーコと敦賀の・・・

ったく。
キョーコの奴、俺の前だと色気の欠片もねーくせに。
敦賀の前では恐ろしいくらい色気がありやがる。

チクショー・・・

縛られてるせいで文句も言えねー
砂を吐くこともできねー
この楽屋から出ることもできねー

拷・問だ・・・

なあ敦賀・・・
いい加減逃がしてくれねーか?




この続きはリーちゃん作幸せの理由をどうぞ





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蓮キョ愛捧げあい(応酬)シリーズ・目次① 
  6月中に完結した応酬コラボ&読み切り編の目次となります。
蓮キョ愛捧げあい(応酬)シリーズ・目次②
  7月時点で連載中の応酬コラボ&読み切り編の目次となります。

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蓮キョ愛捧げあい(応酬)シリーズ・目次① 【応酬コラボ連載中】 
蓮キョ愛捧げあい(応酬)シリーズ・目次② 【応酬コラボ完結編】
蓮キョ愛捧げあい(応酬)シリーズ・目次③ 【読み切り編】