準々決勝・準決勝が終わりました。
Ｃ・ロナの一撃でチェコを沈めたポルトガルと、
落ち着いたボール廻しでフランスに勝ったスペイン。
ポルトガルは、スペインのパス廻しに対し、
しっかりとしたプレスをかけて、パスを分断していった。
決定機はポルトガルのほうが多かった。
でも、スペインも中盤からの分厚いディフェンスで対応。
この試合は、両者持ち味を出し切れず、ＰＫ戦での決着。
スペインが辛くも勝利を手にした。
ゲームを支配し続け、ギリシャに快勝したドイツと、
イングランドとの延長・ＰＫ戦を戦い抜いたイタリア。
下馬評はドイツ有利だったけど、イタリアが前半に２得点。
ドイツは苦境に立ってから、うまく組み立てができなかった。
何度もゴールを脅かすが、イタリア守備陣の壁と、
ゴール前のブッフォンの壁は分厚かった。
公式戦でイタリアに勝ったことがないドイツは、
またしても、青い壁を超えることができなかった。
決勝は、スペイン×イタリア。
イニエスタやシャビなど、主力選手に疲労の色が目立ってきたが、
スペインが自分達のサッカーを貫き通して連覇するのか。
従来の守備重視から、攻撃重視に変革を遂げている、
逆境に強いイタリアが栄冠をてにするのか。
グループリーグ初戦は、１－１引き分け。
さて、どちらがヨーロッパＮｏ.１となるのか。
いよいよ７月１日、キックオフ！！